2001.冬 JR北陸・中部日本の旅             トップページへ

 世界的にも国内的にも今年も大きな事件がありましたが、個人的には可もなくどちらかと言えば冴えない一年が終わろうとしています。
今年はどこにも旅に行ってないなぁと思っていたら新聞の折込にJRの青春18切符の広告が有り、前々から存在を知っていても使ったことが無かったこのチケットを利用して年も押し迫った12/23,24日、これといった目的地もなく早朝のJR篠山口駅、福知山行き6:45頃に乗りました。
 大阪方面にはよく利用する福知山線も福知山に向かうのは三四年間生きていても数えるほど、多分五回にも満たないと思います。それ故に車窓から見るすぐ近くの山南町との境にある渓谷美豊かな川代公園は新鮮に感じました。
 隣にはスポーツウエアの女子高生が一人ぽつねんと座っています。 気軽に声がかけられたらどんなにか旅も豊になるだろうと思いつつじろじろ見るわけにもいかないので明け初めし車窓の風景をボーと見ていたら福知山駅に着きました。

 乗り継ぎ時間を見ると舞鶴行きは相当待たなければならないので、それよりは待たなくていい園部行きの小編成の電車に乗り込む、ここでその後も度々見ることになった車内にバスのような整理券の有る赤いボックスを初めて見る。気になったが券が出る様子もなく機能はしていないようだった。 これに乗って京都から高山本線にでも乗ろうかなと思ったが、綾部まで来て舞鶴方面に行ける様なので降りる。ここでも乗り継ぎに30分ほど取られる、この切符は検札に見せると自由に出入りできるので時間まで外に出た、便利だ。 
 ただここまで来るのに相当時間が経っている、釣の帰りに時たま通る綾部の町並み、いわば近場だ、綾部で降りずその先の園部や亀岡迄は篠山からは距離にして30、40キロ、3時間近くかけて隣町に行き着くのも変な話である。 以前深夜の八木駅(園部、亀岡の間の町)に車で行ったことがあったが、車で行くと近いこの町も電車で行くと路線の関係上篠山口から¥1350位かかるのを見て不思議な感じがしたものだ。
 綾部からは見慣れた景色を東舞鶴まで、ここでも30分ほど待って敦賀行きの青い列車に乗る、対面座席はこじんまりしていて初めて見る車内だ。
何となくわくわくする。

東舞鶴発敦賀行き   高山本線車窓

 東舞鶴を出て暫く行った勢浜との駅の間の小さな山間で息鳴、雪景色になる。ここより若狭本郷迄は筏のチヌ釣などでよく行く所なので目新しさは無いが左手に日本海の眺めが楽しめる、只、右側に席を取ったために変哲も無い景色に重機などが置かれていてうんざり、そんな右手に1箇所手が付けられていない沼みたいな所が有って珍しい風景が有った。
 車内ゆえ余りラジオは入らないが、今日は高校駅伝があるので兵庫県勢の強いこの競技はとても楽しみだ、今やっているのは女子の部だが例年強い京都勢はどうやら冴えない様だ。
 海沿いでは雪景色は色あせていたが、内陸部の上中辺りになると10センチほど積雪している、この辺りでこれだから北陸地方はさぞや非日常の景色が楽しめるだろうと、何度も有ったシャッターチャンスを見送る、が、山間を抜けて敦賀に着いた頃は雪が消えていた、ここで終点、継ぎの普通列車迄時間が有るので、改札から出て駅前を見て廻る。  鮮魚店が有ったので見てみると今秋、父が福井県小浜に通って熱を上げていた「コウイカ」が並べられている、大型になるこのイカだが結構な値段がついている、父は20匹近く釣っていたが船代は還元しているなぁと感心.。
 敦賀といえば同じ篠山市でもこの地名を「するが」と発音する人がたまたま僕の周りに二人いた、単に静岡地方の湾と間違えていると思ったが、そうでもないらしい「つ」が「す」と間違えるような発音をする傾向があると思う、少数サンプルですが余談でした。
 北海道に行く新日本海フェリーの発着地でも有り、原発が隣接する敦賀、この街の全体図が示された掲示板を見ながらとりとめの無い事を思った。 駅前をぐるっと廻ってうどんを食べたら、福井行きの時間が来た。
 北陸本線には初めて乗るが、こんなに短く区割りされているとは知らなかった、急行なら青森まで乗りつづけられる「白鳥」なるモノも有るようだが、普通列車は〜福井〜金沢〜富山と1時間余程度ですぐ終点が訪れる、盲点だった、普通列車でも主用駅ではせいぜい10分ほど止まって同じ列車で青森まで行けると思っていたが、終点に着く度に乗り換えで30分以上待たされるのでその都度時間を持て余した。
 実は福井に向う途中で時間ばかりかかって地図上は余り進んでいないので、少々ウンザリしてきた、当初の予定では青森迄いくつもりだったのだが、富山から糸魚川に向った頃にはもうすっかり暮れてしまった.。
 帰りの事も考えて、途中の黒部駅で降りる、いずれ日本アルプスに登山に行きたいと思っているので黒部という響きに反応した。 こじんまりした駅前通をまっすぐ商店街に沿って歩く、昔の商家を想わせる土間仕様の店や物々しい屋根が歴史を感じさせる古物商店、でも人影はまばらで二人ぐらいしかすれ違わなかった。道が狭くなった所まで歩き引き返し富山地方鉄道の駅の近くのビジネスホテルに泊まる(¥5000余り)。
 翌朝〜 前夜、地方鉄道の駅で聞いた所によるとトロッコ列車は11/30日をもって季節運休している事を知ったので、やはり戻ることにする、 近くの菓子処で土産買い、今回の流動目的地を後にする。
 駅に着くと母娘連れが急いで切符買っているので俄かに慌てて富山行きの電車に乗る、ラッキーだった。
魚津、滑川と特徴有る名前の駅を過ぎて再び富山駅へ、高山線のホームで駅弁の西の横綱といわれる「ますのすし」を購入、昼には早いが車内で食す。
 平凡な沿線風景を少し走ると遠くに見えていた山間に入り、特徴有る風景が広がる、猪谷駅で乗り継ぎ、川に沿って線路は人家の無い山間部を縫うように進む、内陸に行くほど雪深くなり今回の一番の見所を走る、次の飛騨高山まで長らく乗り換えなくてすむので落ち着く事ができる、列車の旅はこうでなければと想う。
 しかし高山駅で今回一番長い乗り継ぎ時間を取られ3.4年ぶりに高山の町を歩く、観光地のタイプとしては篠山と似ているがこちらは遙に規模が大きい。 さて、漸く来た普通列車に一番に乗り込み美濃大田へ〜すっかり暗くなった頃に着き、名古屋行きを諦め〜米原迄、駅は大きいが町は小さいここで乗り継ぎ今までの普通列車とは雲泥のスピードの快速で早くも京都〜大阪へ、久しぶりの梅田は東京資本の大型家電量販店が出来てすっかり様相が変わっており、不便な日本橋に変わってここら辺りが電気街の新しい拠点になるなら便利だななどと思う。兵庫県民なら神戸だが、大阪の魅力には抗いがたい。〜1時間ぐらいで篠山へ、今年唯一の旅は僕の2001年度の様にこうしておわりました。
 
※残りのスタンプで東大阪近鉄花園ラグビー場へ神戸製鋼VSサントリー戦観戦(¥1500)と名古屋に行って来ました、途中見た昼間の伊吹山は壮観でした。日曜の名古屋駅前は意外に人通りが少なく、ここはやはり車の都市なんでしょうか。

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