レイセオン・ビーチ(ビーチクラフト)T-400

《シリアルナンバー》

T-400
41-5051/5055 51-5056/5058 71-5059 01-5060
21-5061/5062 41-5063
2003年12月現在

《実機について》

 原型は三菱重工が開発したターボファン双発ビジネスジェットMU-300で、1978年8月29日に初飛行しました。1988年に製造権をアメリカのビーチクラフト社(現・レイセオン航空機コーポレート・アフェアーズ部門)が買い取ってビーチジェット400として製造・販売を続け、1990年には胴体を延長して最大9席とした400Aが発表されました。同じ年にアメリカ空軍が、同機の機体・降着装置の強度を増しバードストライク対策としてウィンドシールドと主尾翼前縁を強化したタイプをTTTS(給油・輸送機訓練システム)としてT-1Aジェイホークの名称で採用しています。

《自衛隊での使用状況》

 航空自衛隊では1991年8月に、輸送機、救難機などの多発機パイロット訓練用としてビーチジェット400AをT-400として採用しました。基本的にはアメリカ空軍のT-1Aに準じていますが、T-400ではINSとスラストリバーサを装備しています。1号機は1994年2月16日に納入され、2003年12月現在で12機が引き渡されています。今後は2003年度に1機(2002年度発注分、#063)と、他に今中期防期間内に1機の納入予定があります。

《性能諸元》

T-400
全幅13.25m
全長14.75m
全高4.25m
主翼面積22.43u
運用重量4,850kg
最大離陸重量7,320kg
発動機プラット&ホイットニー・カナダJT15D-5
ターボファン×2
推力1,330kg/1,381rpm(1基)
燃料容量740gal(機内)
最大速度M0.76(外部搭載なし)
巡航速度830km/h
実用上昇限度40,000ft
飛行航続距離3,150km
乗員2名+乗客9名(最大)

《配備部隊》

部隊名上位組織
飛行開発実験団
第41教育飛行隊第3輸送航空隊
当初は飛行開発実験団で運用試験が行われた後、全機が第41教育飛行隊に配備されています。

《部隊マーク》

臨時第41教育飛行隊→第41教育飛行隊
制定不明
(1994年7月29日に美保基地の第3輸送航空隊隷下に臨時第41教育飛行隊として編成、1995年6月1日に第41教育飛行隊として発足)
図柄部隊番号の「41」を青/赤でデザインしたマーク
飛行開発実験団
制定1964年7月(実験航空隊時代)、1989年3月10日(飛行開発実験団改編時)
図柄衝撃波と人工衛星の軌道を組み合わせたデザインの実験航空隊〜航空実験団の青いマークから「APW」の文字を消し、デザインが若干変更された飛行開発実験団のマーク

《キット》

キット化はされていません。