GPZ900 復活メンテ!!(Part6)

*コレまでの流れ: 前後ブレーキクアリパ取付け・エア抜←フロントフォーク取付け←メータギアグリスアップ←前後ブレーキシール交換←フロ ントフォーク取り外し・フォークOIL交換←前後ブレーキキャリパ取り外し・分解・清掃←キャブ再装着←キャブレタ取り外し・整備←バッテリ準 備←燃料タンク洗浄←OIL&フィルタ交換←クーラント交換←エアクリーナ確認・清掃←プラグ 確認・清掃←外装取り外し←現況確認

2010年2月11日
*後輩のショップに頼んでいたブレーキのシール関係が入荷したので、ばらしたままのキャリパのシール交換です。



エアクリーナも劣化が進んでいそうなんで交換です。 スポンジで出来ていますので、劣化でちぎれたスポンジが
キャブやエンジンに入るとエライ事になるので交換した方が無難だと判断します。

フロント&リアBキャリパのシール、バッドピン、ホースのワッシャなどです。しめて15***円也・・(/□≦、)



GPZはフロントシャフトの所にメータギア(速度感知)が付いています。
ハブ側に溝を切ったカラー(金色の円筒板)が付いていて、ギア(手に持っている)の中に同じような溝を切った
ギアとかみ合う様になっています。 中にはグリスが封入されていますが、密閉ではないのでグリスの量は
タップリとはいかず、ここのグリスが切れてしまうとキ〜キ〜というノイズの原因にもなりますのでグリスを
充填します。




ダストシールは結構ガッチリ嵌っています、シールの縁は金属の芯の入っていて、下手にこじるとシールが
変形しそうなので、写真の様に↑ドライバでシールの隙間から少しづつグリスを入れていきます。

それ程タップリと入れなくても良いでしょう。 結構走行中に滲み出てきますので、逆に入れすぎは
良くないと思います。(*^^)


続いては取り外してOIL交換したフロントフォークの取付けです。





フロントフェンダーはタイヤを付けてからは取付できないので、先に取付します。
この時にボルトは本締めではなく、落ちないように仮止めだけします。 ここで締めてしまうとシャフトを
通す時にフォークがよじれてしまうとシャフトがなかなか入らなくなってしまいます。



無事にシャフトが通りました\(o⌒∇⌒o)/ 
シャフトにはアクセル側にカラー、クラッチレバー側にメータギアが付きます。
メータギアにはタイヤが回転する際に共廻りしないように突起がでていて、ブーツ側の同じような突起に
ぶつかって止まる様になっています。 シャフトの締め込みの際に突起の位置に注意しましょう。

*リアブレーキ・キャリパシール交換。



前回のメンテでメンテマン二号さんがバラシて掃除してくれたキャリパのシールが劣化して硬化してしまい。
切れていたので、全てのキャリパシールを交換です。

リアは異形2ポッド片押しタイプなので、シールは二枚/ポッド×2の四ケです。
内側のシールは外側のダストシールより若干厚めです。 ダストシールは真ん中にスリットが入っていて
外からの異物の進入が無いようになっています。 内側のシールはブレーキOILの内圧に耐えるように
シッカリと厚めです。



シールを入れる際にブレーキOILやシリコングリスを少し塗って取付けます。
ポッドを挿入する際にスムーズになる事と、初期作動時のシールの傷みを軽減します。

*フロントブレーキ・キャリパシール、バッドピン交換。



リアは片押しでしたが、フロントは同径対向4ポッドです。
キャリパは左右二つに割れるようになっていて、キャリパ間はバイパスホールでOILが行き来するように
なっています、ホールには小さなシール(写真↑左上のゴム)が嵌っていて、大概バラスとベッチャリ潰れているので
再組立の際にはOIL漏れの原因になりやすいので交換します。

各ポッドにはリアと同じようにシールが二枚づつ入ります。



ポッドを収めて左右のキャリパをあわせたら、シューを取り付けますが、写真↑の様にポッドの当たる部分に
バッドグリス(鳴き止めグリス)を塗っておきます。 今回はシューの劣化があるので後日交換する為
薄めに塗ってあります。 ・・・・え?・・なんで薄めなのか?って? いや〜、どうせ交換するなら
タップリ塗っても勿体無いかなぁ〜って思って(苦笑) でも塗った所を載せないと分かりづらいだろうと
思い、チビッと塗ってみました(爆) ただ本チャンのシューの際でも、塗りすぎはかえって良くないので
写真のものよりもう少し厚め位で・・・(^▽^)



なんとか全部のキャリパを組立終わりました。
左上にあるのが外したシールとバッドピン! シールは硬化してますし、バッドピンは錆でボロボロ!
バッドピンが錆びたり変形したりしているとシューがスムーズに動かなくなり、ブレーキの誤動作に
なりますので、シューの交換の際には一緒に交換するのが良いでしょう。 磨いて再利用も可能ですが
磨き方によっては磨き傷が引っかかる事もあるので、交換が無難です。
 社外品によってはステンレス製もありますが、錆びない!という点では良いと思います(但し高い)

新しいシューをつける際には必ず、ライニングの角を面取りしますが、バッドピンのスライドホールや
キャリパに当たる部分のシューベースのバリ取りも必ずしてください。
シューベースは金属の板を打ち抜いて作ったものが多く、片方には結構バリ状に尖っていますので
キャリパやバッドピンに引っかかるのを防止する為、面取りしておけば安心です。



キャリパを元の場所にセットし、メータギアにメータケーブルを繋ぎます。

この際に外した時と同じようにケーブルやホースがハンドルを左右に振り切った時に突っ張らないような
位置に収まっているか確認します。

この際にボルト類は取付けの際には仮締め、全部の部品が位置に収まってから本締めします。
複数のボルトで固定されているものは、一本一本を一挙に締めてしまわずに、均等に締めていくように
少しづつ増し締めして行きます。(片方だけ一挙に締めると片効きしたり、ボルトが緩みやすくなる為)



メータパネルを付けて、メータケーブルを繋ぎます。
タンクを載せて、次回はチェーンとリアアクスルシャフトの分解整備です。

いよいよ走れる様になって来ました\(o⌒∇⌒o)/
がんばるぞ〜〜〜〜!!