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尾牙及び年終奨金
年終奨金
会社は納税を済ませてから余剰分を社員に「年終奨金」として支払います。(実際に税金をどれくらい支払うのか決まったあとで奨金が決まります。)奨金の支払金額が決まると会社のボスは社員や会社がお世話になった人たちを招いて「尾牙」忘年会を行います。
「尾牙」とは変わった名称です。
古代人々の交易は定めた日にのみ行いました。1日とか15日に市を行い交易をしたのです。それ以外の日には交易をしては許されていませんでした。人々は年に数度しかない交易に先立ち巧い商売ができますようにとお祈りをしました。これが互市です。
象形文字は何時の間にか文字化けして牙市となりました。古代文字の牙と互は十分に似ています。
そこで年最後の市を行う前の祭儀は尾牙と呼ばれるようになりました。尾牙では祭壇にさまざまな食品を捧げます。祈祷がおわると祈祷に使った羊や豚等の食品を料理して普段食べられないご馳走を食べます。これが年の最後の商売に起因したご馳走、尾牙です。今では毎日商売していますが尾牙の習慣だけが残りました。
現在の尾牙ではやはりご馳走を食べます。また主催会社の関係会社が景品をもって駆けつけるのです。景品は皆の前で公正にくじ引きをして配ります。景品は主催者により何等賞かが決められます。横に小さくスポンサーの名前がでるので安い景品を持って行くわけには行きません。
抽選では人前にでるのが苦手な人もこの時ばかりは衆人の前にて景品を受け取り喜びます。みなは当籤した人が喜んだ姿を見るのが大好きです。(自分があたらなくても喜んで興奮した顔をみていっしょに興奮します。)
冷蔵庫やテレビ、時には車があたるのですから興奮します。最大のくじ引きイベントが終わると次は表演です巨大企業は芸人を呼んで大賑わいです。小さい企業でも大賑わい、いずれも美味しい食事がでます。後は2―3次会があり夜明けまで尾牙は継続します。なんせ年終奨金をもらったのですから皆気前が良いのです。
昔は尾牙で来年解雇される人の発表がありました。この方には鳥の頭が向けられ主賓となり最後の晩餐となるのでした。(中華料理は円卓の12人が基本で真中に料理をおいて皆で食べます。まず主賓に鳥の頭や魚の頭を向けます。)以前尾牙の主賓は解雇される人です。鳥の頭が向けられると「ご苦労様、来年はもう来なくて良いよ。」というわけです。尾牙は暗い行事でしたが現在ではそんなこともなくなり明るく楽しい行事となっています。
どのボスも年末になると頭が痛いようです。年末の年終奨金を支払わなければなりません。尾牙も用意しなければなりません。年終奨金が少ないと社員は他の会社に移籍してしまいます。社員はお正月に使うお金を期待しています。ボーナスを見越して海外旅行を予約しているかもしれません。
(ボスのドアの前に旅行のパンフレットを張りました.気がついてくれるでしょうか?)
民国88年 業種別終年奨金の月数が以下です。
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| 軍人、教員、公務員 |
1.5
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| 化学: |
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| 台湾プラスチック |
4-4.5
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| 国喬 |
2-3
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| 海運 |
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| 陽明 |
2
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| 百貨 |
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| 太平洋ソゴウ |
2
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| 中興デパート |
1.4-1.8
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| ファミリーマート |
2
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| 自動車 平均 |
3-4
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| 航空 平均 |
1 |
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| メディア平均 |
2 |
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| 通信 |
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| 中華電信 |
4.6
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NTT相当の銅線保有会社 |
| 乏亜電信 |
6 |
新興形態電話 |
| 東伝 |
4.4
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at&tと台湾の合弁 |
| 台湾大兄大 |
4-4.5
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旧太平洋電信 |
台湾の航空業界は年終奨金が低い業界になりました。中華航空は事故が続いて2年奨金はありません。事故を起こした責任を表明し喪を行っているのです。今年は様子を伺いまだ決まりません。また、企業の業績が悪いと年終奨金はありません。
公務員は地震復興を援助するとの名目で抑えられています。
飛躍的に伸びている通信(携帯電話)は大きな配当です。
百貨店、便利商店(コンビニ)はまずまずの成績です。
自動車会社のボーナスも多くなってきています。各国からの輸入も盛んです。韓国メジャーは軒並み台湾仕様を作り進出しています。台湾での車会社の上位は全部日系です。豊田、裕隆、三菱、鈴木、大發、松田、富士、日産系の裕隆汽車はマーチが良く売れ昨年は17ヶ月のボーナスでしたが今年はそれほどでもありません.(キィテーのマーチは良く売れたのに。)
台湾ではボーナスが出るとほとんど使ってしまう人が多いのす、海外旅行や買い物をしたりします。年節には新しい服や靴や下着を身に付けます。女の人は赤い下着を着ます。年節は特別な日です。年末は年節に備えて最大の購買時期です。車と家は年末を狙い大安売りです。今がチャンスです。お正月に東京や北海道、京都、大阪に行く私たちが多いのですが、台湾のお正月は2月で日本と違った観光シーズンです。季節はずれな台湾の旅行者の事どうかご理解ください。
日本は2度ボーナスがあるとの事、うらやましいです。台湾は1度だけです。この次にはお正月の遊びや食べ物を書きたいと思います。
By Yi-Fen Hsieh
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謝怡芬
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