ロッキード・マーチンC-130Hハーキュリーズ
《シリアルナンバー》
C-130H
 | 35-1071/1072 45-1073/1074 75-1075/1078 85-1079/1080 95-1081/1083 05-1084/1085 75-1086 |
《実機について》
アメリカ空軍向けの原型機YC-130の初飛行は1954年8月23日ですが、ユーザーは世界65ヶ国以上、現在でも発展型C-130Jの生産が続いているという空前絶後の傑作ターボプロップ4発戦術輸送機です。高翼形式に太い胴体、後部に貨物の空中投下も可能なローディングランプ付き貨物ドア、胴体両側に主脚を収納するバルジという機体レイアウトは、航空自衛隊のC-1も含めたその後の戦術輸送機の規範となりました。なおイギリスではC-130HをハーキュリーズC.1という名称で使用しています。
《自衛隊での使用状況》
航空自衛隊ではC-46Dの後継機にC-1を採用したものの、その後アメリカから返還された沖縄や硫黄島など遠隔地への任務でその能力不足が取り沙汰され、1981年にC-130Hの採用を決定しました。1983年12月12日に受領した最初の2機は1984年3月14日に小牧基地に到着、以後1990年までに15機を受領し、1997年にさらに1機(75-1086)受領しています。なお、この#086はロッキード製C-130Hの最終号機です。
2000年初めには機体上面に衛星通信アンテナ(SATCOM)のフェアリングが増設する改修が行われることになり、1月に75-1078が改修(形状は当時の海上自衛隊のP-3Cと同様)されたのが確認されましたが、2機目は2005年11月になってようやく95-1083が改修(形状は現行のP-3Cと同様で、1機目より小型のもの)されました。また2002年からはIRAN時に自衛電子戦システムの搭載が開始され、改修初号機05-1084は2003年1月20日に改修後の初飛行を行っています。下方視界を得るために機首風防の下に2個並んでいる窓のうちひとつを潰した部分と、尾部のビーバーテイルにレーダー警報受信機のアンテナとセンサーが設置されたほか、増槽用パイロンの後部にはチャフ/フレアディスペンサーが増設されています。
2006年度予算にはC-130Hに対する空中給油/受油能力付加のための試改修費用が盛り込まれました。これはUH-60J救難ヘリコプターに対する空中給油態勢の整備と、輸送機としての能力(航続距離・貨物搭載量)の向上等を目的としています。2006年度は受油口(空中給油リセプタクル)や燃料配管の追加、操縦席への給油ポッド制御パネルの追加などを行いますが、着脱式の胴体内増加タンクの設置と両翼下の空中給油ポッドの搭載は2007年度以降に予算要求することにしています。
《性能諸元》
| C-130H |
| 全幅 | 40.42m |
| 全長 | 29.78m |
| 全高 | 11.65m |
| 主翼面積 | 162.1u |
| キャビン寸法 | W3.12m×L12.5m×H2.81m |
| 運用重量 | 34,362kg |
| 最大離陸重量 | 79,360kg |
| 発動機 | アリソンT56-A-15 ターボプロップ×4 |
| 出力 | 4,591shp/13,820rpm(1基) |
| 燃料容量 | 9,620gal(6,820gal(機内)+1,400gal×2(増加タンク)) |
| 最大速度 | 580km/h |
| 巡航速度 | 550km/h |
| 実用上昇限度 | 42,000ft |
| 海面上昇率 | 2,900ft/min |
| 飛行航続距離 | 7,800km |
| 乗員 | 4名+兵員92名 |
《配備部隊》
| 部隊名 | 上位組織
|
| 第401飛行隊 | 輸送航空団第1輸送航空隊→第1輸送航空隊 |
| 配備当初から全機がここに配備されています。 |
《部隊マーク》
第401飛行隊 |
| 制定 | 1978年8月11日 |
| 図柄 | 青い「1」をバックに赤で小牧基地にちなんだシャチホコを日本地図風にデザインした第1輸送航空隊のマーク |
《キット》
| 1/48 |
イタレリ | C-130H |
| 1/72 |
イタレリ | C-130H |
| エッシー | C-130H | 【絶版】 |
| 1/140 |
レベル モノグラム | C-130H | 元レベルのキット。箱の表記はもちろん1/144。(^_^;) |
ハセガワ/ モノグラム | C-130H | 【限定版】レベルモノグラムの箱・デカール替え。こちらも箱の表記は1/144です。下記の2種類のパッケージがリリースされています。
●通常版
●記念塗装機 |
| 1/144 |
ミニクラフト | C-130 | AC-130HとHC-130H(USCG)からのリリースになりますが、C-130Hもいずれ出ることでせう。せっかくの新キットなのに、価格が高い上に機首があまり似ていないのが残念。 |
| 1/200 |
ハセガワ | C-130H
 | 小粒ながらプロポーションは良好、ただし一部合いの悪いパーツがあります。
【限定版キット】
●記念塗装機
●航空自衛隊2004スペシャル(2機セット) (尾翼を白く塗ったUN塗装とイラクに派遣された青ハークのデカール入り)
|
| 1/350 |
ホワイト エンサイン モデル | ハーキュリーズ C.1 | レジン製、プロペラなどのエッチングパーツ付き。 |
| 1/700 |
ピットロード | C-130H | 「デザート・シールド1」 及び「ザ・ウエストウイングス1」(中身は同じ)に付属。日の丸はデカールにありますがシリアルナンバーと部隊マークはありません。胴体がAC-130Hと共通なので、左側面から突き出た機関砲などを削り取る必要があります。 |
《デカール》
| 1/72 |
フライングパパス | 72M003 | C-130H | 第401飛行隊 [第1輸送航空隊] | |
| 72M212 | C-130H | 第401飛行隊 [第1輸送航空隊] | イラク派遣 機塗装 |
| デカール自体はMDプリンターで印刷されたもので、赤や黄色あるいはグレーなどの中間色に網目が出ていますのでその点を承知した上で使いませう。ホビーセンターえんどうでのみ入手できます(通販可)。 |
| 1/140 |
ハセガワ/モノグラム | キット付属 【限定版】 | C-130H | 第401飛行隊 [第1輸送航空隊] | |
| 1/144 |
フライングパパス |
44M212 | C-130H | 第401飛行隊 [第1輸送航空隊] | イラク派遣 機塗装 |
| デカール自体はMDプリンターで印刷されたもので、赤や黄色あるいはグレーなどの中間色に網目が出ていますのでその点を承知した上で使いませう。ホビーセンターえんどうでのみ入手できます(通販可)。 |
| 1/200 |
ハセガワ | キット付属 | C-130H | 第401飛行隊 [第1輸送航空隊] | |
| フライングパパス |
20M001 | C-130H | 第401飛行隊 [第1輸送航空隊] | イラク派遣 機塗装 |
| デカール自体はMDプリンターで印刷されたもので、赤や黄色あるいはグレーなどの中間色に網目が出ていますのでその点を承知した上で使いませう。ホビーセンターえんどうでのみ入手できます(通販可)。 |
 
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