川崎C-X

《シリアルナンバー》

C-X88-12012007年7月現在

《実機について》

 C-XC-1の後継機として2001年11月に川崎重工(KHI)を主契約社として開発がスタートしたターボファン双発の戦術輸送機です。P-3Cの後継機となる海上自衛隊の対潜哨戒機P-Xと同時に開発し、パーツや生産治具を共用することで開発費や生産費の低減を図っています。
 当初予定では試作1号機は2007年3月6日ロールアウト、同年夏頃に初飛行の予定でしたが、ロールアウト直前の2月に製造に使用したアメリカ製リベットの強度不足が判明したため、ロールアウトは延期されました。その後必要な措置を行って機体強度の問題点を解消し、改めて2007年7月4日にロールアウトしています。初飛行は9月中を予定していましたが、今度は強度試験中に機体の一部に不具合が見つかり、その対策のため初飛行は12月ごろにずれ込む見込みです。
 なお、KHIでは本機をベースにした民間向け貨物輸送機を、2012年の事業化を目指して開発することを表明しているほか、(財)日本航空機開発協会(JACD)ではC-X/P-Xを100〜150席クラスの民間旅客機に転用するための開発調査を行っています。

《自衛隊での使用状況》

 試作1号機は2008年3月31日に航空自衛隊に引き渡される予定で、引き渡し後は飛行開発実験団で各種試験が行われることになっています。量産1号機の予算要求は2008年度に行われる予定で、現在の中期防衛力整備計画(2005年度〜2009年度対象)では8機程度の調達が予定されていますが、最終的にはC-1すべてを代替するため20機以上の調達が見込まれています。また、今後YS-11EBの後継機としてELINT(電子測定)機への転用も検討されています。

《性能諸元》

C-X
全幅44.4m
全長43.9m
全高14.2m
主翼面積120.5u
キャビン寸法W4.0m×L16.0m×H4.0m
空虚重量60,800kg
最大離陸重量141,400kg
発動機ゼネラル・エレクトリックCF6-80C2
ターボファン×2
推力27,900kg(1基)
最大速度980km/h
飛行航続距離5,600km(最大燃料、ペイロード37,600kg)
乗員3名

《配備部隊》

まだ配備されていません。(^_^;)

《キット》

キット化はされていません。(^◇^;)