2004/04/24
我を呼ばうる声がする……だぞ
TBSラジオで、サタデー大人天国!宮川賢のパカパカ行進曲!!という番組がある。どんな番組かと云うと、「◯◯で△△しちゃったバカ大人」というのを募集する企画が中心の番組だ。たとえば、「ITで取り返しのつかないことをしちゃったバカ大人」なんかだと、……スナックで、「IT関係に勤めているんだ、普通に使うパソコンなんて簡単さ、シロートの悩みの99%は俺から見れば初歩以前だよ」と威張って言ったら、美人ママさんに「ウチのパソコン見て」と声をかけられた。喜んで家に付いて行った、と、そこには、ヤのつく自由業とおぼしき怖そうな旦那さんが居て、「頼むぜ、先生」と低い声で……。でも、その家のマシンはiMac、どうしてもおかしくなっている理由が判らず、いつまでもケーブルを抜いたり挿したり……なぁんていう、おマヌなエピソードを電話で募集し、本人に喋って貰うのだ。
このパカパカで昔あった話で、「花粉症なのでマスクをしている。痩せようとゴム引きのサウナスーツを着てジョギングしていたら、暖かい日だったので朦朧として来た。と、目の前で、自販機の前の男と話していた女の子がこけそうになっている、助けようと寄って行ったら、そこで脚がもつれて倒れ込んでしまった。そのまま気が遠くなる。悲鳴を上げられたような気がする。やがて警察が来て、「おまえなんだろ、わかってる、判ってるんだよそうなんだろ?」といいながら、パトカーに乗せられた。」という話。結局この人は、暑い日にフードをかぶってマスクまでし、女の子に襲いかかろうとしたチカンとして逮捕されかかっていたらしい。そういう痴漢がこの辺りに出没していたのだ。お巡りさんも、てっきりこの人がその常習犯と思い、「おまえが、あの事件やこの事件の犯人なんだろ、わかってる、判ってるんだよそうなんだろ?白状しちゃえよ」と言っていたのだそうだ。結局、無実だという事は理解してもらえたらしいが、女の子は「ゼーハー荒い息をしたマスク男が覆いかぶさって来た」といい、少し離れたところの自販機でジュースを買おうとしていたらしいカレシは殺してやると息巻いているらしい……という話があった。
怖いのは、この朦朧とした中で、「お前なんだろう」という曖昧な問いに彼が思わず肯定していたら、「お前が犯人なんだろう?」「はい」と自白した事にされていたという事だ。
話は変わるが神北は、17〜18年前、不思議な体験をした事がある。残業で終電近くになって職場から戻り、実家の自室に帰り着いた時に起こった。ババっと服を脱ぎ捨てて、寝間着に着替え、ベッドにバタンと倒れ込んだ。と、何か部屋中がぐるぐる回っているような目眩を感じた。部屋中が、大の字に寝た自分のヘソあたりを中心とした大きな渦になって、下向いて引きずり込まれるような不思議な沈降感だった。目が回る事、立ちくらみ、金縛り、そうしたものに付き物の振り回されているような感覚がない。ただただ、体が回転しながら沈んで行くような印象だった。
こういう感覚は始めてだったので、何か面白くなって暫く身を任せていると、どこからとも無く、切迫した若い女の声で、「判ってる? 判っている?」と訊いて来た。もちろん、何の事か明確には判ってないが、なんだか、判っているさと云ってあげたい懐かしさがあった。全てはゆっくり回りながら沈み込む夢の中のような世界での出来事だ。
でも、何か気になるところがあってこう答えた。「判らない、判らないよ!」
神北としては、説明を求めたかったのだ。判る事なら判ってやろうと思ったから、今自分がよく判ってないことを伝えたかった。すると、その自分の声で、スっと夢から覚めるように、現実界に引き戻された。
自分の声で結界が裂けでもしたように、スッと状況がクリアになり、そこは一瞬にして、不思議な回転する世界から、日常通りの自分の寝室に戻っていた。
取り残されたのだな……と判った。なんだか、行きそびれてしまったらしいのだ。それ以来、十数年経つが、ついぞ「御呼び」は掛からない。
「お前が犯人なんだろう?」の「はい」ではないが、もし「判ってる」と答えていたら、今頃自分は、どこで何をしていたのだろうか。ちょっと「惜しかったかな」と思わなくもない、休日の昼時である。
このパカパカで昔あった話で、「花粉症なのでマスクをしている。痩せようとゴム引きのサウナスーツを着てジョギングしていたら、暖かい日だったので朦朧として来た。と、目の前で、自販機の前の男と話していた女の子がこけそうになっている、助けようと寄って行ったら、そこで脚がもつれて倒れ込んでしまった。そのまま気が遠くなる。悲鳴を上げられたような気がする。やがて警察が来て、「おまえなんだろ、わかってる、判ってるんだよそうなんだろ?」といいながら、パトカーに乗せられた。」という話。結局この人は、暑い日にフードをかぶってマスクまでし、女の子に襲いかかろうとしたチカンとして逮捕されかかっていたらしい。そういう痴漢がこの辺りに出没していたのだ。お巡りさんも、てっきりこの人がその常習犯と思い、「おまえが、あの事件やこの事件の犯人なんだろ、わかってる、判ってるんだよそうなんだろ?白状しちゃえよ」と言っていたのだそうだ。結局、無実だという事は理解してもらえたらしいが、女の子は「ゼーハー荒い息をしたマスク男が覆いかぶさって来た」といい、少し離れたところの自販機でジュースを買おうとしていたらしいカレシは殺してやると息巻いているらしい……という話があった。
怖いのは、この朦朧とした中で、「お前なんだろう」という曖昧な問いに彼が思わず肯定していたら、「お前が犯人なんだろう?」「はい」と自白した事にされていたという事だ。
話は変わるが神北は、17〜18年前、不思議な体験をした事がある。残業で終電近くになって職場から戻り、実家の自室に帰り着いた時に起こった。ババっと服を脱ぎ捨てて、寝間着に着替え、ベッドにバタンと倒れ込んだ。と、何か部屋中がぐるぐる回っているような目眩を感じた。部屋中が、大の字に寝た自分のヘソあたりを中心とした大きな渦になって、下向いて引きずり込まれるような不思議な沈降感だった。目が回る事、立ちくらみ、金縛り、そうしたものに付き物の振り回されているような感覚がない。ただただ、体が回転しながら沈んで行くような印象だった。
こういう感覚は始めてだったので、何か面白くなって暫く身を任せていると、どこからとも無く、切迫した若い女の声で、「判ってる? 判っている?」と訊いて来た。もちろん、何の事か明確には判ってないが、なんだか、判っているさと云ってあげたい懐かしさがあった。全てはゆっくり回りながら沈み込む夢の中のような世界での出来事だ。
でも、何か気になるところがあってこう答えた。「判らない、判らないよ!」
神北としては、説明を求めたかったのだ。判る事なら判ってやろうと思ったから、今自分がよく判ってないことを伝えたかった。すると、その自分の声で、スっと夢から覚めるように、現実界に引き戻された。
自分の声で結界が裂けでもしたように、スッと状況がクリアになり、そこは一瞬にして、不思議な回転する世界から、日常通りの自分の寝室に戻っていた。
取り残されたのだな……と判った。なんだか、行きそびれてしまったらしいのだ。それ以来、十数年経つが、ついぞ「御呼び」は掛からない。
「お前が犯人なんだろう?」の「はい」ではないが、もし「判ってる」と答えていたら、今頃自分は、どこで何をしていたのだろうか。ちょっと「惜しかったかな」と思わなくもない、休日の昼時である。
2004/04/23
ぷるぷる杏仁
最近の携帯電話は、いろいろと伸び悩み対策のためか、趣向を凝らしている。
一番当たり前に思いつく事は、機能の強化だ。
たとえば電池。消費電力を抑えたり大容量化を進めたりした結果、長話をしなければ一週間から十日は電池が持つようになっている。とはいえ話が長くなって一時間か二時間話すといくら大容量でも電池がなくなっちゃうから、まだまだ発展途上の技術でしかない。
たとえはカメラ。カメラを搭載する事がアドバンテージだった時代に始まり、30万画素のカメラが50万画素、100万画素、そしていまや200万画素と機能強化している。とはいえ、レンズが安っぽいプラレンズである以上、どこまで行っても限界は低い。しばらく前のTVコマーシャルであったような「電話機能付きデジカメ」に割り切って、電池交換が容易で、レンズが明るいモノを作った方が良いんじゃないかと思う。
たとえば、JAVA。最初は、ちょっとしたミニゲーム程度のモノが載せられる程度だったんだが、最近では、ドラクエが遊べるケータイなんて物まである。しかし、電池の限られた携帯電話で遊んでいるより、ゲームボーイを持ち歩く方が、よほどゲームには向いている。画面も大きいし電池も安心だ。
たとえば、ボイスレコーダー。メモリを積んで、ボイスメモを取れるようにする機能は、かなり初期の頃からあったが、最近では、メモリスティックやSDなどのメモリカードのドライブを備え、MP3プレイヤーとして使える機種も増えている。しかし、やはりこれも、待ち受け時間が命の筈の携帯電話が、イノチを削っている作業に他ならない。
こうした機能に対し、もっと電池や通信料に関わりのない部分で、付加価値を足す試みも盛んにされている。いわゆる「カッコイイ携帯」という奴だ。買い換え需要を呼び覚ますような、格好良さ・頑丈さを持った携帯が、ここのところ増えている。
しかし、格好良いを嗜好する人が居る場には、必ず逆に質実剛健を求める人が居る。そして、それと同じベクトルで可愛いを求める人も居る。その方策の1つが、わざわざボディカラーを ぴちぴちピーチ ぷるぷる杏仁 しゅわしゅわラムネ プチプチとまと ブルブルべりー と呼んで見せる、パナソニック製のドコモ端末。ピンク 白 水色 赤 藍 と云えば済むことをこう呼ぶことで、女性市場を掘り起こしているらしい。
うーむ。では、『機動戦士ガンダム』をもっと女性向けするように持って行くには、「プチプチとまとの彗星」シャアアズナブルとか、「連邦のプルプル杏仁の悪魔」ガンダムとか、「ブルブルベリーの巨星」ランバ・ラルと呼ぶべきなのだろうか?
うーむ。
一番当たり前に思いつく事は、機能の強化だ。
たとえば電池。消費電力を抑えたり大容量化を進めたりした結果、長話をしなければ一週間から十日は電池が持つようになっている。とはいえ話が長くなって一時間か二時間話すといくら大容量でも電池がなくなっちゃうから、まだまだ発展途上の技術でしかない。
たとえはカメラ。カメラを搭載する事がアドバンテージだった時代に始まり、30万画素のカメラが50万画素、100万画素、そしていまや200万画素と機能強化している。とはいえ、レンズが安っぽいプラレンズである以上、どこまで行っても限界は低い。しばらく前のTVコマーシャルであったような「電話機能付きデジカメ」に割り切って、電池交換が容易で、レンズが明るいモノを作った方が良いんじゃないかと思う。
たとえば、JAVA。最初は、ちょっとしたミニゲーム程度のモノが載せられる程度だったんだが、最近では、ドラクエが遊べるケータイなんて物まである。しかし、電池の限られた携帯電話で遊んでいるより、ゲームボーイを持ち歩く方が、よほどゲームには向いている。画面も大きいし電池も安心だ。
たとえば、ボイスレコーダー。メモリを積んで、ボイスメモを取れるようにする機能は、かなり初期の頃からあったが、最近では、メモリスティックやSDなどのメモリカードのドライブを備え、MP3プレイヤーとして使える機種も増えている。しかし、やはりこれも、待ち受け時間が命の筈の携帯電話が、イノチを削っている作業に他ならない。
こうした機能に対し、もっと電池や通信料に関わりのない部分で、付加価値を足す試みも盛んにされている。いわゆる「カッコイイ携帯」という奴だ。買い換え需要を呼び覚ますような、格好良さ・頑丈さを持った携帯が、ここのところ増えている。
しかし、格好良いを嗜好する人が居る場には、必ず逆に質実剛健を求める人が居る。そして、それと同じベクトルで可愛いを求める人も居る。その方策の1つが、わざわざボディカラーを ぴちぴちピーチ ぷるぷる杏仁 しゅわしゅわラムネ プチプチとまと ブルブルべりー と呼んで見せる、パナソニック製のドコモ端末。ピンク 白 水色 赤 藍 と云えば済むことをこう呼ぶことで、女性市場を掘り起こしているらしい。
うーむ。では、『機動戦士ガンダム』をもっと女性向けするように持って行くには、「プチプチとまとの彗星」シャアアズナブルとか、「連邦のプルプル杏仁の悪魔」ガンダムとか、「ブルブルベリーの巨星」ランバ・ラルと呼ぶべきなのだろうか?
うーむ。
ココログに進出したぞ。
ニフティーのプログサービスココログに進出した。いろいろ検討してみた結果、やはり便利なのはBLOGGERよりココログということになってしまう。
とはいえ、一気に移すつもりは無い。暫くは両方のBLOGを並行して使って行く事になる。
ブロガーの神北情報局 <旧> http://homepage1.nifty.com/K-taKamikita/blogger/blogger.html
ココログの神北情報局 <新> http://kamikita.cocolog-nifty.com/kia/
暫くはどちらにも、同じ物を書いて行くが、何れはココログ1つに統一する予定。というのも、ココログの方には、コメントやトラックバックと云う、今日日としては標準的な機能が付いているため。最終的には使い勝手が大きく開いて来ると見込まれるから。
まあ、神北情報局をよく読んで頂く皆様には、是非、早めに、読みに行く先をココログに移して頂くよう、お願い申し上げる。
ここ数日、仕事用の3DCGのレンダリングを繰り返しつつ、1枚最低2時間とかの時間のかかっている間に、ネットに繋ぎ、この移行作業を行った。
ます、最初に行ったのが、調査。ココログに登録し、最初に神北調査局というブログを立ち上げ、猛然と3つ4つを書き込んでみる。書き込む事に関しては、BLOGGERと同じ程度の機能を持っており、問題は無い。それより知りたいのは、BLOGGERには無いコメントや(ひょっとかしたらあるのか知らないが標準では無いためほったらかしていた)トラックバックの使い勝手、そして、機能として用意された最も重要なモノ。ブログデータのダウンロード・アップロードなどに付いて調べたのだ。
ダウンロードは、思ったより簡単に実行可能。これは気持ちいい。テキストファイルになって落ちるそれを参考に、新しいテキストファイルでデータを作り、アップロード。アップロードによる記事の追加のテストだ。テストは難なく成功。
テストが完成したところで、この調査局を廃棄。いよいよ、神北情報局の移行に掛かる。
BLOGGERで、昨2003年の8月から書いて来た全データを、BLOGGER上で開いて、1つずつテキストファイルにカット&ペースト。ただ単にテキストファイルを取るだけなら「神北情報局」サイト上でで読めば良いのだが、BLOGGERサイト内のデータ編集画面の方では、タグが入った形で取り出せるので、移行データに向いているのだ。
全部のデータを移送。データ日付も書き直す。この作業が、3時間ぐらい掛かった。
完成したデータを、ココログに読み込ませる。ここいらへんが楽にできるのもココログの良いところか。
おっと、ところが、エラーで停まってしまう。しかたないので、頭から書き込み項目5つぶんのデータを仮に上げてみる。OK成功。次に5つ。エラーが出る。まず1つ目だけ小分けしてあげる。これはOK。その次……。ここで始めて失敗。ん? 確認してみると、て入力した日付時刻がおかしな数字になっている。○時○分65秒。原本をあたってみると54秒だった。打ち込む時にキーを1つずつ間違えたらしい。テキストを読み込む時に、文字の羅列でしかない日付や時間を内部的にちゃんと日付変数・時間変数として変換しているため、エラーで撥ねていたらしい。そのエラー処理ルーチンの細やかさは認めるんだが、出来れば、撥ねた原因ももちっと詳しく教えてくれたら、オジサン嬉しかったナ。
この後も、ちょっとした打ち間違いが撥ねられては確認修正して続きを読み込み……というのを続け、8ヵ月ほどの分を2〜3時間掛けてアップロードした。全部で、5〜6時間かかっているから、移行作業も、まあ、一日掛けの仕事だ。
しかし、ここで作業が終わりではない。
この後、BLOGGERにはなかったカテゴリーを入れ直さなくてはならない。もちろん、アップロードデータの時点で仕込んでおけば良いのだが、それはちょっと面倒そうだったので、全部をアップロードしてからハシから設定して行く。ちょっと時間がかかるが、これも、1時間か2時間程度で済む。
取り敢えず、いろいろと試してみる予定だ。よろしくおねがいしたい。
とはいえ、一気に移すつもりは無い。暫くは両方のBLOGを並行して使って行く事になる。
ブロガーの神北情報局 <旧> http://homepage1.nifty.com/K-taKamikita/blogger/blogger.html
ココログの神北情報局 <新> http://kamikita.cocolog-nifty.com/kia/
暫くはどちらにも、同じ物を書いて行くが、何れはココログ1つに統一する予定。というのも、ココログの方には、コメントやトラックバックと云う、今日日としては標準的な機能が付いているため。最終的には使い勝手が大きく開いて来ると見込まれるから。
まあ、神北情報局をよく読んで頂く皆様には、是非、早めに、読みに行く先をココログに移して頂くよう、お願い申し上げる。
ここ数日、仕事用の3DCGのレンダリングを繰り返しつつ、1枚最低2時間とかの時間のかかっている間に、ネットに繋ぎ、この移行作業を行った。
ます、最初に行ったのが、調査。ココログに登録し、最初に神北調査局というブログを立ち上げ、猛然と3つ4つを書き込んでみる。書き込む事に関しては、BLOGGERと同じ程度の機能を持っており、問題は無い。それより知りたいのは、BLOGGERには無いコメントや(ひょっとかしたらあるのか知らないが標準では無いためほったらかしていた)トラックバックの使い勝手、そして、機能として用意された最も重要なモノ。ブログデータのダウンロード・アップロードなどに付いて調べたのだ。
ダウンロードは、思ったより簡単に実行可能。これは気持ちいい。テキストファイルになって落ちるそれを参考に、新しいテキストファイルでデータを作り、アップロード。アップロードによる記事の追加のテストだ。テストは難なく成功。
テストが完成したところで、この調査局を廃棄。いよいよ、神北情報局の移行に掛かる。
BLOGGERで、昨2003年の8月から書いて来た全データを、BLOGGER上で開いて、1つずつテキストファイルにカット&ペースト。ただ単にテキストファイルを取るだけなら「神北情報局」サイト上でで読めば良いのだが、BLOGGERサイト内のデータ編集画面の方では、タグが入った形で取り出せるので、移行データに向いているのだ。
全部のデータを移送。データ日付も書き直す。この作業が、3時間ぐらい掛かった。
完成したデータを、ココログに読み込ませる。ここいらへんが楽にできるのもココログの良いところか。
おっと、ところが、エラーで停まってしまう。しかたないので、頭から書き込み項目5つぶんのデータを仮に上げてみる。OK成功。次に5つ。エラーが出る。まず1つ目だけ小分けしてあげる。これはOK。その次……。ここで始めて失敗。ん? 確認してみると、て入力した日付時刻がおかしな数字になっている。○時○分65秒。原本をあたってみると54秒だった。打ち込む時にキーを1つずつ間違えたらしい。テキストを読み込む時に、文字の羅列でしかない日付や時間を内部的にちゃんと日付変数・時間変数として変換しているため、エラーで撥ねていたらしい。そのエラー処理ルーチンの細やかさは認めるんだが、出来れば、撥ねた原因ももちっと詳しく教えてくれたら、オジサン嬉しかったナ。
この後も、ちょっとした打ち間違いが撥ねられては確認修正して続きを読み込み……というのを続け、8ヵ月ほどの分を2〜3時間掛けてアップロードした。全部で、5〜6時間かかっているから、移行作業も、まあ、一日掛けの仕事だ。
しかし、ここで作業が終わりではない。
この後、BLOGGERにはなかったカテゴリーを入れ直さなくてはならない。もちろん、アップロードデータの時点で仕込んでおけば良いのだが、それはちょっと面倒そうだったので、全部をアップロードしてからハシから設定して行く。ちょっと時間がかかるが、これも、1時間か2時間程度で済む。
取り敢えず、いろいろと試してみる予定だ。よろしくおねがいしたい。
2004/04/20
久しぶりに遠出したぞ
2004年4月17日〜18日の土日は、日常からぽっかりと切り離された休日だった。正月の帰省以来久しぶりにレンタカーを借り出して、思い切りドライブを楽しんだ。例によって三菱コルト。この車は、遠出をしても街乗りをしても、大きさも馬力もちょうどいいのだ。
目的は、友人達と、伊豆で貸別荘を借りて、ひと騒ぎというわけだ。美味しい魚を食べ、夜っぴいてわいわい大騒ぎ、こういうリフレッシュは良いなぁ。
友人の一人が、このためにかっぱ橋の厨房用品店で舟盛り用の舟を購入した。いわゆる旅館・居酒屋用の奴だ。ここに、近場の漁港で買った金目鯛とカツオを盛り、一緒に買ったホタテは醤油で殻ごと焼き、ウニやイクラも並べる。自宅から愛用の出刃と刺身刃を持ち込んだ友人も、包丁に良い仕事をさせられてご満悦。
他にも、持ち込んだ料理や、地場の食材、お土産等で、賑やかな宴になった。
一升八合の米を二回炊いた炊飯器も凄いが、喰い尽くした我々も、かなり食欲旺盛である。
ここは温泉付きが売りの別荘で、6人ほどが一度に入浴できる浴場が男女それぞれついている。夕方、食事の前にひとっ風呂。朝方にもひとっ風呂。美味い物三昧伊豆の旅は、温泉三昧の旅でもある。
ここに行く道すがら、食材を買った沼津漁港ですでに、このご馳走の旅は始まっていた。同行者の一人が、友人が経営していると云う漁港近くのレストランに連れて行ってくれた。店内はそこそこ地元の人で混んでいる。同行5人が1500円前後の「◯◯膳」みたいなのを、思う想う頼む。と、出て来た膳がデカっ!
正方形の箱を四つに区切った松花堂弁当に、茶碗蒸しと椀物が付く程度のコトを想像していたら、それを二つ繋げたような、横長の長方形を八つに切り分けてあるデカい箱が乗ったお膳がどど〜ん。みそ汁も、椀に入れたらそれで終わりなのだろうが、わざわざ固形燃料コンロの上に置かれた海鮮味噌鍋仕様になっていて、ワタリガニがでんっと存在をアピールしている。
「こ、これ全部で、千何百円ですか? すげー……」
全員感激。経営者ご本人は居られなかったが、久しぶりに訪ねた友人とその仲間にという事で「電話で社長から言いつかりました」と仲居さんが持って来てくだすったのが、差し渡し40センチ近くある皿一杯に盛りつけられた刺身の盛り合わせ。デカい!美味い!かっこいい! 押し出しの効いた料理と云うのは、こういう物を言うのであろうか。ばば〜んと盛りつけられたそれは、漁港の地の利をフルに生かし、新鮮な物をふんだんに盛ってある。こりゃ繁昌する筈だ。
ひとつ問題点があるとすれば、舟盛り用の材料を買いに来たにもかかわらず、この昼飯を喰った時点で「もう、魚は充分。夕飯はカレーだけでも良いかも」というレベルで、この買い出し隊全員が満腹してしまった事。
さすがに土曜日で漁が休みのため、漁港でも鮮魚を売っている店は少なかったが、それでも鮮魚を商う店はあって、先に上げたような食材を買い足す。
昼がこれで、夜がやはり先に述べたような勢いのご馳走攻めである。
ここは、昔から仲間内でよく使う貸別荘。ほとんど新築の頃に一緒に行った友人が、ベランダから手持ちで打上げ花火を上げようとして、底割れして逆噴射し、焼けこげを作った床を、みんなで焦げ目をナイフで削ぎ落とし、ペーパーで磨いて、車のワックスを塗って誤摩化したと云う、曰く付きの場所でもある。
ところがびっくり、今回行って、かの記念碑的床傷を探したが、ない! なんとそこは、四角く切り取られて、真新しい床板に補修してあったのだ!
おーいS本〜! お前の悪行のひとつが消えたぞ〜!
考えてみれば、十数年経つのだから、そろそろ補修が入って当然か。
麻雀を始める者あり、持って来たゲームに興じる者あり。酒を飲み比べる者あり。さらには、春のアニメ新番組をみんなで見ながら、ああでもないこうでもないと話を始める者あり。意外と『せんせいのお時間』がいいね。もちろん『鉄人28号』はサイコーさ。
こういうアニメをみんなで集まって観ながら、ああでも無いこうでも無いという話をするには、今は本当に良い時代だ。DVDレコーダーで録ってあれば、プレステ2やノートパソコンひとつでどこでもデータ再生が可能だ。しかも、頭出しの待ち時間も少ない。その昔、一抱えもあるようなビデオデッキと山のようなビデオカセットを持ち寄ってコンベンションをしていた事を思うと、夢のようだ。
結局、その日は、三時頃までバカ話を繰り返し、翌日の運転もあるので、ここいらへんでみんな一斉に寝た。
翌朝目をさましたのは五時頃、ウグイスだのなんだの、野鳥がかまびすしい。我が家の近所の雀がソロだとすると、こちらは大合唱だ。さすがに早いので眠り直す。再び起きると八時半。しまった、デカレンジャーをまた見損なったが、まあ、仮面ライダーを見なくて済んだのは幸いだ。まだ起きて来ない者も若干名居るようなので、このスキに朝風呂。専用浴室なので、好きな時間に好きに入れる。おー。気持ちいい。
朝メシは、やはり有志の調理部隊によるみそ汁など。うちの女房も、最近編み出したカロリーオフの野菜スープを披露。これで神北は正月からこっち、十数キロ体重を落としました。有り難い事に、女房のスープも売り切れた模様。よかったよかった。
さて、この後、片付けをして、出立。
みんなでどうしようかと話をしたところ、せっかくここまで来ているので、小田原のお城の動物園で象が見たいと云う意見が出る。OKOK。じゃ、行きましょうという事になったが、これが思ったより大変。
伊豆のちょうどへそ辺りにある宿泊地から小田原という事になると、東岸に出て相模湾岸道を北上する事になる。この東岸に出るまでがなかなか大変だった。カーナビさまの指し示すその道は、たしかに最短経路なのだろうが、間違っても観光客用に整備された道ではなかった。最終的に海岸沿いの集落を抜ける時など、漁師町の民家の屋根を掠めるように、急な坂道になった小さな路地を駆け下りる。
山中を右に左に畝繰りながら走り抜け、一気に駆け下りた先は、一瞬にして海岸道路。伊豆って、開発され尽くした観光地のような気がしているけど、意外と交通事情はワイルドだ。そのまま、海岸線を熱海経由で小田原へ。このあたりの海岸線は、2000年の日本SF大会ゼロコンの打ち上げ宴会で伊豆に一泊した時、遅れて到着するメンバーを拾いに、車で走った覚えがある。熱海は熱海で、ニフティコンベンションの第一回がここで行われたから、何回も何回も通ったし、何泊も何泊もした思い出の地だ。その熱海から、湯河原・小田原方面へは、ずっと海岸沿いに短い有料道路がいくつも通っている。何度も何度も料金所があるのがちょっと鬱陶しい。
うちの女房が「あれの中に、何の関係もない私立の料金所が混じってても判んないよね。」……ウーム。私立の料金所……確かに。
途中、一旦みんなバラバラに。神北号はコンビニでトイレ休憩の後、一気に小田原まで走る。トイレ休憩をしておいてよかった。毎週日曜日に繰り返される伊豆脱出組の帰京ラッシュが既に始まっており、海岸沿いの有料道は混み始め、既に渋滞になっていた。小田原城の線路側にある駐車場に停め、お城の天守閣へ歩きつつ、携帯を掛けて他の車の様子を聞く。まだみんな到着していないらしい。じゃあということで、下の方の門に降りて行く。と、そこには「小田原手作り甲冑の会」の幟を高く掲げた鎧武者の一団が。団の中核は、70〜80歳には達していようと言うご老人方。つまり、オヤジたちのの武者コスプレである。従軍経験のありそうな爺さん達は、甲冑を着ても姿勢が良い。
みんなが揃い始めたので動物園まで上がる。ここのゾウは、こっちの心を見透かして来るような賢そうな目をしている。最終的にメンバーが揃うのを待って、メシを喰いに行く事に。残念ながら小田原までは知識が無いので、駅に向かいつつ適当に店を探して行く。刺身や天ぷら・カツを出している和食屋に入る。アジたたき定食とか、刺身定食とかあったが、昨日の今日でまあ、いいかということで、神北は単なるチキンカツ。昨日の昼飯と見比べると明らかに見劣りするが、こっちが普通。
このままここで解散予定なので、ワイワイ話し込む。一息ついて店を出たら3時前。
先ほどの海岸道路以上に、オダアツ(小田原厚木有料道路)が混むので、神北としてはそっちに行く気はない。「オイラたち夫婦は、このまま箱根で遊んで、立ち寄り湯でひとっ風呂浴びてから、東名高速が空いた頃を狙って御殿場ICから帰るよ」というと、同乗者と同行車が現れた。計七人。車三台。
「ここから、ターンパイクを走りましょう」という同行者の提案で、一気にターンパイクへ。ターンパイクは小田原城の駐車場から出てさほど遠くないところが起点になっている。大観山の展望台へ駆け上ると、耳がキーンと痛くなって来る。流石は箱根。思いっきり登っている。同行者が「いつもはソフトクリームを食べるんだけど、展望台がリニューアルで閉店しているから喰えないや」ということで、芦ノ湖へ降りる事に。芦ノ湖でソフトクリームを食べたら、次は「箱根は黒たまごだ」とばかりに、今度は大湧谷へ。だが残念。一番上の卵を茹でている脇の店は、5時になって営業終了。慌てて掛け戻ってワキのお土産屋でなんとか黒たまごをゲット。みんなで食す。一個食べれば寿命が七年延びると云うモノの「殻は真っ黒ですが、中身は普通のゆで卵ですね」「中まで真っ黒になるほど茹でてあったら喰いたくないよぉ」「ちょっと匂いが硫黄っぽいかな。」「でも卵って普通、硫黄っぽい匂いするじゃないですか」……
店が閉まると急に観光客も引いて行く。我々も再び湖尻方面へと下山。そのまま仙石原を抜けて、乙女峠を越えて御殿場へ。目指すは御殿場市温泉会館である。
ちょうど、夕景にさしかかった六時少し前頃、御殿場市温泉会館に到着。ここの風呂は、浴槽の脇が大きなガラス窓になっていて、御殿場市を挿んだ向こうに雄大な富士山がそそり立っている。まるで夕景の富士を独占しているかのような、絶景である。富士観風呂を堪能した後は、温泉会館の大広間でぐったり。昨夜の睡眠不足もあって一寝入り、三〜四十分眠ったようだ。その間、マッサージ機に体中をほぐしてもらっている者も居る。みんなで思い思いに惚ける。
二時間券で入湯しているので、風呂の後、一時間も休憩したらそろそろ出なければならない。温泉会館から高速IC方面に下ると、途中に「渋滞2時間半」の表示が、ダメだダメだ。ゆっくりメシを喰って時間をつぶす事にする。
適当にハンバーグがウリらしい店に入り、時間をつぶせるようにサラダバーやドリンクバーを付けた食事をする。なんだかサラダが美味い、そういや、この2日間、結構動物性蛋白質ばかり食していた気がする。
結局21時半頃に、再会を期して解散。御殿場を出ることにした。同乗者の自宅近くをマーキングして出発。その間に残り二台の姿は既にない。が、走って行くと、インターチェンジのすぐ手前の信号で、見覚えのある車体が。そのまま、二台縦に並んで東へ。と、気がつくと、横にもよく見知った車が……。結局三台並走して港北パーキングエリアまで一緒に走る。さすがに渋滞らしい渋滞は何も無く、快走快走。そこで本当に別れて、同乗者を送りつつ、帰り着いたのが、24時頃だった。
あー、面白かった。
目的は、友人達と、伊豆で貸別荘を借りて、ひと騒ぎというわけだ。美味しい魚を食べ、夜っぴいてわいわい大騒ぎ、こういうリフレッシュは良いなぁ。
友人の一人が、このためにかっぱ橋の厨房用品店で舟盛り用の舟を購入した。いわゆる旅館・居酒屋用の奴だ。ここに、近場の漁港で買った金目鯛とカツオを盛り、一緒に買ったホタテは醤油で殻ごと焼き、ウニやイクラも並べる。自宅から愛用の出刃と刺身刃を持ち込んだ友人も、包丁に良い仕事をさせられてご満悦。
他にも、持ち込んだ料理や、地場の食材、お土産等で、賑やかな宴になった。
一升八合の米を二回炊いた炊飯器も凄いが、喰い尽くした我々も、かなり食欲旺盛である。
ここは温泉付きが売りの別荘で、6人ほどが一度に入浴できる浴場が男女それぞれついている。夕方、食事の前にひとっ風呂。朝方にもひとっ風呂。美味い物三昧伊豆の旅は、温泉三昧の旅でもある。
ここに行く道すがら、食材を買った沼津漁港ですでに、このご馳走の旅は始まっていた。同行者の一人が、友人が経営していると云う漁港近くのレストランに連れて行ってくれた。店内はそこそこ地元の人で混んでいる。同行5人が1500円前後の「◯◯膳」みたいなのを、思う想う頼む。と、出て来た膳がデカっ!
正方形の箱を四つに区切った松花堂弁当に、茶碗蒸しと椀物が付く程度のコトを想像していたら、それを二つ繋げたような、横長の長方形を八つに切り分けてあるデカい箱が乗ったお膳がどど〜ん。みそ汁も、椀に入れたらそれで終わりなのだろうが、わざわざ固形燃料コンロの上に置かれた海鮮味噌鍋仕様になっていて、ワタリガニがでんっと存在をアピールしている。
「こ、これ全部で、千何百円ですか? すげー……」
全員感激。経営者ご本人は居られなかったが、久しぶりに訪ねた友人とその仲間にという事で「電話で社長から言いつかりました」と仲居さんが持って来てくだすったのが、差し渡し40センチ近くある皿一杯に盛りつけられた刺身の盛り合わせ。デカい!美味い!かっこいい! 押し出しの効いた料理と云うのは、こういう物を言うのであろうか。ばば〜んと盛りつけられたそれは、漁港の地の利をフルに生かし、新鮮な物をふんだんに盛ってある。こりゃ繁昌する筈だ。
ひとつ問題点があるとすれば、舟盛り用の材料を買いに来たにもかかわらず、この昼飯を喰った時点で「もう、魚は充分。夕飯はカレーだけでも良いかも」というレベルで、この買い出し隊全員が満腹してしまった事。
さすがに土曜日で漁が休みのため、漁港でも鮮魚を売っている店は少なかったが、それでも鮮魚を商う店はあって、先に上げたような食材を買い足す。
昼がこれで、夜がやはり先に述べたような勢いのご馳走攻めである。
ここは、昔から仲間内でよく使う貸別荘。ほとんど新築の頃に一緒に行った友人が、ベランダから手持ちで打上げ花火を上げようとして、底割れして逆噴射し、焼けこげを作った床を、みんなで焦げ目をナイフで削ぎ落とし、ペーパーで磨いて、車のワックスを塗って誤摩化したと云う、曰く付きの場所でもある。
ところがびっくり、今回行って、かの記念碑的床傷を探したが、ない! なんとそこは、四角く切り取られて、真新しい床板に補修してあったのだ!
おーいS本〜! お前の悪行のひとつが消えたぞ〜!
考えてみれば、十数年経つのだから、そろそろ補修が入って当然か。
麻雀を始める者あり、持って来たゲームに興じる者あり。酒を飲み比べる者あり。さらには、春のアニメ新番組をみんなで見ながら、ああでもないこうでもないと話を始める者あり。意外と『せんせいのお時間』がいいね。もちろん『鉄人28号』はサイコーさ。
こういうアニメをみんなで集まって観ながら、ああでも無いこうでも無いという話をするには、今は本当に良い時代だ。DVDレコーダーで録ってあれば、プレステ2やノートパソコンひとつでどこでもデータ再生が可能だ。しかも、頭出しの待ち時間も少ない。その昔、一抱えもあるようなビデオデッキと山のようなビデオカセットを持ち寄ってコンベンションをしていた事を思うと、夢のようだ。
結局、その日は、三時頃までバカ話を繰り返し、翌日の運転もあるので、ここいらへんでみんな一斉に寝た。
翌朝目をさましたのは五時頃、ウグイスだのなんだの、野鳥がかまびすしい。我が家の近所の雀がソロだとすると、こちらは大合唱だ。さすがに早いので眠り直す。再び起きると八時半。しまった、デカレンジャーをまた見損なったが、まあ、仮面ライダーを見なくて済んだのは幸いだ。まだ起きて来ない者も若干名居るようなので、このスキに朝風呂。専用浴室なので、好きな時間に好きに入れる。おー。気持ちいい。
朝メシは、やはり有志の調理部隊によるみそ汁など。うちの女房も、最近編み出したカロリーオフの野菜スープを披露。これで神北は正月からこっち、十数キロ体重を落としました。有り難い事に、女房のスープも売り切れた模様。よかったよかった。
さて、この後、片付けをして、出立。
みんなでどうしようかと話をしたところ、せっかくここまで来ているので、小田原のお城の動物園で象が見たいと云う意見が出る。OKOK。じゃ、行きましょうという事になったが、これが思ったより大変。
伊豆のちょうどへそ辺りにある宿泊地から小田原という事になると、東岸に出て相模湾岸道を北上する事になる。この東岸に出るまでがなかなか大変だった。カーナビさまの指し示すその道は、たしかに最短経路なのだろうが、間違っても観光客用に整備された道ではなかった。最終的に海岸沿いの集落を抜ける時など、漁師町の民家の屋根を掠めるように、急な坂道になった小さな路地を駆け下りる。
山中を右に左に畝繰りながら走り抜け、一気に駆け下りた先は、一瞬にして海岸道路。伊豆って、開発され尽くした観光地のような気がしているけど、意外と交通事情はワイルドだ。そのまま、海岸線を熱海経由で小田原へ。このあたりの海岸線は、2000年の日本SF大会ゼロコンの打ち上げ宴会で伊豆に一泊した時、遅れて到着するメンバーを拾いに、車で走った覚えがある。熱海は熱海で、ニフティコンベンションの第一回がここで行われたから、何回も何回も通ったし、何泊も何泊もした思い出の地だ。その熱海から、湯河原・小田原方面へは、ずっと海岸沿いに短い有料道路がいくつも通っている。何度も何度も料金所があるのがちょっと鬱陶しい。
うちの女房が「あれの中に、何の関係もない私立の料金所が混じってても判んないよね。」……ウーム。私立の料金所……確かに。
途中、一旦みんなバラバラに。神北号はコンビニでトイレ休憩の後、一気に小田原まで走る。トイレ休憩をしておいてよかった。毎週日曜日に繰り返される伊豆脱出組の帰京ラッシュが既に始まっており、海岸沿いの有料道は混み始め、既に渋滞になっていた。小田原城の線路側にある駐車場に停め、お城の天守閣へ歩きつつ、携帯を掛けて他の車の様子を聞く。まだみんな到着していないらしい。じゃあということで、下の方の門に降りて行く。と、そこには「小田原手作り甲冑の会」の幟を高く掲げた鎧武者の一団が。団の中核は、70〜80歳には達していようと言うご老人方。つまり、オヤジたちのの武者コスプレである。従軍経験のありそうな爺さん達は、甲冑を着ても姿勢が良い。
みんなが揃い始めたので動物園まで上がる。ここのゾウは、こっちの心を見透かして来るような賢そうな目をしている。最終的にメンバーが揃うのを待って、メシを喰いに行く事に。残念ながら小田原までは知識が無いので、駅に向かいつつ適当に店を探して行く。刺身や天ぷら・カツを出している和食屋に入る。アジたたき定食とか、刺身定食とかあったが、昨日の今日でまあ、いいかということで、神北は単なるチキンカツ。昨日の昼飯と見比べると明らかに見劣りするが、こっちが普通。
このままここで解散予定なので、ワイワイ話し込む。一息ついて店を出たら3時前。
先ほどの海岸道路以上に、オダアツ(小田原厚木有料道路)が混むので、神北としてはそっちに行く気はない。「オイラたち夫婦は、このまま箱根で遊んで、立ち寄り湯でひとっ風呂浴びてから、東名高速が空いた頃を狙って御殿場ICから帰るよ」というと、同乗者と同行車が現れた。計七人。車三台。
「ここから、ターンパイクを走りましょう」という同行者の提案で、一気にターンパイクへ。ターンパイクは小田原城の駐車場から出てさほど遠くないところが起点になっている。大観山の展望台へ駆け上ると、耳がキーンと痛くなって来る。流石は箱根。思いっきり登っている。同行者が「いつもはソフトクリームを食べるんだけど、展望台がリニューアルで閉店しているから喰えないや」ということで、芦ノ湖へ降りる事に。芦ノ湖でソフトクリームを食べたら、次は「箱根は黒たまごだ」とばかりに、今度は大湧谷へ。だが残念。一番上の卵を茹でている脇の店は、5時になって営業終了。慌てて掛け戻ってワキのお土産屋でなんとか黒たまごをゲット。みんなで食す。一個食べれば寿命が七年延びると云うモノの「殻は真っ黒ですが、中身は普通のゆで卵ですね」「中まで真っ黒になるほど茹でてあったら喰いたくないよぉ」「ちょっと匂いが硫黄っぽいかな。」「でも卵って普通、硫黄っぽい匂いするじゃないですか」……
店が閉まると急に観光客も引いて行く。我々も再び湖尻方面へと下山。そのまま仙石原を抜けて、乙女峠を越えて御殿場へ。目指すは御殿場市温泉会館である。
ちょうど、夕景にさしかかった六時少し前頃、御殿場市温泉会館に到着。ここの風呂は、浴槽の脇が大きなガラス窓になっていて、御殿場市を挿んだ向こうに雄大な富士山がそそり立っている。まるで夕景の富士を独占しているかのような、絶景である。富士観風呂を堪能した後は、温泉会館の大広間でぐったり。昨夜の睡眠不足もあって一寝入り、三〜四十分眠ったようだ。その間、マッサージ機に体中をほぐしてもらっている者も居る。みんなで思い思いに惚ける。
二時間券で入湯しているので、風呂の後、一時間も休憩したらそろそろ出なければならない。温泉会館から高速IC方面に下ると、途中に「渋滞2時間半」の表示が、ダメだダメだ。ゆっくりメシを喰って時間をつぶす事にする。
適当にハンバーグがウリらしい店に入り、時間をつぶせるようにサラダバーやドリンクバーを付けた食事をする。なんだかサラダが美味い、そういや、この2日間、結構動物性蛋白質ばかり食していた気がする。
結局21時半頃に、再会を期して解散。御殿場を出ることにした。同乗者の自宅近くをマーキングして出発。その間に残り二台の姿は既にない。が、走って行くと、インターチェンジのすぐ手前の信号で、見覚えのある車体が。そのまま、二台縦に並んで東へ。と、気がつくと、横にもよく見知った車が……。結局三台並走して港北パーキングエリアまで一緒に走る。さすがに渋滞らしい渋滞は何も無く、快走快走。そこで本当に別れて、同乗者を送りつつ、帰り着いたのが、24時頃だった。
あー、面白かった。