伝統受け継ぐ農民歌舞伎
檜枝岐歌舞伎

 江戸時代から福島県檜枝岐村に伝わる「檜枝岐歌舞伎」は、江戸で歌舞伎を観劇した村人により伝えられたのが始まりといわれ、260年を超えて村人たちによって受け継がれてきた郷土芸能だ。

 5月12日の愛宕神祭礼では、国指定重要有形民俗文化財「檜枝岐の舞台」(舞殿)で奉納歌舞伎が上演された。

 人口700人ほどの小さな村に県内外から訪れた多くの観客は、村民でつくる千葉之家花駒座が演じる伝統の農村歌舞伎を堪能した。

 檜枝岐歌舞伎は、8月18日の鎮守神祭礼でも奉納されるほか、9月第1土曜日には檜枝岐歌舞伎の夕べとして上演される。

(平成21年5月28日掲載)


カメラスケッチ

上演を待つ国指定文化財の檜枝岐の舞台。地元では舞殿(まいでん)と呼ぶ

日が落ちるころ、舞台前には大勢の観客が詰めかける。席は先着順だ


  
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