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川崎区東扇島にある東緑地公園予定地を対象にした、海の自然と共生する公園に関する学習や、近隣の公園の見学をし、公園イメージをまとめて、川崎市に提案しませんか?
川崎市民で興味のある方なら誰でも参加OK!
場所 川崎マリエン会議室、川崎区東扇島東緑地公園予定地(16ha)ほか。
時間 午後1時から4時
対象 川崎市民、30人から50人程度(小学校高学年から大人まで)
主催 かわさき海の市民会議
企画、運営 (社)川崎地方自治研究センター、オルタナティヴ川崎研究会

8月20日(日)  自己紹介と計画概要を知る。
9月10日(日)  近隣の海浜公園を見てみよう 大井埠頭 中央海浜公園にて。
          見学、フィールドワーク、水際線の整備手法を知る
9月24日(日)  新しい公園プランを作る マリエン会議室にて。
           グループに分かれ、新しい公園プランを考える。敷地模型(おこし絵)作り
10月14日(土)、15日(日)  プランの発表展示(みなと祭り) マリエンにて。
           グループ作品の発表展示、市民投票による新しい公園プランの評価

第1回

1.公園計画について知る

東扇島(ひがしおうぎしま)には年間13万人(平成12年)が訪れる 川崎マリエン、バーベキュー施設ほか、西公園(整備中)、それらを結ぶ東扇島緑道(2,8q)など、様々な施設が考えられ、整備されています。
そんな中、平成15年から東緑地(16ヘクタール)の整備が始まります。
その東緑地が今回私たちが考えることになる公園予定地です。
避難、防災、青少年野外活動の場など広大な土地をどう利用するか、行政も市民とともに考えて、利用しやすい場所(公園)にしたいと思っています。

公園が作られるには(東緑地の場合)
平成13年度以降 調査。整備計画書を出す。
整備計画書を作るにあたって、どんな施設をどのように配置するのか、公園がひきたつためにどのような木を植えるべきかなどを考える、検討委員会を設ける。(今までは設けていた。)
それから、市民の希望をアンケートやワークショップで聞く。
市民の希望は必ずかなうわけではなくて、港湾計画という計画に基づいて許可のでるような案を採用しながら取り入れていく。(港湾計画に基づかないと運輸大臣の許可がおりない。
国からの補助事業で行う予定なので、計画にある制約との折り合いをつけつつ。)
規模や場所等が決まったら、予算や、何年かかるかといった事業化計画を作る。
整備スケジュールの中に組み込む。
今、行っている西緑地整備が平成15年に完成予定なので、その後引き続き東緑地の整備ということになる。というわけなのです。

2.海の生き物観察

海の生き物観察!といきたいところでしたが。
結果は残念ながらカニさん数匹。しかたなく、4月29日のイベントの時のビデオを見たのでした。

3.まとめと発表

海を見てから、今日のまとめに絵を描きました。その絵を見ながら、一人一人が思い思いに発表しました。

例えばこんな意見。

  • カニがいっぱい取れるようにしたい。
  • 養殖をして、ウニやあわびが取れるように、澄んだ海にしたいなと思いました。
  • 今日、川崎の海を見てびっくりしたんです。あまりにもすごい。ゴミもひどいし。
  • もっと自分たちが、子どもたちが、身近に遊べる、身近に触れる海が欲しいと思います。
  • 潮の香りと音が聞けるような公園。移動式の釣堀。あと、煉瓦作りの町並みの建物も移設
  • 1日楽しめるような所でありたい。
  • なになに館みたいな建物は作らないで、このような、氷屋さんとか、海苔作りの体験のところで
  • も良いですけれど、木で作ったようなところ、そういうような建物があると楽しめると思います。
  • 五感で感じられて、 海と人との関係ができるような公園ができたら良いなと思います。
  • そもそもここは江戸時代に池上太郎左衛門さんという、超有名な方が埋め立てを始めたんです。
  • その威徳をしのんで、ぜひ池上太郎左衛門資料館!
  • 昭和20年代の海に取り戻してもらいたいというのが、一番の願い。
  • 気球を飛ばしておけば、多少PRにもなるんじゃないか。
  • 愛を語れる港に。
  • タコが食べたいです。タコが住める岩場を作っていただけたら。
  • ダイビングをしてみたいなと思える海にしたい。

これらの思いを市長さんに伝えるため、あと数回のワークショップ、楽しんでやっていきましょう!

第2回9月10日(日)、 東京都の大井ふ頭海浜公園を訪ねました!

 当日は残暑厳しい中でしたが,公園は多くの利用者でいっぱいでした。日本野鳥の会の増田直也さんを講師に迎え、園内をみんなで見て回りました。(増田さんのお話はこちら。)

 この公園は、1977(昭和52)年から検討が始まり、段階的に整備を進め、1997(平成9)年に完成しました。
 検討当初では、多くの市民が計画づくりに参加したということで、20年以上も前に失われた自然の回復と保全を目標とした公園計画が策定されたこと、さらに市民参加で計画づくり行われたことなど,驚くべきことです。

■公園の基本方針

  • 水質、底質、水際線の改善により、生態系としての生物環境を豊かにする。
  • 樹林の造成にあたっては、土壌、遷移等を考慮して自然の植生に近いものにする。
  • ビジターセンターを中心に、公園利用者が自然を観察し、またそれを指導することのできる利用管理を考える。
  • 公園隣接地の将来計画について、公園の効用をさらに高めるように積極的に働きかける。

ということで、考えるべき点は多いと思いました。

■公園の特徴

  • 品川区と大田区にまたがり、陸域約40ha、水域約5haと、扇島東緑地に比べて3倍位の面積がある。
  • 野球場や陸上競技場、サッカー場などがある「スポーツの森」のゾーンと水辺を生かし、生き物の生息に配慮した「なぎさの森」のゾーンに分かれている。
  • かつて干潟であったところを埋め立てし、運河に面する場所を自然に配慮してつくられた公園は東扇島と極めて似かよった環境で、とても素晴らしい!

■参加者の感想

  • 運河に面していて緑が多い 。我々が思い描いている公園のミニ版。
  • せせらぎの森は、川崎にない面白いところ。
  • 干潟が急すぎる。釣り針を引っかけてしまったので マナーも大切。
  • 砂浜があって、小さい子が遊べることができて良い。スポーツもできるところもよい。
  • 公園作りのことはよくわからないが、生き物がたくさんとれるところが良い。
  • ひさしぶりに軟らかい土の上を歩いた。これだけ利用されていれば良いなと思った。
  • ゴミも少ないのが良い。
  • 鳥をいっぱい見れた。つぶ貝をとった。
  • 駐車している車を見ると、大宮や練馬、川崎ナンバーなど遠くからきていることがわかった。
  • 久しぶりに日の照っている風景の中を歩いた。せせらぎの森では昔を思い出した。
  • 寝転がりながら海を眺めているのが良い。
  • 潜提という工法は新しい発見だった。
  • 遊べる場所と観察する場所とが分かれているところがよい。
  • 学校、地域を結んでいける運動になればよい。
  • 公園の入口から管理事務所まで森になっていて、突然海が開ける景観が良い。

 今回、大井ふ頭中央海浜公園を歩いてみて人に創られたものは、その人々の 「想い」を現すものであり、使ってくれる人々によって、成長していくものではないかと思いました。

 川崎の「海の公園」も悩み、工夫して創り、守り育てていきたいものです。

第3回

9月24日(日)に、川崎マリエンでみんなの 理想の公園を模型で作りました。時間はあまりありませんでしたが、集まってくれた45人のみなさんは、それぞれの思っている理想の公園像を4つのグループに分かれて、4つの形にしました。

最初に、東京湾海洋研究会の安元さんから、川崎の海に潜ったビデオを観ながら、海の生物の説明を聞きました。

その後、東扇島に造る公園の制限事項やルールを聞いた後に、1〜4班各々、「生き物が沢山いる公園」「釣りのできる公園」「鳥の集まる公園」などの言葉が書かれたカードを出し合って、公園のイメージをグループのなかでつくりあげていきながら、グループのコンセプトを絵に描いたり、文字にして、それを模造紙に書き起こしました。

■各班の作品
コンセプト 皆さんの説明 (一部しか載せられなくてごめんなさい!)
フィッシャーパーク(1班)

場があって、砂浜がある。(潮干狩りや釣り)

運河を造って水を循環させる。水がきれいになって、生き物がたくさんいる。

「僕が作ったのはキャンプ場とコンビニです。あとは、 ライトをいたる場所につけて明るくするようにしました。」

「僕は、キャンプ場の近くにある森や、木とかを作りました。展望台も作りました。」

虹色公園(2班)

「触れる」自然に触れる(広い芝生、噴水、彩りの花)人と触れる(体の不自由な人が利用できる市民が維持管理できる、デートができる)

「学ぶ」海苔作りなどの歴史を学べる公園、自然観察や環境学習、野鳥観察などができる公園

「遊ぶ」自分たちで遊具が作れる冒険遊び場のような公園、サイクリングができる公園

「自然と触れるということで、砂浜とか岩場、山、ジャングルがあります。ブランコ、噴水、池がありまして、こちらの方で遊ぶと。自分たちで遊具を作れる冒険遊び場(秘密基地)のようなことを端っこの森で作る。学ぶことは海苔作りなどの歴史 が学べるところ、自然環境、環境学習ができる施設として大きなセンターを作ってみました。」
海のともだち公園(3班・まゆちゃんチーム)

「海だからできること」と「広い陸地だからできること」

「活動的なこと」と「静かなこと」

「全体的に、陸地で活動的な部分と海で活動的な部分を川でつないでいます。静かな部分は自然観察ができる所や、釣り場ゾーンを設けました。サービスゾーンは車などを停めて、アクセスしやすいようにしました。」
海と森のドリームパーク公園(4班)

自然観察や環境学習ができる公園。

(どこでも観察してどこでも遊んじゃう)

みんなで楽しめる公園。

「魚や海の生き物がたくさんいる公園、子どももお年よりも体の不自由な人も気楽に楽しく利用できる公園…これ、子どもさんが3人ともそういう思いをいれてくれたんですよね。」

「途中でスポンジが足りなくなってしまって、すごく細かくなってしまったんですけれど、上手くできて良かったと思います。」

■おわりに

今回は今まで勉強してきたことから東扇島東緑地にできる「みんなの理想の公園」を模型にしました。
形にすること。これは人間にできる特権的な喜びの一つだと思います。
一つのことをみんなで協力して作りあげる。造っているときは夢中になり、作りあげれば、満足感に浸れる。
こんなに幸せなことはないでしょう。もしこれが、本当の公園作りだったら・・・。
夢は持っていないと現実にはなりません。これからも、「こうなったらいいな、こうしたいな、こうしよう!」を続けていきましょう。そうして、いつか、夢を手に入れていきましょう!!