ボーイングCH-47J(CH-47J/J(LR))チヌーク

《シリアルナンバー》

CH-47JCH-47J
67-4471 77-4472 87-4473/4474 97-4475/4476
07-4477/4478 17-4479/4480 27-4481/4482
37-4483/4484 47-4485 87-4486
CH-47J(LR)
27-4487/4488 37-4489 47-4490 57-4491/4494
67-4495/4496 77-4497
2007年2月現在

《実機について》

 バートル社(後にボーイング・バートル社を経て現・ボーイング社)が開発したターボシャフト双発のタンデムローターヘリコプターで、アメリカ陸軍向けの試作機YHC-1B(HC-1Bは後にCH-47)は1961年9月21日に初飛行しています。1979年5月11日に初飛行したCH-47DはCH-47A〜Cを大幅に改設計したモデルで、エンジンとトランスミッションの強化、幅の広がった複合材製ローターブレードの採用、アビオニクスや油圧・電気系統の更新などが行われています。

《自衛隊での使用状況》

 日本では航空自衛隊と陸上自衛隊がCH-47Dを日本向けにアレンジしたCH-47Jを採用し、川崎重工でライセンス生産が行われました。なお、同じCH-47Jでも空自と陸自では装備品に若干の違いがあります。
 航空自衛隊では端末輸送ヘリコプターとして採用、1986年12月16日に1号機を受領し、1998年までに16機を装備しました。また、減耗予備機として1999年度から発注され2001年度以降に納入されている機体は、胴体両側のスポンソンタンクを大型化し機首に気象レーダーを搭載した性能向上型CH-47J(LR)(LR=Long Range、正式な呼称はCH-47Jのまま)で、2007年2月現在で11機が納入されています。
 今後の納入予定は、2008年度に1機(2006年度発注分)、2009年度に1機(2007年度発注分)、2010年度に1機(2008年度発注分)となっています。なお、1号機である67-4471は2001年10月29日に用途廃止になりました。

《性能諸元》

CH-47J
主回転翼直径18.2m,3枚羽根(前後とも)
胴体全幅2.21m
胴体全長15.54m
全高5.82m
キャビン長さ9.3m
運用重量12,200kg
最大離陸重量24,520kg
発動機ライカミングT55-L-712
ターボシャフト×2
出力3,000shp(1基)
燃料容量1,030gal(機内)
最大速度285km/h(外部搭載なし)
巡航速度255km/h
実用上昇限度9,400ft
海面上昇率1,700ft/min
飛行航続距離1,140km
乗員3名+55名(最大)

《配備部隊》

部隊名上位組織
三沢、入間、春日、那覇の各ヘリコプター空輸隊航空救難団
航空自衛隊でヘリコプターの運用実績があるのが航空救難団だけであるためここに配備したもので、CH-47JをSAR任務に使うわけではありません。

《部隊マーク》

三沢、入間、春日、那覇の各ヘリコプター空輸隊
制定1988年10月17日
図柄青地のエンブレムに黒で航空部隊を表す鷲、救助を表す手、リボンの中に「Air Rescue Wing」の文字を配した航空救難団のマークと、その下の枠に所属空輸隊名をローマ字で記入
記入位置後部ローターパイロン側面

《キット》

1/35 トランペッターCH-47D2006年1月に出たA型に続いて、6月にリリースされました。
1/45 オーロラ型式不明
(CH-47A?)
【絶版】
1/48 イタレリチヌークHC.1
(CH-47C)
2007年12月リリース。2006年9月にリリースされたACH-47Aのバリエーションキットですが、J型にするには改造が必要です。
ロバーツモデルズCH-47A/B【絶版】バキュームフォームキット。J型にするには改造が必要です。
1/72 ハセガワ/
モノグラム
CH-47J
【限定版】マッチボックスの箱・デカール替え。中身はCH-47Dなので少々手を加える必要があります。
イタレリCH-47C/D
現時点でのベストキット。
MH-47E
機首レドームと大型スポンソンタンクを装備した特殊作戦用チヌークです。CH-47J(LR)への改造ベースに最適。
エアフィックスCH-47C/D
2001年9月リリースの最新キットですが中身はイタレリです。
ドイツレベルCH-47C/Dマッチボックスの箱・デカール替え
MH-47E恐らくイタレリの箱・デカール替え。価格が鬼のように高いので手が出ません。
ヽ(`Д´)ノウワァァン!!
トランペッターCH-47D[2006年リリース予定、だったのですがまだ出ません(´・ω・`)]2008年3月にCH-47Aがリリースされました。きっともうすぐでせう。
マッチボックスチヌークHC.1
(CH-47D)
【絶版】イタレリにヒケを取らないいい出来。
メイントラックス型式不明【絶版】レジンキット
エアモデル型式不明【絶版】バキュームフォームキット
マッチボックスとイタレリのキットを比べた場合、出来はどちらかというとイタレリのほうがよさげですが、どちらを作るにせよJ型にするにはD型をベースに細かい装備品に手を加える必要があります。
1/144 ドイツレベルCH-47D2000年6月リリースの最新キット。「出来いいですよ!」(ノースポート店長・談)
ウェルシュモデルチヌークHC.1バキュームフォームキット。チヌークHC.1はCH-47Cに相当しますので、若干の改造を必要とします(Special Thanks to 大熊五郎さん)。
エフトイズ・
   コンフェクト
CH-47J
【限定版】番外編。2005年9月発売の『ヘリボーンコレクション2』のアイテムのひとつになっているものです。塗装済み完成品なので番外としましたが、前回同様プラキットと並べても遜色のない出来です。なお航空自衛隊バージョンはシークレットアイテムになっています。
タカラトミーCH-47J【限定版】番外編。2006年8月発売の『日本沈没【D1計画篇】』『同【D2計画篇】』のアイテムのひとつになっているものです。塗装済み完成品なので番外としましたが、プラキットと並べても遜色のない出来です。エフトイズと違いリアゲートが開閉可能で機内も再現されているほか、リアビューミラーやホイストのパーツも入っています。
1/350 ホワイトエンサイン
モデル
チヌークHC.1レジン製、ローターなどのエッチングパーツ付き。
1/700タミヤCH-47J輸送艦「おおすみ」「しもきた」のキットに付属。いちおう陸自型ですがもちろん塗装だけで空自型になります。
ピットロードCH-47J「現用艦船装備セットV」に付属。日の丸はデカールにありますがシリアルナンバーと部隊マークはありません。
ホワイトエンサイン
モデル
チヌークHC.1レジン製、ローターなどのエッチングパーツ付き。

《デカール》

1/72ハセガワ/モノグラムキット付属
【限定版】
CH-47J入間ヘリコプター空輸隊
[航空救難団]
1/144フライングパパス44M019CH-47J航空救難団
空輸隊名を表すネームプレートは入ってません。デカール自体はMDプリンターで印刷されたもので、赤や黄色あるいはグレーなどの中間色に網目が出ていますのでその点を承知した上で使いませう。ホビーセンターえんどうでのみ入手できます(通販可)。