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| 「戦争映画雑感」 映画少年だったんですよ。 小学校5年生くらいから、一人で洋画座に入り浸ってました。 漢字の覚えがよろしく、字幕で苦労したこともありませんでした。 当時、映画館で見て感動した映画の中に「コマンド大戦略」がありました。英軍と米軍のコマンドが合同で出撃する映画ですね。 お国どうしの意地の張り合いが、子供心に面白かったのを覚えてます。そして、バグパイプの音色に初めて魅せられたのも、たぶんこれ。その後、「赤いベレー」で決定的になりました(^_^;) 別に大作というほどでもない、普通の戦争映画ですが、孤立した空艇部隊救援に英第八軍の機甲部隊が、バグパイプ先頭に進撃して来るシーンに涙したのを覚えてます。 スコットランド・ザ・ブレーブハート、英軍が突撃の時に奏でるバグパイプの名曲ですね。 少しは大作の話もしないとね(^^) 「大脱走」の初見はテレビ放映でしたが、大いに気にいりサントラ盤を買い、学生時代ブラバンで大脱走マーチを演奏した時は感激した物です。 「史上最大の作戦」のテーマも、好きでしたね。この映画、なんと言っても艦砲射撃のシーンが秀逸でした。 このころの戦争映画は、時代考証よりドラマ性重視が殆ど、戦車も当時の現役とちょっと古めの物がそのまま使われてましたね。 無いなら、無いなりに工夫するようになったのは、いつからだろう。ソ連映画は、ディティールに拘って、改造をよくしてましたが、欧米では、やはり遠すぎた橋くらいからでしょうか。 遠すぎた橋は、先にコーネリアス・ライアンの原作を読みました。この映画が出来たころには、いっぱしの文学少年で、ジョン・トーランド、パウル・カレルなどの戦記文学も読みふけっていたのでした(中学生でしたから、ちょっと早すぎ?) ああ、そうそう、忘れちゃならないのが「トラトラトラ」ですよね。 あの長門のオープンセットは素晴らしかった。映画的には、バランスが悪いので、アメリカでこけたのは、日本が勝つからというより演出の問題だと思うのです。ちなみに、黒沢明が降板しなかったら、もっと日本軍はかっこ悪く描かれていた可能性大ですね。リアリティ追求しすぎて、本物の日本海軍になっちゃうから。 トラトラの場合、とにかく空中シーンの素晴らしさですね。幾ら「パールハーバー」でCG合成しても、やはり空を覆う大編隊の迫力は、こっちの方が上です。 ああでも、空中戦の白眉は「空軍大戦略」ですよね〜。 現代がバトル・オブ・ブリテン、そのまま英本土上空航空戦です。本物のスピットファイアが乱舞する様は、狂喜乱舞でした。メッサーシュミットとハインケルも、スペイン製で機体はドイツ製と同じものですから、リアリティあります。ただ、エンジンが英国製ですから、格好が違うのは仕方ない。でも、T6で作った零戦よりよっぽど本物でした。 あと、印象に残る作品といえば「パットン大戦車軍団」ですかね。いや、戦車軍団の何も無いのに、なんと言う邦題だ。とにかく、このジョージ・C・スコットの演技ですよ。うん。 「バルジ大作戦」は、ロバート・ショーの演技が素晴らしかった。でも、演出はイモです。 さて、その他の映画、やはり「Uボート」と「プライベート・ライアン」は外しちゃいけませんよね。 でも、この辺は語り出すときりがない。いずれ、ミリタリー部屋に移動して、ごそっとやります(^_^;) まあ、本当にとりとめも無い話ですいません。 つぎは、ちょっと邦画触れてみましょう。 |
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「日本の戦争映画」 かつて、東宝が夏に必ず戦争映画を作っていました。 結構見てましたね。なんか、気付くとLDも結構買って持っています。 日本で戦争映画撮る場合の制約として、兵器を使えない。というのがあります。 まず残ってないから仕方ない。 戦車とか出そうと思うと悲惨になります。軍艦もそうですね。 飛行機も、かなり悲しい代物がいっぱいあります。 石原裕次郎が出演した「零戦黒雲一家」など、張りぼてが一目瞭然。何しろ、紙を張った下の骨組みが浮いているんだもの(T_T) そうじゃない場合は、ほぼ全部ミニチュアですよ。は〜 まあ、そういう部分を見るのが映画の楽しみじゃないので、邦画を見る場合は、まずその辺は目をつぶります。 そして、演出と、その他の時代考証に期待するんですが。 嘘が多すぎます(^_^;) いや、でもハリウッド映画よりましかもしれない。 とにかく、そりゃ変だよ、という状況続出ですね。 でも、中にはこれ嘘だけど面白い、的な演出してしまう監督もいます。岡本喜八さんなんかが、その代表ですね。 これが、深作欣二さんだと、もうコメントするのもいやになる(T_T) ちっとも具体的作品に触れないですね〜 あえて避けているのかな(^_^;) でも、一連の作品見ても金太郎飴にしか見えない。というのはあります。三船敏郎出演作は、どれも似通ってますし、鶴田浩二作品もそうですね。 山本五十六、太平洋の翼、太平洋の嵐、ああ決戦航空隊、連合艦隊、連続して観てもそこに時代の経過が見えないのであります。 役者に頼った演出が、日本の戦争映画の特徴といえるかもしれませんね。 ちなみに、私が一番好きな日本の戦争映画は「ゴジラの逆襲」です。 (違うだろ!!!) でも、あの映画の航空自衛隊のパイロット達って、いかにも旧海軍の猛者たちって感じで、戦争映画の匂いがぷんぷんするんですよ〜(^_^;) 是非見てやってください。 |