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ウミホタル | ||||||||
| 昔、蛍雪時代という学習雑誌がありました。蛍の光や雪あかりで勉強することです。実際、そんなことがあるのかと思っていました。しかし、ウミホタルを手にとって発光させると確かに文字が読めるくらいの明るさに発光しますし、その青白く柔らかい光は幻想的でもありました。そんな、自然の生きた芸術品は、海水が汚染されていない、また川からの淡水や生活排水がないところにしか生息できません。ウミホタルも、また、海洋汚染のバロメーターなのです。 | |||||||||
| ウミホタルとは 分類学的には、節足動物門甲殻綱ミオドコーパ目ウミホタル科です。ミジンコと同じ仲間ですが、2枚の透明なカラに覆われています。大きさは、雌のほうがやや大きく3ミリ程度です。 生息地は、青森県から沖縄県までの太平洋岸です。川の水の流入の少ない、波の静かな内湾の砂の中に潜っています。夜になると砂の中から出てきて魚などの死がいやゴカイを食べると言われていますが、詳しくはわかっていません。館山湾は関東地方で数少ない大生息地で、年間を通して見ることができます。なお、夜光虫は原生動物であり、ウミホタルとは異なります。 |
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| 左のひとまわり大きい方がメス。一番右の写真はメスが抱卵している写真。
(写真提供 東北大学大学院 理学研究科・若山典央氏)なお、同氏から提供していただいた解剖図はこちら。 |
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発光のしくみ ウミホタル・ルシフェリンとルシフェラーゼという酵素を海水に放出することによって発光します。威嚇のためとか仲間への危険信号であるとか、また求愛行動とか言われていますが正確な理由はわかっていません。 手のひらにウミホタルを掬い、軽くこすってやると、一斉に青白い光を放ちます。その時間は2〜3秒でしょうか。結構、長く輝いています。 2000年7月20日午後9時手のひらに載せて撮影 |
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館山桟橋で採取した一匹を顕微鏡で撮影しました。倍率は50倍です。 | ||||||||