第5作 『望郷篇』
上等、上等、あったかい味噌汁さえありゃ充分よ。
あとはおしんこと海苔と鱈子(タラコ)一腹ね、
辛子のきいた納豆、これにはね、生ねぎを細かく刻んでたっぷり入れてくれよ、
あとは塩昆布に生卵でもそえてくれりゃ、もう何もいらねえよ、おばちゃん。
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第1作 『男はつらいよ』
な、さくら、ホテルなんて英語にいちいち驚いてちゃいけねえよ、
当節はちょいとした連れ込み旅館だって みんな生意気にホテルだ。
ホテルなんかにおどかされてたまるもんか! (さくらの見合いはホテルで行われた)
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第37作 『幸福の青い鳥』
幸せな男がビールとダンゴ一緒に食うかい。
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第16作 『葛飾立志篇』
博 いいですか、勉強をして眼が悪くなって、その結果、眼鏡をかけるんですよ。
眼鏡をかけたからって勉強したことにはなりませんよ。
寅 気分だって言っているんだ。気分から入るんだからさ。ね、新しい褌(フンドシ)をつければ
体だってキリッとするじゃないか。
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第34作 『寅次郎真実一路』
博 自分の醜さに苦しむ人間は、もう醜くはありません。
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第10作 『寅次郎夢枕』
御前様 竜造さん、人が誉め合うということはこれは実に良いことだね、
お互いに誉め合わなきゃいけない、
誉め合ってこそ人間は少しずつ向上してゆくんじゃないかな。
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第5作 『純情篇』
よお! 何だ、お前・・・・
まだ生きてんのか・・・・いやだねえ。
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第28作 『寅次郎紙風船』
寅の小学時代の同窓生(東八郎)、酔った寅に「ケチなクリーニング屋」とくさされて…
――いいか寅、俺にだってお得意がいるんだよ、お得意が。
俺が洗ったシーツじゃなきゃ困る、俺がアイロンかけたワイシャツじゃなきゃ嫌だ――
そう言ってくれる人が何人もいるんだよ。
商売っていうのはそういうものなんだ。
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第15作 『寅次郎相合い傘』
そうそう、俺なんか定年ありゃしねえ。
あれはどうやったらいいんだ、区役所に申請すんのか?
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第2作 『続男はつらいよ』
恩師・散歩先生(東野英治郎)
俺が我慢ならんことは、お前なんかより少しばかり頭がよいばかりに、お前なんかの何倍もの悪いことをしている奴がウジャウジャいることだ……。
こいつは許せん、実に許せん馬鹿どもだ、寅。
寅 私より馬鹿がおりますか。
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