2004/05/01
ウニの味らしいぞ
プリンに醤油を掛けるとウニの味がする……という話をお聞きになったことはあろうか。
今日、僕は、それを本当に実行する奴を見ました。
上野に竹弥(たけや)という、肉をはじめとした具材がとり放題のバイキング形式で、すき焼きとしゃぶしゃぶを喰わせる店がある。勿論、こういうところの常で、具材だけでなく、サラダバーの小さいのや、ご飯・みそ汁・カレー等、様々な食べ物が並んでいる。当然、デザートもいろいろと並んでいる。まあ普通っぽい値段で、そこそこいろんなものが食べられて、しかもメインディッシュがすき焼き&しゃぶしゃぶ。(&焼肉というのも最近はあるらしい。)上野駅の目の前と云う立地条件もあって、竹弥はわりと有名な店である。
今でこそ、30種類の肉と25種の寿司、その他32種類の食材と21種類のデザートみたいな、百種類を越えるバイキング式の、食い放題の焼肉屋などの店も多いが、十年ちょっと前の神北が始めて人にここを教えられた頃は、郊外の焼肉店はいざ知らず、上野の駅前なんて立地ではまだそういう種類の店は珍しかった。
当然そのころの神北と云えば、食い盛りの30をチョイと越えた頃。狂ったように喰い捲ったものだ。当時からこの竹弥には、すき焼きやしゃぶしゃぶの具材の他に、幾種類ものデザートが置いてあったが、そんなものには目もくれず、肉、肉、肉。飯、飯、飯。カロリー、カロリー、カロリーである。90分のタイム制ぎりぎり、70分目ごろに、そろそろデザートに移るか最後まで肉かと云う決断を迫られる時、即決で肉と飯を取りに行ったものである。(もちろん、その後滑り込みでデザートも食うのだが……。)
しかし、さすがに鉄の胃袋も四十の声を聞いて以降大人しくなり、最近ではめったに竹弥にも顔を出さなくなったのだが、今日、ちょっくら用事があって顔を会わせた、古市くんと、上野でメシを喰って話し込むことになって、神北が選んだ店がここだった。
古市くんとは昨年の日本SF大会T-con 2003 の仲間だが、実はお互いに出身県が同じと云う同郷者でもある。
いろいろ食って、ちょっと神北がホーッとしているところに、デザート置き場から古市くん帰還。片手にはプリン、ブッチンではないが、近いような奴。もう片手には、醤油の皿。
「試します」
「ん?」
「せっかくだから、例のアレ試します。醤油も取ってきました」
「お……おい」
「いやあ、こんな機会でもないと試さないから」
「こんな機会でも試すなよ〜」
「いや、やってみないと」
「やらずに済ませる勇気もあるぞ……」
スプーンをチロっと醤油に付けて、それでプリンをすくう。
「あっと、神北さん」
「ん?」
「これって、カラメル付けるものなんですかね。無しなんですかね?」
「知らんよ!」
結局付けずに一口……。
「ん、神北さん、こ、これは……これは違います、ウニじゃありません」
「そりゃそうだって、プリンだもん」
「でも、カラメルが入ると良いのかも」
「うんむむ。試す?」
「そりゃ、ここまで来たらもう……。む。これは!」
「どう?」
「これはこれで美味しいんですが、ウニとは違うものです!!」
「ああ〜……。さよケ……」
なんか、ちょっとホっとしている。
「おかしい、よく芸能人とかがテレビで「ウニそっくりだぁ〜」って云ってたのは、嘘だったのかぁ」
「じゃ、あとはあれだな。キュウリに蜂蜜だな・・・」
「それって何の味でしたっけ」
「メロンだってさ〜」
「へー」
しかし、天の恵みか悪魔の技か、有り難いことに、その場には、蜜を掛けるデザートも、サラダバーにキュウリもなかったのである。
ああ、よかった。
今日、僕は、それを本当に実行する奴を見ました。
上野に竹弥(たけや)という、肉をはじめとした具材がとり放題のバイキング形式で、すき焼きとしゃぶしゃぶを喰わせる店がある。勿論、こういうところの常で、具材だけでなく、サラダバーの小さいのや、ご飯・みそ汁・カレー等、様々な食べ物が並んでいる。当然、デザートもいろいろと並んでいる。まあ普通っぽい値段で、そこそこいろんなものが食べられて、しかもメインディッシュがすき焼き&しゃぶしゃぶ。(&焼肉というのも最近はあるらしい。)上野駅の目の前と云う立地条件もあって、竹弥はわりと有名な店である。
今でこそ、30種類の肉と25種の寿司、その他32種類の食材と21種類のデザートみたいな、百種類を越えるバイキング式の、食い放題の焼肉屋などの店も多いが、十年ちょっと前の神北が始めて人にここを教えられた頃は、郊外の焼肉店はいざ知らず、上野の駅前なんて立地ではまだそういう種類の店は珍しかった。
当然そのころの神北と云えば、食い盛りの30をチョイと越えた頃。狂ったように喰い捲ったものだ。当時からこの竹弥には、すき焼きやしゃぶしゃぶの具材の他に、幾種類ものデザートが置いてあったが、そんなものには目もくれず、肉、肉、肉。飯、飯、飯。カロリー、カロリー、カロリーである。90分のタイム制ぎりぎり、70分目ごろに、そろそろデザートに移るか最後まで肉かと云う決断を迫られる時、即決で肉と飯を取りに行ったものである。(もちろん、その後滑り込みでデザートも食うのだが……。)
しかし、さすがに鉄の胃袋も四十の声を聞いて以降大人しくなり、最近ではめったに竹弥にも顔を出さなくなったのだが、今日、ちょっくら用事があって顔を会わせた、古市くんと、上野でメシを喰って話し込むことになって、神北が選んだ店がここだった。
古市くんとは昨年の日本SF大会T-con 2003 の仲間だが、実はお互いに出身県が同じと云う同郷者でもある。
いろいろ食って、ちょっと神北がホーッとしているところに、デザート置き場から古市くん帰還。片手にはプリン、ブッチンではないが、近いような奴。もう片手には、醤油の皿。
「試します」
「ん?」
「せっかくだから、例のアレ試します。醤油も取ってきました」
「お……おい」
「いやあ、こんな機会でもないと試さないから」
「こんな機会でも試すなよ〜」
「いや、やってみないと」
「やらずに済ませる勇気もあるぞ……」
スプーンをチロっと醤油に付けて、それでプリンをすくう。
「あっと、神北さん」
「ん?」
「これって、カラメル付けるものなんですかね。無しなんですかね?」
「知らんよ!」
結局付けずに一口……。
「ん、神北さん、こ、これは……これは違います、ウニじゃありません」
「そりゃそうだって、プリンだもん」
「でも、カラメルが入ると良いのかも」
「うんむむ。試す?」
「そりゃ、ここまで来たらもう……。む。これは!」
「どう?」
「これはこれで美味しいんですが、ウニとは違うものです!!」
「ああ〜……。さよケ……」
なんか、ちょっとホっとしている。
「おかしい、よく芸能人とかがテレビで「ウニそっくりだぁ〜」って云ってたのは、嘘だったのかぁ」
「じゃ、あとはあれだな。キュウリに蜂蜜だな・・・」
「それって何の味でしたっけ」
「メロンだってさ〜」
「へー」
しかし、天の恵みか悪魔の技か、有り難いことに、その場には、蜜を掛けるデザートも、サラダバーにキュウリもなかったのである。
ああ、よかった。
2004/04/30
救い主は『イエスのビデオ』におわします……だぞ
『イエスのビデオ 上・下』アンドレアス・エシュバッハ/平井吉夫訳(早川書房 ハヤカワ文庫NV 各840円)
刊行から既に、一年と二ヵ月。いまごろまで掛けてゆっくり読んでいる奴は少ないかもしれないが、今日やっと、『イエスのビデオ』を読み終えた。ずーっとカバンの中に入っていた本だ。読むものがない時にたまに取り出して、ちろっと読んではまたしばらくカバンの中に入っていると云う、まあ、ローテーションの隙間を埋める本になっていたが、何が良いと一手、どこからどう読み継いでも面白いのだ。何段にも渡って張り巡らされた謎と、愛すべき登場人物たち。どこを取っても波瀾万丈。誰もが一癖も二癖もあり、最初から曝されているにも関わらずに最後の最後まで、事件の全容は判らない。
設定はバリバリのSFだが、テイストは冒険小説。SF的な謎解きが物語の大きな転機にならないから、SFというよりは冒険小説として売られたのだろうが、緊迫した丁々発止、幾重ものベールに隠された真実は、読者の前になかなか姿を現さない。
あなたがもし、長い時間飛行機に乗ることがあるなら、もしくは、長い旅の間、ちょっとずつの空き時間に本を読もうと思うなら、ボリュームと、謎と、アクションと、爽快感充分な本作を、とにかくお薦めしておく。
イスラエルの発掘現場で発見された二千年前の埋葬遺体には、近代になって開発されたアマルガム系の詰め物をした歯科治療跡があった。そして、副葬品には、ビニール袋に入れられた、未だ発売されていない新方式のSONYのビデオの解説書が収められていた……。
刊行から既に、一年と二ヵ月。いまごろまで掛けてゆっくり読んでいる奴は少ないかもしれないが、今日やっと、『イエスのビデオ』を読み終えた。ずーっとカバンの中に入っていた本だ。読むものがない時にたまに取り出して、ちろっと読んではまたしばらくカバンの中に入っていると云う、まあ、ローテーションの隙間を埋める本になっていたが、何が良いと一手、どこからどう読み継いでも面白いのだ。何段にも渡って張り巡らされた謎と、愛すべき登場人物たち。どこを取っても波瀾万丈。誰もが一癖も二癖もあり、最初から曝されているにも関わらずに最後の最後まで、事件の全容は判らない。
設定はバリバリのSFだが、テイストは冒険小説。SF的な謎解きが物語の大きな転機にならないから、SFというよりは冒険小説として売られたのだろうが、緊迫した丁々発止、幾重ものベールに隠された真実は、読者の前になかなか姿を現さない。
あなたがもし、長い時間飛行機に乗ることがあるなら、もしくは、長い旅の間、ちょっとずつの空き時間に本を読もうと思うなら、ボリュームと、謎と、アクションと、爽快感充分な本作を、とにかくお薦めしておく。
2004/04/29
男声コーラスと傀儡謡
先日。「鉄人28号」や「絢爛舞踏祭マースデイブレイク」、そして「MEZZO」のオープニング・クロージングのCDを買って来た。
「絢爛舞踏祭」は、この春始まったアニメの中で、一番神北がアタリと考えているアニメ。テーマはG★B SHELTERの歌う「TAKE★BACK」と「ブランニューディ」。有り勝ちなロックだが、番組に好く合っていて、耳に心地よい。
「MEZZO」は、地上波ではもう最終回まで行っているが、神北はCSで見ているので今ちょうど佳境。今より、もちぃっとバイオレンスな風潮に冒された近未来の東京で、危険代行業というまあ、いわゆる探偵屋さんをやっている三人組を主人公にした、一話完結のアクションドラマ。三人組のやっている会社の社長の黒川を、広川太一郎が、やっている。「ダンディー2」のノリでやっている。このノリに引きつけられたファンが盛り上がり、深夜アニメであったにも関わらず、黒川の台詞を収録したページなんてものが立ち上がっていたりもする。テーマはバーナビーズの歌う「スキマミマイタイ」と「蜜」。アップテンポなパンクロックって云えばいいのかなぁ。ぼやぼやしていると、スキマをミマワれちゃいそうな、活きの良い粋な曲。
そして、「鉄人28号」。良くも悪くも鉄人で、良くも悪くも今川アニメ。とはいえ、良いも悪いもリモコン次第なのが鉄人だから、今川泰宏監督の腕の見せ所という訳である。歌うは六本木男声合唱団。三枝成彰団長のもとに集う数十人の男達が美声を披露している。曲は勿論「鉄人28号」と「進め正太郎」。つまり、モノクロアニメと同じ曲だ。旧盤はデュークエイセスをフィーチャーした軽音楽だったが、今回は凄い数の男達が歌っている。ただ、デュークの歌が力強く明るいのに対し、声楽的に正しいのかもしれないが、六本木男声合唱団はいまいち野太さに欠けるのが、ちょっとだけ気にかかる。
とはいえ、三木鶏郎作詞作曲の歌は、カッコイイ。聞いていると力が湧いてくる。恥ずかしい話、「進め正太郎」も三木鶏郎だと思っていたが、実はこちらは伊東アキラ作詞・越部信義作曲だった。
小さい頃の思い出が目を曇らせるのかも知れないが、この頃のアニソンは、完結でカッコいいなぁ。下手にロックにしてみたり、女声ボーカルで来るような細工を入れず、旧作の主題歌をそのままのテイストで、モロぶつけて来た今川監督の慧眼に感謝する。
ちなみに、この鉄人のシングル、ソノシート世代には涙チョチョ切れるようなシカケがいろいろと仕掛けられていて、見てみると泣ける。是非。手にとって見て頂きたい。
で、このシングル3枚と共に買って来たのが、「イノセンス」のオリジナルサウンドトラック。全12曲中、民謡歌手による女声合唱と和太鼓によるアジアンなテイストの「傀儡謡」が3曲(プラス、短い一言だけの曲が1つ)入っていて、しこたまアジアンノワールな世界に引きずり込まれる。詠唱と云う歌い方は、西洋音楽のコーラスのような喉の声ではなく、口腔や鼻腔までをフルに使った、バイブレーションの強い発声なせいか、脳に染み込んで来る得意なグルーブ感がある。これは、ロックでエレキギターをぎゅわんぎゅわん云わせるのと、効能的に似ているかもしれない。
「絢爛舞踏祭」は、この春始まったアニメの中で、一番神北がアタリと考えているアニメ。テーマはG★B SHELTERの歌う「TAKE★BACK」と「ブランニューディ」。有り勝ちなロックだが、番組に好く合っていて、耳に心地よい。
「MEZZO」は、地上波ではもう最終回まで行っているが、神北はCSで見ているので今ちょうど佳境。今より、もちぃっとバイオレンスな風潮に冒された近未来の東京で、危険代行業というまあ、いわゆる探偵屋さんをやっている三人組を主人公にした、一話完結のアクションドラマ。三人組のやっている会社の社長の黒川を、広川太一郎が、やっている。「ダンディー2」のノリでやっている。このノリに引きつけられたファンが盛り上がり、深夜アニメであったにも関わらず、黒川の台詞を収録したページなんてものが立ち上がっていたりもする。テーマはバーナビーズの歌う「スキマミマイタイ」と「蜜」。アップテンポなパンクロックって云えばいいのかなぁ。ぼやぼやしていると、スキマをミマワれちゃいそうな、活きの良い粋な曲。
そして、「鉄人28号」。良くも悪くも鉄人で、良くも悪くも今川アニメ。とはいえ、良いも悪いもリモコン次第なのが鉄人だから、今川泰宏監督の腕の見せ所という訳である。歌うは六本木男声合唱団。三枝成彰団長のもとに集う数十人の男達が美声を披露している。曲は勿論「鉄人28号」と「進め正太郎」。つまり、モノクロアニメと同じ曲だ。旧盤はデュークエイセスをフィーチャーした軽音楽だったが、今回は凄い数の男達が歌っている。ただ、デュークの歌が力強く明るいのに対し、声楽的に正しいのかもしれないが、六本木男声合唱団はいまいち野太さに欠けるのが、ちょっとだけ気にかかる。
とはいえ、三木鶏郎作詞作曲の歌は、カッコイイ。聞いていると力が湧いてくる。恥ずかしい話、「進め正太郎」も三木鶏郎だと思っていたが、実はこちらは伊東アキラ作詞・越部信義作曲だった。
小さい頃の思い出が目を曇らせるのかも知れないが、この頃のアニソンは、完結でカッコいいなぁ。下手にロックにしてみたり、女声ボーカルで来るような細工を入れず、旧作の主題歌をそのままのテイストで、モロぶつけて来た今川監督の慧眼に感謝する。
ちなみに、この鉄人のシングル、ソノシート世代には涙チョチョ切れるようなシカケがいろいろと仕掛けられていて、見てみると泣ける。是非。手にとって見て頂きたい。
で、このシングル3枚と共に買って来たのが、「イノセンス」のオリジナルサウンドトラック。全12曲中、民謡歌手による女声合唱と和太鼓によるアジアンなテイストの「傀儡謡」が3曲(プラス、短い一言だけの曲が1つ)入っていて、しこたまアジアンノワールな世界に引きずり込まれる。詠唱と云う歌い方は、西洋音楽のコーラスのような喉の声ではなく、口腔や鼻腔までをフルに使った、バイブレーションの強い発声なせいか、脳に染み込んで来る得意なグルーブ感がある。これは、ロックでエレキギターをぎゅわんぎゅわん云わせるのと、効能的に似ているかもしれない。
2004/04/27
ぷるぷる杏仁の皮を被ったオオカミだぞ
ぷるぷる杏仁の速報である。
IT Media モバイルの記事にこんなものがあった。
なんだか、聞いているだけでスゴそうだ。
ひと回り、ふた回り大きな端末と同じ、ポテンシャルの高いシステムを使い、小さくても押し易いキーを模索し、コンパクトに纏めては居るが、高機能端末だと言う。三層基盤の一番低い層に背の高い部品を配置して、ギリギリまで省スペースを計った……って、日本の実装技術の華みたいなコト言ってくれるじゃないですか。その基盤の納まる器も、金属・ブラスチック一体整形と云う、聞くだに地球に厳しそうな新技術。
いいんだけどねぇ。
ああ、こういう「持ってみたい」端末をボーダフォンでも出してくれると嬉しいんだがなぁ。先日ボーダフォンからいろいろ出て来たコンセプトデザインは、どれも見てくれ優先で、ちょっとなぁ……。
IT Media モバイルの記事にこんなものがあった。
ニュース
2004/04/26 21:59 更新
脱いだらすごい「P252iS」を開発者が語る
「実は羊の皮をかぶったオオカミです」──。パナソニック モバイルの開発者が、こう表現するのがP252iS。可愛い名前や外見とは裏腹に、「中身はすごいんです」。
なんだか、聞いているだけでスゴそうだ。
ひと回り、ふた回り大きな端末と同じ、ポテンシャルの高いシステムを使い、小さくても押し易いキーを模索し、コンパクトに纏めては居るが、高機能端末だと言う。三層基盤の一番低い層に背の高い部品を配置して、ギリギリまで省スペースを計った……って、日本の実装技術の華みたいなコト言ってくれるじゃないですか。その基盤の納まる器も、金属・ブラスチック一体整形と云う、聞くだに地球に厳しそうな新技術。
いいんだけどねぇ。
ああ、こういう「持ってみたい」端末をボーダフォンでも出してくれると嬉しいんだがなぁ。先日ボーダフォンからいろいろ出て来たコンセプトデザインは、どれも見てくれ優先で、ちょっとなぁ……。
2004/04/25
サイボーグの世紀だぞ
ヨミウリオンラインによると、人口眼球が開発されたらしい。
これは、眼鏡に装着したビデオカメラの映像をコンピュータで処理し、網膜内に埋め込んだ小型装置に転送、装置は16の電極を使い微弱電流を網膜に与え、モノが見えるようにするものらしい。
眼科医療機器で世界3位のメーカーのニデックという日本の会社が開発した技術だそうだが、アメリカで半年か一年ほど前に始まった(んだか、始めると言ったんだかの)脳に直接電極を差して、映像を結ぶ実験よりは、手術が簡易そうだ。
もちろん、失明原因は一種類ではない。網膜自身が悪くなってしまう症状の人も多い。この場合、このままの治療法では対処し切れない気がする。また、網膜より奥の視神経や脳の視覚野に失明原因がある場合、いくら網膜を刺激しても解決にはならない訳だ。つまり、この方式も万能ではなく、全ての失明を救うという訳には行かない。しかし、何割かの人の視力を蘇らせる事ができるならば、喜ばしい事だ。
幼少期のかすかな記憶に、叔父が親類で始めてコンタクトにしたことが話題になった憶えがあるので、多分40年ほど前の事だと思うが、世の中にコンタクトレンズと云う「眼球に装着するメガネ」が広まりだした頃、人々はびっくりした。そんな怖い事をするのかと、想像するだけで厭がった人も多い。そして今回、今のところまだ特殊な例ではあろうが、「網膜に装着するメガネ」が登場した訳だ。
今はまだ無謀な話としか思えないが、極論すると、眼球由来の近視遠視乱視、そして白内障などの視覚障害は、情報が眼球を経由しないこの方法でなら完全に駆除できるのではなかろうか。手術を伴う事が今のところのネックだが、メガネという言葉が、眼球を外から補うレンズのことから、網膜刺激型の人工眼のことに置き換わる日が来ないと誰が言えよう。コイツがこのまま広がるのか、更に進化してから広まるのかは判らないが、そのうち「メガネ屋の仕事」の半分が、ビデオカメラとコンピュータの調整になる日が来るかもしれない。
これは、眼鏡に装着したビデオカメラの映像をコンピュータで処理し、網膜内に埋め込んだ小型装置に転送、装置は16の電極を使い微弱電流を網膜に与え、モノが見えるようにするものらしい。
眼科医療機器で世界3位のメーカーのニデックという日本の会社が開発した技術だそうだが、アメリカで半年か一年ほど前に始まった(んだか、始めると言ったんだかの)脳に直接電極を差して、映像を結ぶ実験よりは、手術が簡易そうだ。
もちろん、失明原因は一種類ではない。網膜自身が悪くなってしまう症状の人も多い。この場合、このままの治療法では対処し切れない気がする。また、網膜より奥の視神経や脳の視覚野に失明原因がある場合、いくら網膜を刺激しても解決にはならない訳だ。つまり、この方式も万能ではなく、全ての失明を救うという訳には行かない。しかし、何割かの人の視力を蘇らせる事ができるならば、喜ばしい事だ。
幼少期のかすかな記憶に、叔父が親類で始めてコンタクトにしたことが話題になった憶えがあるので、多分40年ほど前の事だと思うが、世の中にコンタクトレンズと云う「眼球に装着するメガネ」が広まりだした頃、人々はびっくりした。そんな怖い事をするのかと、想像するだけで厭がった人も多い。そして今回、今のところまだ特殊な例ではあろうが、「網膜に装着するメガネ」が登場した訳だ。
今はまだ無謀な話としか思えないが、極論すると、眼球由来の近視遠視乱視、そして白内障などの視覚障害は、情報が眼球を経由しないこの方法でなら完全に駆除できるのではなかろうか。手術を伴う事が今のところのネックだが、メガネという言葉が、眼球を外から補うレンズのことから、網膜刺激型の人工眼のことに置き換わる日が来ないと誰が言えよう。コイツがこのまま広がるのか、更に進化してから広まるのかは判らないが、そのうち「メガネ屋の仕事」の半分が、ビデオカメラとコンピュータの調整になる日が来るかもしれない。