| 自己紹介 |
| 【正月の迎え方】 |
子供の時は、親と一緒に浅草の観音さんにお参りに行くのが普通で帰りに不二家の 食堂で食事をするのが楽しみでした。 高校二年の冬休みに生まれて初めて長距離の一人旅をしたのですが、新宿から松本 日本海に抜け富山で家に連絡を取り呼び戻され福井、京都で大晦日を迎えましたそ の前日に京都駅のガード下で野宿になりましたが、その時から道を踏み外していた 様です。 大学ではヨットのサークルに入り四年の内三年は年越しクルージングで下田に行っ たりしていました、川沿いのヨットだまりでやはり同じ事を考えでやってきたヨッ トにもやいを取らせてもらい、正月になるとプァーとフォグホーンを鳴らしまくり 下田神社に初詣に行きました。 有る年の大晦日、しこたま酔っぱらって岸壁に渡れず海に落ちてしまった時は流石 に風邪をひきました。 しかし、社会人になれば普通はまともになる物なのでしょうが、私の場合金が入り 行動力が付いてくると正月の迎え方はどんどんおかしくなるばかりでしかもいつも 一人です。 ●イギリスのエジンバラからイタリアのローマまで自転車旅行をしているうちアイ ンシュタインの故郷と言われるドイツのウルム市にあるユースホステルで年明け になった。 ●中国の景徳鎮から上海に自転車旅行をしているうちに杭州のそばの小さな街の安 宿で年を明かした。 ●北上川をカヌーで川下りをしていて、花巻市あたりの中州にテントを張って。 ●ロサンゼルスからニューヨークまでバスを乗り継ぎながら旅行をしているときオ クラホマシティのバスターミナルでバスを待っているうちに。 ●アラスカのフェアバンクスの路上でタクシーをつかまえようとしているうちに。 ●南アルプスの鳳凰三山を縦走中吹雪で動きが取れなくなってしまいテントを張っ て停滞しているうちに。 ●オートバイにスパイクタイヤをはかせ北海道をツーリング中宗谷岬のバス停の小 屋の中で、同じ事を考えてやってきた10人ほどのライダーと2人のサイクリス トと宴会をしているうち。 ●北海道、函館にある函館山ロープーウェーの麓駅の階段の裏で、凍結防止の塩化 ナトリウムの袋を枕にして。 ●台湾の台東市の駅前の安宿。 ●中国吉林省長春市の安ホテル。 ●岡山県赤穂市の大石蔵之助神社の側の公園の東屋で、この時の冷え込みが厳しく しかも道具を持っていなかったので流石に眠れず朝まで駅前のコンビニで立ち読 みをしていました。 ●そして今年は中国貴州省の凱里という街のホテルで部屋代の値引き交渉をしてい るうちに年が明けてしまいました。 こんな事ばかりしているとろくな死に方をしないのではないかと思うのですが、理 想としては新宿の中村屋にあるルパと言う食堂でカレーを待っているうちに死ぬの が寂しくなくていいです、一番いやなのは冬の海でどざえもんになることです。 2000年2月22日 ■日常茶飯事 ■表紙 |