「また一緒に飛ぼうぜ」
別れ際の約束
返事はなかったけれど
あいつは微かに笑った
★★★
誰かの嗚咽が聞こえた
どこかの部隊が全滅したという報せ
「また会おうって、言ったじゃねーかっ」
破られた約束
叩きつけられる拳の音
珍しくもない光景に
ただ心が痛んだ
★★★
約束事なんかここでは無意味だ
それを知るのにたいした時間はかからなかった
学生時代には容易く叶えられると
そう思ったことが
ひどく困難なことだと気づかされた
★★★
あの時
別れの日
答えが返らなかったのは
それが叶えられないと知っていたからか
それとも・・・
答えることで
傷つくことがあるとわかっていたからか
★★★
約束を違えるつもりなんかない
「一緒に飛ぶ」
ソラを
もう一度
できるはずだと
信じているから