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■かわさき・海の市民会議 活動報告
1)エメックス東京湾フォーラム「まだ間に合う?歴史に学ぶ」
2003年12月7日、船の科学館で開催されたエメックス東京湾フォーラム(財団法人国際エメックスセンター主催)に斎藤会長と安元事務局次長が出演しました。この催しは、東京湾、瀬戸内海、伊勢湾など開発が進み、かつての豊かさが失われつつある海域の環境を回復し、その自然を保全するために必要なことは何かを考えようというものです。その切り口として漁業をとりあげ、千葉県船橋市、岡山県倉敷市、大分県中津市、長崎県有明町、熊本県荒尾市から現役の漁師さんが集まり、現在直面している問題などについて語り合いました。安元事務局次長は事例報告のコーナーでシャイな漁師さんたちのインタビュアーとして、斎藤会長は元漁師の立場から、かつての川崎の海の姿、また現在の活動などを紹介しました。
2)その後の「海の公園づくりワークショップ」
東扇島東緑地を対象とした、海の公園づくりワークショップ発表会(川崎市港湾局主催)が1月24日に川崎市産業振興会館で開催されました。三年にわたって行われたワークショップの記録と整備計画図の提案発表で、市民参加で考えた公園計画パネルを阿部市長へ手わたしました。市長はこの計画を元に国土交通省と協議していくことを約束してくれました。
そして、7月4日にはミューザ川崎で、国が策定した基本計画として、平常時の利用や大規模災害時の基幹的防災拠点の機能についての説明会がありました。人工海浜を整備した公園のイメージは、ワークショップで提案されたものとほぼ変わらないものです。この東扇島東緑地は、本年度末に現地整備に一部着手する予定で、2007年度末には完成予定です。楽しみですね。
3)市民自治創造・かわさきフォーラム
第二回市民自治創造・かわさきフォーラムが2月13、14日の二日間、高津市民館で開催されました。今回は「まちを耕そう〜小さなまちづくりとコミュニティ・デザイン」というテーマで、まちづくりの専門家である延藤安弘さんの講演や様々な市民活動団体による勉強会が行われました。これらの成果は「かわさき・まちづくり宣言」という形にして参加者全員で共有しました。当会はNPO法人川崎の海の歴史保存会と共に、かわさき元気メッセで活動紹介のパネル展示を行い、海の公園計画や本物のノリを展示して川崎の海の素晴らしさを多くのみなさんにPRしました。
4)市民が育てる東京湾〜SAVE21実行委員会
当会も実行委員として参加しているSAVE21東京湾まち育てコンテストの関連イベント、SAVE21ぐるぐるめぐる東京湾ラリーの第三回目が横浜市金沢区の野島で2月21日に開催されました。今回はシリーズの最終回。人工と自然が混在する周囲の環境を体験し、そこから集めた音を用いて、その場所がどのような場所であるか、どのようになったらいいかを表現する音の環境学習です。
また、4月3日には東京港野鳥公園でその総集編を行いました。盤洲干潟、お台場海浜公園、野島での振り返りと、三カ所で集めた音を大きな地図にまとめて、東京湾がこうなったらいいなということなどを話し合いました。※詳細はこちら→http://www.yasumoto.com/save21/
5)夢ワカメ・ワークショップ
当会も実行委員として参加している夢ワカメ・ワークショップ(同実行委員会主催)が2月28日に横浜マリタイムミュージアムの水面で行われました。この日は昨年種付けしたワカメの収穫の日です。しかし、水温がなかなか下がらなかったことなどが影響し、ワカメは期待通りに成長してくれませんでした。それでもかわいいワカメを収穫して参加者のみんなは大喜びしていました。家に持って帰って美味しく食べたことでしょう。本年度のワークショップは第二十五回豊かな海づくり大会かながわの一環として11月13日からスタートしました。来年2月26日には、成長したワカメの収穫をします。詳細はこちら→http://www.yasumoto.com/wakame/
6)東大島小学校五年生・海の環境発表会
3月5日、東大島小学校で海の環境発表会が行われました。五年生のみんなが川崎の海の環境について、ノリづくり体験、本やインターネットで調べたことをまとめたものです。横森事務局長、安元事務局次長、川崎市港湾局の中井川主査がゲストとして招かれました。安元事務局次長からは川崎港の水中映像と東京湾の環境について、中井川主査からは東扇島の公園計画の話がありました。そして、五年生のみんなが各班でつくった夢の海浜公園模型の説明と成果発表を行いました。川崎の海をもっと好きになってくれたかな。
7)川崎ノリづくり祭
本年度も4月24、25日に川崎ノリづくり祭(NPO法人川崎の海の歴史保存会主催)が川崎マリエンで開催されました。当会は、交流棟二階にある川崎の海の歴史コーナー前で活動パネルの展示を行いました。
8)多摩川流域ネットワーク誕生
かねてから準備が行われていた、山梨県小菅村の多摩川源流から河口の海で活動する人々をつなごうという、多摩川流域ネットワーク(通称TB-Net)の設立集会が5月21日、二ヶ領せせらぎ館で開催されました。そして、この呼びかけにより集まった多摩川流域で活動する人々を中心として、6月28日に設立総会が行われ、正式に多摩川流域ネットワークが誕生しました。代表はNPO法人多摩川エコミュージアムの長島理事長が、事務局はとどろき水辺の楽校の鈴木さんが担当することになり、安元事務局次長も運営委員のひとりとなりました。今後、海と川の交流を通してお互いの活動が広がるように、様々な催しを計画中です。
9)「川の日」ワークショップで入賞
7月10、11日に第七回「川の日」ワークショップ(同実行委員会主催)が国立青少年オリンピック記念センターで開催されました。当会も参加しているSAVE21実行委員会が海から参戦し、予選を勝ち上がり、二日間の激闘の末に見事入賞し「音拾いは海と暮らしのにおいへの共感を育んだで賞」を受賞しました。事務局の長谷山さんと安元事務局次長もSAVE21実行委員会の一員として出演しました。詳細はこちら→http://www.mizukan.or.jp/kawanohi/kawanohi.htm
この受賞がきっかけで、10月17日に開催されたあらかわ学会年次大会の特別ゲストとして招待され、「川の日」ワークショップの再演が行われました。このように、海と川の人々が交流していくのはとても楽しいことです。
10)第五回汽水域セミナー
第五回汽水域セミナー・東京湾復元の世紀〜多摩川河口は今(同実行委員会主催)が8月28日に川崎市産業振興会館で開催されました。今回のテーマは多摩川河口ということで、午前中の講演は国土交通省京浜河川事務所による河口域の現状、トビハゼの調査報告、羽田の漁師さんの話など。また、地元川崎市からは、安元事務局次長ととどろき水辺の学校の鈴木さんが出演しました。午後からはパネルディスカッションが行われ、河口域の環境の大切さや、羽田空港拡張に伴う神奈川口構想についてなどが話し合われました。
11)多摩川河口に菜の花を植えよう
二ヶ領せせらぎ館の田中館長を中心に、多摩川を語る会、NPO法人多摩川エコミュージアムなどの団体により、多摩川河口に菜の花を植えようという催しが、9月20日に浮島つり園横の日本道路公団敷地内で開催されました。浮島町公園で活動する海風の森をMAZUつくる会のみなさんの参加もあって、作業はスムースに進み、汗を流した後は公園の緑の中でランチを楽しみました。春にはきれいなお花畑が多摩川河口に広がるといいですね。カーフェリーや飛行機から見える景色にびっくりする人もいるかもしれません。
12)全国源流シンポジウムで河口クルーズ
10月2日、3日に第五回全国源流シンポジウム(同実行委員会主催)が東京農業大学で開催されました。今年は多摩川源流研究所が事務局担当ということで、はじめて源流以外の多摩川中流域での開催です。一日目は作家の椎名誠さんの基調講演やパネルディスカッションが行われ、二日目はそれぞれテーマを持った三つの見学会があり、そのひとつとして長八海運の渡辺社長の操船で、川崎港〜多摩川河口〜中央防波堤〜荒川〜墨田川という航路をクルーズしました。当日はあいにくの雨でしたが普段なかなか経験することのできない航路に参加者のみなさんは興味津々で、それぞれ楽しんでいたようです。川崎港と多摩川河口のガイドは安元事務局次長が担当しました。
13)ボランティア活動・市民活動入門講座
10月21日に川崎市教育文化会館でボランティア活動・市民活動入門講座(財団法人かわさき市民活動センター主催)が開かれました。今回は福祉、平和、国際交流、環境というテーマで、それぞれ「移送さいわい」から徳永貴さん、「被爆者健康連絡会」から山口淑子さん、「川崎市地域日本語連絡会」から山口一彦さん、「かわさき・海の市民会議」から安元事務局次長が講師として登場しました。ボランティア活動には様々なものがありますので、実際に活動についての話を聞き、自分の興味を持てる分野を身近に感じてもらおうというものです。海洋環境という分野は、川崎市では生活とかけはなれたところがあるので、ちょっと浮いていたようなところがあったかもしれません。
14)浦安で「東京湾まち育てワークショップ」
SAVE21実行委員会主催の「東京湾まち育てワークショップ・音で見つめる東京湾」が10月23日に浦安市で開催されました。午前中は浦安市側と船橋市側の異なった三番瀬の環境を体験しながら周囲の音を聞いて集め、午後からはその音を元にして理想の三番瀬の姿を模型で表現しました。来年の一月には、これら音の環境学習のまとめとして、学校の先生たちが現場で実践できるようなマニュアル本が刊行される予定です。
<今後予定されている催し>
その他、多摩川河口干潟観察会、かわさき環境デー、市民自治創造・かわさきフォーラムなど、かわさき・海の市民会議に関連した催しが盛りだくさんです。詳細は事務局まで。
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