GPZ900
復活メンテ!!(Part4)
*コレまでの流れ: キャブレタ取り外し・整備←バッテリ準備←燃料タンク洗浄←OIL&フィルタ交換←クーラント交換←エアクリーナ確認・清掃←プラグ
確認・清掃←外装取り外し←現況確認
2010年1月11日
*整備の基本OIL交換です。 エンジンの血液にあたりますので、OILの状態でエンジンの調子はかなり変わります。
単純に新しいOILに替えるとエンジン音が静かに感じませんか? エンジンの吹け上がりが軽く感じませんか?
そんな感じでクソ難しい理屈は言わなくても、OILを交換する意味は誰でもが実感できると思います。
良く「OIL交換なんて怖くて自分で出来ないよ」「何かあったら大変」・・こんな声も良く聴きますが、シッカリと手順を
理解して、一つ一つを落ち着いてやればそんなに難しいものではありません。(中にはトンでもない所にドレンボルトが
あったり、マフラを外さないとフィルタが外せなかったりしますが・・(苦笑)(^-^;
何よりも自分でOILを確認する事によって、いつもと違う状態が分かる様になると思います。 いつもと同じ色・粘度・異物の
混入etc・・自分の愛車が調子良いのか悪いのか、自分でやるOIL交換のメリットは多いと思います。
さてGPZ君(いつの間にか擬人化(~0~))ですが、やはり真っ黒です・・・ん?っていうか・・・よく見たら茶色!?(爆)
雨ざらしだったのでOILに水が混入したんでしょうか!? いずれにしてもトンでもない状態なので交換です。
OILフィルタも同様にかなりくたびれているので交換!(苦笑) 個人的にはOIL交換(5000Km毎)二回に一回の
割合で交換しています。
フィルタは使用前後を色で比べられませんが、殆どが紙(不織布)で出来ているので年数が経った事もあり、
ふやけて来ていて毛羽立っています。 異物もかなり付着していますね、一度走行してから早めにOILと一緒に
もう一度交換した方が良いかもしれません。 (エンジン内部の汚れや抜け切れない古いOILが残っている為)





*燃料タンクの洗浄。 タンクの内部に若干錆があります。 残っているガソリンも腐っている(ガソリンって腐るんですよ)
ようなので洗浄がてら抜いてしまいます。

注油口のパッキン周りに錆が廻っていたので燃料コックのストレーナを外してみると、若干錆状のゴミが付いています。
現状では左程の錆量に見えませんが、メンテの後半にもう一度チェックして気になるようなら、
一度酸洗いをして組み込みたいと思っています。 キャップ周りも錆とりをして最悪はパッキンの交換も必要かも。
燃料ゲージフロートも固着している可能性があるので、メンテ後半にもう一度タンクをばらして見たいと思います。
*バッテリ準備。 最近の二輪車用バッテリは密閉式(転倒した際にバッテリ液が漏れるのを防ぐ為)が主流ですが
GPZの指定バッテリは開放式の様です。 密閉式も同じですが、予め乾燥状態の本体に電解液を注入する事で
機能開始します。




写真の様に開放式は充電による発熱で気化したガスを逃がすドレンが付いています。 外した時に外気が中に吸われたので
生産時には真空引きかなんかして、電極の酸化を防止しているんでしょうか?(^O^)
電解液は希硫酸です、うっかり服やなんかにつけてしまい放置すると、ボロボロに焼けてしまいますので注意してください。
写真の様に容器にはホースが付いていて、注入時にこぼれないようになっています。 万が一こぼれたりした時の為に
屋外やシンク等の上で作業した方が良いでしょう。 万が一の時も水で直ぐに流せますから(^▽^)
*さていよいよ整備も核心に入ってきます。(爆)
バッテリを繋いでセルを回してみる(タンクを借り付けで燃料供給)とガソリンがオーバーフロー!!
やっぱりダメかあヾ(`◇')ダメッ! 懲りずにコックを開閉しながら2,3回セルを回してみると・・・ボロン!・・ボロン!
お!火は入るみたいだ! すかさずチョークを・・う!動かない・・(/□≦、)エーン!! しかたない!アクセルあおるか!?
ありゃ!アクセルが動かない!Σ(T▽T;) ぐわわぁぁ〜ん! こりゃ〜!どっか固着してるなあ!?
先ずはチョーク&アクセルワイヤーの固着チェック!



GPZちゃん(おいおい!今度は女の子になったんかい〜〜!)のチョークは左グリップの所に付いています。
ウインカーやホーン等の電装BOXに一体になっているので、プラスネジ二本で簡単に・・あれ?
電装BOXは外れるけど、チョークレバーがクラッチホルダとグリップに挟まれて外せない・・(苦笑)
う〜ん!可愛い娘ほど手がかかるなあ〜(^▽^)(今度は娘か〜い!!)
クラッチレバーも外して無事にワイヤーをリリース。この時にクラッチ開閉感知のスイッチコードが付いていますので
切ったり、壊したりしないように予め外しておきます。 このスイッチが動作不良を起こすと、ギアチェンジやニュートラル
への誤作動を起こしますのでご注意を! ね!マサトさん!!(^▽^)
さて、ワイヤーラインに固着があるかな!? 引っ張ってみる!・・スルスル〜!、ん?・・押してみる!・・スルスル〜!ん?
若干錆が見えるものの、油切れや錆で固着しているようには見えないなあ〜・・/(-_-)\ コマッタァ・・・
こりゃ〜、ひょっとするとひょっとして・・・う〜ん!面倒になってくるからやだなあ〜〜!(^-^;
そうです・・キャブレタの固着だと思われますねぇ。 試しにドライバでキャブのスロットルワイヤー取り付け部を押してみる。
・・・見事に・・ビクとも動きません(苦笑)
やはりタンクのガソリンが腐っていた時に嫌な予感がしていたのですが、キャブレタ内部のガソリンが腐って固まって
いるようです。
こうなるとキャブレタ本体をOHしないと不味そうですね。 この手のキャブはエアクリーナとエンジンにガッチリ挟まっていて
キャブレタだけを外せなかったりするんですよね。 え?じゃあどう整備するのか?って、その場合エアクリーナやエンジンを
外してからキャブレタを外すんですよ〜。 でもエアクリーナはシャーシに嵌っているので、その際にはエンジンを
シャーシから外さないと・・その前にラジエタがあるから、ラジエタも・・・ウキャ〜〜〜!!嫌だぁ〜〜〜!!
超めんどくさい〜〜!!(爆) こうなったら奥の手で・・・ っと言うことで・・・うりゃ!!

おお〜〜!やれば出来るじゃん!! 無事にキャブレタ君(又男の子かい〜!)が誕生しました!(爆笑)


やはり思ったとおり、ガソリンが中で腐って固まってしまい、バルブ等が固着しています。
こうなるとスムーズにガソリンを気化したり、スロットルコントロールする事が出来ず、エンジンはまともにかかりません。

じゃじゃ〜〜ん!! こんな時にはキャブクリーナ!! え?缶にはクリーナーキャブって書いてある!?
良いんです!!(;`O´)o これは商品名ですから!! よっく見てくらっせ〜〜〜!下のほうにキャブレタークリーナーって!(爆)

幾ばくは綺麗になり、内部のシリンダも動く様になりましたが、一番(一番左側)のシリンダだけがかなり固着しています。
指で持ち上げているのは4番ですが、一番のプラグホールに水やゴミがあったことを考えると、左側から雨風が
当たっていたか、サイドスタンドで長期に置いていたんでしょうかね? え?スタンドが関係あるのか!?って?
センタースタンドで駐輪すると車体は左右平衡に立っていますが、サイドスタンドで駐輪すると左に傾きますよね?
この状態で長期間駐輪すると、当然液体(ガソリン、OIL、水等)は左に集まった状態でよどむ事になります。
ですから、エンジンヘッドを流れる水は左のプラグホールに溜まりやすいですよね?
ガソリンもそれぞれのキャブ内の物以外は左に集まりますよね・・・そんな影響かなぁ・・・かなり固着してました。
いよいよ次回はキャブのフロート内部のメンテに入ります。
試しに一番を開けたら・・・ガソリンが・・・樹脂化してました・・・(苦笑)
おまけ!!

