今はなき韓国のナロー・水仁線
 今から5年ほど前まで、ソウルの郊外の水原(スウォン)から漢大前(ハンデアプ)までの間を走るローカル線がありました。水仁線と呼ばれたこの路線は狭い軌道が採用され、ここで使われた車両もこじんまりとしたものでした。日本でもかつてはこういったナローな鉄道は全国各地で見かけたものでしたが、現在では三重県にある近鉄の内部線や北勢線ぐらいしかありません。

 
私が行ったのは1995年の8月で、すでに末期の頃でしたが、中間駅はもちろん無人で駅舎を始めぼろぼろな状態でした。また走行中は横揺れも激しく、「脱線するんじゃないか」と思うくらいでした。

 結局この年の暮れにこの路線は廃止となってしまいましたが、韓国でも都市部を中心に訪れる近代化の波は例外ではなく、こういった古きよき乗り物も過去のものとなりました。


水仁線の起点・水原駅。ソウルからは電鉄(地下鉄1号線)が連絡していてどことなく大宮や取手といった感じです。
水仁線で使われていたディーゼルカー。とにかく車幅が狭い・・・(^_^;)。水原を出てしばらくするとスピードを出して走っていたが、線路の状況が悪かったのか、とにかく揺れた(^_^;)(^_^;)。中間駅は荒れ放題で、長いこと整備されていない感じ。結局廃止まであの状況だったと思われる。
ディーゼルカーの側面のサボ。車内も外観もほんとぼろぼろ。おそらく廃止までこのまんま走ってたんでしょうねえ(^_^;)。
終点の漢大前駅にて。奥は電鉄線のホームで無論電化している。今はこのホームはどうなんでしょうか?残っているのかな?
漢大前駅に到着したディーゼルカー。この写真を見るととにかく線路の幅が狭いことがわかる。
漢大前駅の駅舎。日本でも見られる橋上駅舎。
この時使用した乗車券。一応硬券です。
縦長の車内補充券