レイセオン・ビーチLR-2
《シリアルナンバー》
LR-2
 | 23051/23056 | 2005年2月現在 |
《実機について》
ルーツはビーチクラフト社(現・レイセオン航空機コーポレート・アフェアーズ部門)のレシプロ双発ビジネス機モデル50ツインボナンザで、原型は1949年11月15日に初飛行しています。その後胴体を新設計したモデル65、エンジンをパワーアップしたモデル80、エンジンをターボプロップ双発にし胴体を与圧構造にしたモデル90、胴体をストレッチしエンジンをパワーアップしたモデル100、主尾翼を改設計してT尾翼にしさらにエンジンをパワーアップしたモデル200、主翼を大型化しますますエンジンをパワーアップしたモデル300と発展してきました。モデル350キングエア(1996年以降“スーパー”の呼称を廃止)は1989年に発表された最新型で、さらに胴体をストレッチし主翼端にウィングレットを装備したタイプです。
《自衛隊での使用状況》
陸上自衛隊ではLR-1連絡/偵察機の後継機として、モデル350をLR-2として1996年に採用しました。LR-2は胴体下面に取り外し可能な偵察カメラのフェアリングを設け、それに伴い尾部下面に2枚のスタビライザーが設置されています。最初の2機は1997年度予算で発注され、1998年7月に日本に到着、改修を受けた後1999年1月22日に陸上自衛隊に引き渡されました。2005年2月現在で6機が引き渡されています。今後の納入予定は2009年度に1機(2008年度発注分)となっており、最終的には17機程度が調達される予定になっています。
なお、このほか民間型のモデル350が1機購入され、航空学校霞ヶ浦校にて整備用機材として使用されています。この機体には23050のシリアルナンバーが与えられています。
《性能諸元》
| LR-2 |
| 全幅 | 17.65m |
| 全長 | 14.22m |
| 全高 | 4.37m |
| 主翼面積 | 28.8u |
| 運用重量 | 4,130kg |
| 最大離陸重量 | 6,780kg |
| 発動機 | プラット&ホイットニー・カナダPT6A-60A ターボプロップ×2 |
| 出力 | 1,050shp(1基) |
| 最大速度 | 576km/h |
| 巡航速度 | 445km/h |
| 実用上昇限度 | 35,000ft |
| 海面上昇率 | 2,700ft/min |
| 飛行航続距離 | 3,300km |
| 乗員 | 2+8名(最大) |
《配備部隊》
| 部隊名 | 上位組織 |
| 北部方面航空隊本部付隊[N] | 北部方面航空隊 |
| 西部方面航空隊本部付隊[W] | 西部方面航空隊 |
| (本部管理中隊飛行班[IHB]→)連絡偵察飛行隊[LR] | 第1ヘリコプター団 |
| 第101飛行隊[IB] | 第1混成団 |
| 明野本校[S] | 航空学校 |
| 1号機は航空学校明野本校の所属ですが、航空学校宇都宮分校(2002年4月より宇都宮校)で運用試験を行う関係で機体には「SU」のレターが書かれています。2006年3月27日には第1ヘリコプター団本部管理中隊飛行班が連絡偵察飛行隊に改編され、連絡偵察機の本州における集中運用を開始しました。これに伴い東北・東部・中部の各方面飛行隊本部付隊に所属していたLR-1/-2は全機が連絡偵察飛行隊に配置換えされています。 |
《部隊マーク》
第1ヘリコプター団本部管理中隊飛行班→連絡偵察飛行隊
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| 制定 | 不明(LR-1時代) |
| 図柄 | 白で所在駐屯地を示す「KISARAZU」の文字と鷲の頭、その下に黄の翼をデザインしたマーク
| | 記入位置 | 垂直尾翼
| | このマークはLR-1から引き継いだものです。
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《キット》
| 1/72 |
RVHP | ビーチ350
 | チェコ製のレジンキット。海保のビーチB300(ビーチ350)のキット化ですが、小改造で陸自機にできると思います。風防はバQ、胴体窓は透明レジン、脚柱はホワイトメタル製です。 |
| 1/700 | フォーサイト (バン・モデリング) | ビーチ350 | ホワイトメタル製、2機セット。海上保安庁巡視艇PL-05「はかた」などのレジンキットにも付属しています。もちろん海保のビーチB300のキット化ですが、LR-2と外形はほぼ同じなので塗装のみで陸自機にできます。
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《デカール》
 
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