◆ 佐世保港のミサイル追跡艦(Aug.'99)
おそらくは、北朝鮮が近日中に実験発射を行うと目される弾道ミサイル「テポドン2号」
の監視・情報収集のために、米海軍にも数少ないミサイル追跡艦が佐世保港に2隻も待機している。
以下の写真は、8月7日〜8日に佐世保港内で撮影した2艦の姿である。

佐世保基地に待機する2隻のミサイル追跡艦。
手前が「オブザベーション・アイランド」(T-AGM-23。17,015t。)。
奥の一回り小さな艦が「インヴィンシブル」。


「オブザベーション・アイランド」は、1956年にSLBM実験支援船
として建造中のマリナー型貨物船を改造し1隻のみが建造された。
1979年から、他国の弾道弾実験の情報収集任務に就いている。
搭載する弾道弾追跡システムは、「コブラ・ジュディ」である。

「インヴィンシブル」は、大洋に潜む潜水艦を遠距離から曳航ソナーで
監視する音響測定艦「ストルワート」級の1隻(T-AGOS-10)として建造された。
その後、冷戦終結に伴い予備役に編入されていたが、昨年('98)開発された
ばかりの新型の弾道弾追跡レーダーである「コブラ・ジェミニ」の試作品を搭載。
つい最近から弾道弾情報収集任務に就いているが、詳細な情報は未着。