川崎P-1(P-X)
《シリアルナンバー》
《実機について》
P-1(P-X)はP-3Cの後継機として2001年11月に川崎重工(KHI)を主契約社として開発がスタートしたターボファン4発の対潜哨戒機です。C-1の後継機となる航空自衛隊の戦術輸送機C-Xと同時に開発し、パーツや生産治具を共用することで開発費や生産費の低減を図っています。なお、本機では搭載するターボファンエンジンも国産で、石川島播磨重工業(IHI)製F7-10を採用しています。
当初予定では試作1号機は2007年3月にロールアウト、同年夏頃に初飛行の予定でしたが、ロールアウト直前の2月に製造に使用したアメリカ製リベットの強度不足が判明したため、ロールアウトは延期されました。その後必要な措置を行って機体強度の問題点を解消し、改めて2007年7月4日にロールアウト、9月28に初飛行に成功しました。
なお、(財)日本航空機開発協会(JACD)ではC-X/P-Xを100〜150席クラスの民間旅客機に転用するための開発調査を行っています。
《自衛隊での使用状況》
試作1号機は2008年8月29日に海上自衛隊に引き渡され、引き渡し後は第51航空隊で各種試験が行われることになっています。量産機の予算要求は2008年度に行われ、現在の中期防衛力整備計画(2005年度〜2009年度対象)で調達予定の4機を一括で調達する予定になっています。最終的にはP-3Cすべてを代替しますが、P-3Cより航続距離や連続哨戒時間が向上しているため70機程度の調達になる見込みです。
《性能諸元》
| P-1(P-X) (一部推定) |
| 全幅 | 35m |
| 全長 | 38m |
| 全高 | 12m |
| 最大離陸重量 | 80,000kg |
| 発動機 | 石川島播磨重工業F7-10 ターボファン×4 |
| 推力 | 約8,000kg(1基) |
| 巡航速度 | 830km/h |
| 航続距離 | 8,000km |
《配備部隊》
《キット》

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