JRに過激派はいらない!
民主化完遂11.16集会開催

11月16日、JR連合は、都内・ホテルはあといん乃木坂において、「JRに過激派はいらない!民主化完遂11.16集会」を開催しました。会場には溢れるばかりの組合員が結集し、JR労働界から革マル派を排除し、JR発足20年を節目に民主化闘争を完遂する決意を固め合いました。

結集した組合員は集会開催に先立って、「脱退・退職強要事件」第54回公判の傍聴券獲得行動に参加した。この行動には、JR西労組青年・女性委員会が大阪からバスを仕立て参加し、傍聴券を獲得するために1500名にも及ぶ組合員を動員する東労組の異様さを実体験しました。

集会は、第一部として『週刊現代』記者の西岡研介氏から講演を受けました。西岡氏は、JR東日本革マル問題について、「革マル派のようなテロリスト集団であっても、思想信条の自由だけは守らなければならない。私が問題にしているのは、革マルの思想ではなく、その行動である。労働組合は、特定の思想信条に支配されてはならない。自分の自由だけを認めて、他の者の自由を絶対に認めない、これが一番問題だ。革マルという思想集団をせん滅することではなく、JRから叩き出すことである。要は、思想集団なら思想集団らしく、思想集団でいろということ。組合に手を出すなということ。あいつらのやっていることが間違っているから徹底的に世の中からせん滅するというのは、あいつらのやっていることと同じ。それをきっちり押さえていかないと彼らを批判する我々も彼らと同じになってしまう」と述べ、民主化闘争の大義について熱く語りました。

第二部冒頭、角田会長が主催者挨拶を行い、「民主化闘争は正念場を迎えている。当該三単組が自らの主体的な力量を発揮して、この有利な状況で、どのように主導権を発揮するか、そして受け皿をどのように構築していくかということが課題だ。JRから革マルを一掃し、民主化闘争の完遂をめざそうではないか」と訴えました。

続けて来賓挨拶に移り、JR連合国会議員懇談会の山下八洲夫副会長・伴野豊事務局長・三日月大造事務局次長が多忙の中、駆けつけて頂き、激励の挨拶をうけました。

JR連合の民主化闘争集会に初めて出席した国労の田中副委員長から、「労働組合は思想・信条は自由である。しかしセクトの強要や恫喝、暴力、脱退強要、盗聴などというものは、労働組合運動とは全く無縁である。JR民主化の闘いは、安全・安心の公共交通を守る闘いであり、JRに働く仲間全ての共通した闘いだ。今後とも皆さんとともに闘っていく」と、JR東日本の民主化に向けた連帯の挨拶を頂きました。

民主化三単組を代表してJR東日本ユニオンの今井委員長は、東労組を脱退してユニオン加入を決断した鈴木氏を紹介したうえで、革マル労政打倒の決意を高らかに表明しました。

集会は佳境に入り、青年・女性委員会の高木事務長が集会アピール案を提案し、「JRから過激派勢力を一掃し、国民が安心して利用できる鉄道を創るために闘う」ことを全体で確認しました。

最後に青年・女性委員会の福本議長の団結ガンバローで、集会は成功裡に閉会しました。


JR連合「JRに過激派はいらない!民主化完遂11.16集会」

2006年11月16日10:00〜12:00
東京・ホテルはあといん乃木坂

◎ 第一部 記念講演

○ 西岡研介氏(週刊現代記者)

何故いまJR東日本革マル問題なのかという話だが、来年で分割民営化20年を迎える年に、未だにこの問題が東日本をはじめ、北海道、貨物で残っていることが問題だ。同業者からも「なぜ今さら」と話されることもあるが、逆に私は「なぜ今まで政府もマスコミも放置していたのか」と聞きたい。ときわクラブの大手紙記者が私の連載を見て「真新しい話はない。みんな知っている話だ」とJR東日本の担当の方に話したそうだが、私からすれば「知っとったら書け」と言いたい。それが仕事だと思う。今この問題を本当に熱心に取材しているのは各社の公安担当記者だが、なぜ書けないかというと、まず、広告費の問題がある。ある記者がJR東日本の経営方針について批判的な記事を書いたところ広告を引き上げられた。もう一つは、12年前に起きた週刊文春事件。「JRに巣くう妖怪」という記事をめぐってキヨスクで販売拒否され、85万部から20万部に減り、歴史に残る言論弾圧となった。このとき私は神戸新聞で記者をしていたが、あの新聞やニュースで見て「なんと異常な会社なんだ。これは大問題だ」と思っていた。今回も同様のことが懸念されたが、幸いに「週刊現代」は、キヨスクで20万部も売れてないということが分かり「これならやってしまえ」となった。今回、広告掲出拒否はあったがキヨスクでは販売された。JR東日本という会社の基本的な体質は変わっていないが、良心的な方がいる。JR東日本のある幹部は販売拒否を強硬に主張されたらしいが、キヨスクに出向しておられる幹部の方が「この時代に合わない」と適切な判断をされたと聞いている。

「週刊文春」問題を知った後上京し、「噂の真相」の記者を勤めた後、「週刊文春」に入った。本格的にこの問題の取材を始めたのが2003年秋、警視庁によるJR総連の家宅捜索で松崎明氏の業務上横領疑惑が浮上したという話を聞いてから取材を始め、2005年まで2年間眠っていたが、昨年記事に書いた。昨年暮れに松崎氏ほか3名による業務上横領容疑で警視庁公安部が家宅捜索し、異例のガサ入れとなった。それで「組合費でハワイに別荘を建てたJRのドン」という記事によって、それまでの取材を出すことができたのだが、JR東労組が3月に訴えてきて、明日判決が出るが、おそらく勝訴だと思う(注:11月17日に原告請求を棄却する勝訴判決が出る)。

この記事を書く前の2005年にJR西日本で発生した尼崎脱線事故の際、JR総連系の西労が、事故は日勤教育が原因だとする大キャンペーンをやっていたときに追及したことがあった。運転士はJR西労組の人だったが、西労のキャンペーンに乗って神戸新聞も日勤教育が問題だと社説で書いた。これはおかしいと思って、週刊文春でご遺族の取材とは別に3人の別働隊を現地に送ったのだが、それが、2年前に作ったハワイ別荘事件の革マル取材班であった。JR総連、西労は車掌を西成の病院に囲い、なおかつ取材を奥さんから遠ざけた。彼らは今でも車掌を囲い続けている。私は、その病院に取材に行って車掌のインタビューを載せたのだが、彼らが訴えてきたのはその記事ではなく、「JR西日本の脱線事故の背後に蠢く危険な団体」という記事であった。

こちらも、ハワイの別荘の業務上横領で一気にキャンペーンを展開して勝負したかったが、やはり「週刊文春」の12年前のトラウマがものすごく大きかった。あのときJR東日本は東労組と組んで徹底的にやってきた。彼らがやった12年前の言論弾圧は絶対に許せない。とくに、当時の総務部長で松崎氏と最も癒着した幹部の一人、当時先頭に立って文春叩きをやっていた人物については、然るべき時期に、彼が今まで何をやってきたのか徹底的に書く。12年前の言論弾圧事件はマスコミとしてリベンジしなければならないと感じている。この業界でもう一人、この問題を20年目までに何とか決着しなければと言っているのが「週刊現代」の編集長だ。彼が「週刊現代」の編集長になり、私も「文春ではできないので現代でやります」と言って、今年の春、週刊現代に入り、3ヶ月取材して、7月から連載を始めた。

構造改革のモデルと言われた国鉄改革は、確かに戦後最大の改革であったと思うが、20年目を迎えようとしている今の段階において様々な歪みが表れ、積み残された問題がある。JR西日本の場合は、残念ながら尼崎脱線事故という形で出ざるを得なかったのかと思うし、JR東海でもやはりあるだろう。ただ、歪みの中で最も大きく、明らかに歪んでいると言えるのが、JR東日本、そして、JR北海道、JR貨物の革マル問題だと思う。JR東日本はもちろん、それを放置してきたマスコミや政府の問題でもある。私はこの業界にいる人間として、個人的にも「週刊文春」の仇打ちをしなければならないと思うし、この問題に決着をつけなければならないと思ってキャンペーンを始めた。言論に関わる者の宿命として、内ゲバ殺人をする革マル派のようにテロリスト集団であっても思想信条の自由だけは守らなければならないと考えている。それが特異なものであっても、もちろん彼らが過去に起こしてきた事件が許されるものではないが、非合法活動を起こさない限り、思想信条が守られるべきだと思う。私が連載で問題にしているのは、革マルの思想ではない。早稲田の解放社で何をやっていただいてもいい。問題はその行動である。思想集団、前衛政党として行儀の問題だと思う。本来、労働組合というのは労働者の権利と生活を守るべきものであり、いかなる思想であっても特定の思想信条に支配されてはならないと思う。それがいかに正しいものであっても、幹部が断じて組合員に押し付けてはならない。早稲田大学の奥島総長が早稲田の民主化をやる時に「他の者の自由を認めないで、その者の自由だけを認めるということは絶対に許さない」という素晴らしい言葉をおっしゃった。まさにJR総連、東労組では20年間その状態が続いてきたのである。自分の自由だけを認めて、他の者の自由を絶対に認めないことが一番の問題だ。そして、それを黙認、放置してきたJR東日本経営者も問題だ。運転士になりたくて夢と希望のある若者が鉄道会社に入ったのに、組合の言うことを聞かないからといって、何で辞めされなければいけないのか。そういう根本的な筋違いを彼らはしているのではないかと思う。それだけの理由で、徹底的に集団でいじめて辞めさせるとはどういうことか。第1回の記事に載ったJR東日本の最高幹部Aさんにも、私は「こういう会社が果たしてまともな会社か、こういう状態を放置していいのか」と言った。公安関係者と私とで立場が違うのは、彼らは革マルという思想集団を徹底的に取り締まるのが仕事。私は革マルという思想集団をせん滅することではなく、JR東日本から叩き出すこと、JRから叩き出すことである。要は、思想集団なら思想集団らしくしろ、組合に手を出すな、ということだ。ここをきっちりと守っていかなければならない。「敵のやっていることが間違っているから徹底的に世の中からせん滅する」というのは、彼らのやっていることと同じ。それをきっちり押さえないと、彼らを批判する我々も彼らと同じようになってしまう。「あなたの言っていることは承服できないが、あなたが言っていることの権利だけは命を懸けて守ってやる」というのが究極の民主主義だと思う。たとえ、それが革マルであろうとも。ただ、特定の思想集団が労働組合を乗っ取る、支配するというのは断じて許されない。だから彼らには、JR東日本、JR北海道、JR貨物、JR関係各社からお引取り願いたいと思っている。

連載開始後、8月末にJR総連、東労組が名誉毀損で訴えてきたのを皮切りに、彼らが作った表にあるように、順次私を訴えてきている。36件分が書いてあるが、そのうち手元に届いているのは14件ぐらい。JR総連、東労組や松崎氏が訴えるのは分かるが、それ以外の、私が名前も知らない組合員の方が訴えるのは、到底理解に苦しむ。記事にも登場しないのに、名誉を毀損されるというのは何でかな、という感じだ。弁護士を立てない本人訴訟だと各地での提起が認められるが、彼らに付き合っている暇はないので「こんな訴えは成立しませんよ」という答弁書を出している。彼らは、何で西岡は法廷に来ないのかというかもしれないが、そんな暇があるはずがない。

カルト先進国と言われるフランスでは、カルトの事件を受けて捜査委員会を設置し、報告書をまとめた。カルトというのはフランス語でセクトという意味だが、カルト問題を放置しておくと、自由と民主主義を抑圧する。社会全体と市民に対する危機感から、1995年12月に捜査委員会報告書が出された。この中で、カルト構成要件の10項目として「精神の不安定化」「法外な金銭要求」「閉じられた生活環境」「肉体的損傷」「子供の囲い込み」「大なり小なりの反社会的な言動」「公共の秩序に対する錯乱」「裁判沙汰の多さ」「公権力に浸透しようとすること」が挙げられている。この中の裁判沙汰の多さ、つまり訴訟により相手の言論を封じ込めようとする行為は、明らかにJR総連、東労組に当てはまる。私は、革マルを「テロリスト」と呼んでいるだけの話で、それがJR総連や東労組に浸透していると言っているだけのこと。これからは、彼らをカルト集団と呼んでいこう思っている。そのカルト集団が一番噛み付いているのが「列車妨害など頻発する事故はJR総連、東労組による自作自演だと西岡が言った」ということで、訴えてきている。そうではなく、「彼らの変わった言質を見ていると、昔オウム真理教がやっていた自作自演という言葉を思い出さざるを得ない」と書いただけだ、ということで争っている。

9月29日の京葉線事故について、私は内部犯行の疑いもあると書いたのだが、清野社長は社長会見で非常に問題のある記事だ、と言っている。では、事故の1週間前に京葉線で不審な事件が発生したことを、マスコミに公表しているのか。必要な情報を公表もせず、覆い隠すようなことをして事実を隠すから、やましいことがあるのではないかと勘ぐられてもしようがないのだ、と言いたい。

連載以降、接着剤や置石などの列車妨害が頻発している。それは事実だが、私の連載に原因があると彼らは言っている。もともと、浦和事件公判の際に裁判所の玄関前で「現代の連載が原因で事故が起こってます」とJR総連が言ってきたから、徹底的に反論しようということになったのだ。革マル派43人リストにも載られている女性職員が編集している「コンパス」という東京・横浜・八王子・大宮という一番松崎シンパの多い、松崎の牙城と言われた4地本の雑誌があるが、その中で、連載後の列車妨害の表を掲載して、東京地本書記長が次のように解説している。7月15日に週刊現代が発行され「テロリストキャンペーン」が始まり、7月24・25日に接着剤事件があり、8月から爆破予告や置石があり、いずれにしても「一定の部隊」が背後に動いているとみて間違いありません、と言っている。彼らの常套文句である謀略論はご存知かもしれないが、私には「一定の部隊」を動かすような時間はない。さらに、その論理をグレードアップする団体がもう一つある。それが革マルだ。この主張は凄い。「明らかに、アメリカ権力者とその意を受けた日本国家権力内謀略グループ、彼らが謀略部隊を突き動かして列車妨害を頻発させている。それを革マル派の仕業と断定して一大フレームアップ行為を開始している。その尖兵として西岡研介が立ち上がった」のだと。私はそんなことで立ち上がっていない。何を言われてるのかよく分からないが、両者の主張はそっくりだ。せっかくJR総連、東労組が「俺達は革マル派じゃない」と言っていたにも関わらず、これだけ似ている言質を同時に出したら、それはバレるはずだ。

革マル党中央とJRに浸透する革マル派について、例えば夫婦とも革マル子供なし、これは完全に革マル派のいわば普通免許だろう。でも子供がいたり、子供を会社に入れたりしている者もいる。だから、革マル本体とJR革マルは少し違うのかと感じている。これについては、今後注意して見ていかないといけない。

東労組の分裂騒動は、現在、大変なことになっている。11月20日に東労組が社会文化会館で臨時中央委員会を開くが、これもひとつのヤマ場だと思う。主要な議題は、「週刊現代」による組織破壊にどう対処するか、長野の土屋さんによる告発を組織破壊攻撃として認定するということだろう。おそらく浦和事件と同じような形で展開するのではないかと思うが、それに対して反本部派がどう対応するか。6月に立ち上げた「JR東労組を良くする会」には2,000名が賛同署名している。今回の組織分裂は、過去のJR九州労組への潜り込み事件や坂入事件の出来レースとは違い、取材した感じでは、本気ではないかと思う。過去に革マル派同盟員と言われる方に取材し、解放社へ入るところを公安当局に上から撮影され、「西岡は革マルか」と言われたが、あんな理屈っぽい団体にはついていけない。やはり彼らを取材したときも雰囲気が違った。それに比べて、JR革マルとは雰囲気的にどうかなと。ただ、本物だと感じる者もいる。いま、本部派・反本部派との軋轢が出てきている。JR東日本ユニオンの方が一生懸命頑張っているが、グリーンユニオン事件を潰したのは今の清野社長である。仙台で立ち上げた時に、彼は支社の総務部長だったが、総務部長名でこれに賛同するなという通達を出した。私はその通達を持っている。本部派・反本部派の話に戻すが、少なくとも本部派が支配しているような状況よりは、反本部派の方がましになるだろう。取材の過程で、ある若い東労組組合員にお会いし、東労組4万9,000人のほとんどはまともな人であると認識した。彼は、本部派・反本部派の争いの時にオルグにきた反本部派の人間に「お前たちは新反本部派だ。俺らは、昔からの反本部派だ。お前らのことを応援はしないが、邪魔もしない。やるからには、とことんやれと言った」ということだ。これが4万9,000人のほとんどの気持ちだと思う。「お前たちだって組織破壊攻撃だといって吊し上げをやってきたではないか」と。その時の地本役員だった反本部派の役員は、彼に謝ったらしい。そういう意味では、反本部派は、まずJR東日本ユニオンの皆さんに謝罪しなければならないはずだ。

松崎氏の業務上横領容疑での捜査は仕上がってきているのではないだろうか。松崎氏はよく海外に行っており、その間は時効停止になるので、時効までの時間はもうちょっとあるだろう。ここまで漕ぎ着けただけでも公安部はよく頑張ったと思う。公安部が東労組に対して初めて強制捜査をやったのは2002年の浦和事件が初めて。1987年の分割民営化から15年間、警察は手出しできなかった。なぜかというと、警察庁の元超大物官僚、公安捜査のエキスパートといわれ、長官候補と目されていたの柴田善憲氏が、発足と同時にJR東日本監査役に天下りし、ある理由で松崎に寝返り、革マル派のガードマンになって15年間抑え続けたわけである。

月曜日から衆参国土交通委員会の先生方にアンケート調査をしている。JR東日本革マル問題についてあなたはどう思いますか、というもの。当然、国土交通委員会の先生は公共交通機関の安全安心の問題に最も高い関心を持っていてしかるべきだと思う。一方、JR東日本は、10月中旬ぐらいから週刊現代に書かれているJR革マル問題は事実を歪曲しているとして、衆参国土交通委員会の自民党の先生にレクを展開している。JR東日本経営陣は何故決断できないのか。私は大塚会長、清野社長に恨みはないが、彼らは住田氏、松田氏よりは東労組と距離を置いていると思っている。距離を開けろではなく、関係を切れと言いたい。JR東日本は「貴殿に回答しません」という一流企業にしては極めて珍しい対応をしている。彼らは労政転換について、焦土作戦、つまり誰かに全部焼いてもらってから種を撒くという他力本願でいる。私は、自分でやりなさいと言いたい。致命的で最大の敗因は、全く情報が取れないということ。公安の情報は柴田善憲氏頼みでしか捜査状況が取れない。本部派・反本部派がどれぐらいの勢力かも分からない。千載一遇のチャンスを何故みすみす逃すのか。JR東日本と同様に、JR北海道やJR貨物における革マル支配についてもしっかりと勉強しているので、いずれ、地方の話も書きたいと思っている。

◎ 第二部 あいさつ

○ 主催者挨拶 角田修作JR連合会長

「JRに過激派はいらない民主化完遂11.16集会」に全国から参加いただき御礼申し上げる。記念講演をいただいた西岡氏に改めて御礼を申し上げたい。講演の中で、多くの問題提起をいただいた。我々、今日まで約7年間にわたって民主化闘争を闘ってきた。この闘いと結合し、先ほどいただいた提起は、さらなる民主化闘争の発展とそれを完遂するための大きな力になると確信している。

JR連合国会議員懇談会の伴野、三日月衆議院議員には、今回の臨時国会で、革マル派浸透問題、安全問題で警察庁や国土交通省に対して質問していただいた。さらに参議院議員の山下先生にも参加いただいている。我々の民主化闘争を2000年に立ち上げたとき、山下先生は勇気を持って国会の場で明らかにされた。そのような経緯により、本日参加していただいている。また今回の決起集会は、これまでとどこか違う雰囲気を感じられたのではないだろうか。紹介あったが、初めて国労から田中副委員長に参加していただいた。今、国労の置かれている状況は大変であるが、「JRに過激派はいらない」、つまり「JRに革マル派はいらない」という共通点で一致できる闘いだとして、我々の呼び掛けに快く承諾し、参加いただいた。改めて感謝と御礼を申し上げ、後ほど挨拶いただきたい。

JR連合は、1999年に民主化闘争開始の宣言をし、JRから過激派・革マル派の一掃と、JR東日本、北海道、貨物会社の東労組、北鉄労、日貨労に偏った労務政策の転換により、JR連合に結集する民主的で健全な労働組合と労使関係を築く闘いを取り組んできた。民主化闘争を展開して7年が経過した。この闘いは、今まさに正念場を迎えている。この間の闘いで、多くの前進と成果が今、様々な面で表面化してきている。

その1つが、JR総連・東労組の「東京問題」を端に発した、松崎派対嶋田派による抗争の激化である。この抗争は内部告発という形で、よりいっそう、激しさを増している。とくに嶋田派は「JR東労組を良くする会」を結成し、松崎派が執行権を握るJR総連・東労組の非民主的な組合運営に対して申し入れや要請を行い、勢力を拡大している。さらに松崎元会長の業務上横領容疑の核心に迫る情報公開の請求訴訟も提起している。東労組の内部対立・抗争は、もはや抜き差しならぬ段階まできている。それは、我々が民主化闘争を取り組んだ大きな成果であると言える。しかしこの抗争は、あくまでも東労組を支配する革マル派による内部対立であることをしっかり認識しなければならない。我々は民主化闘争の中で、彼らが内部対立を起こしている矛盾を、かねてから厳しく指摘し、明らかにしてきた。そのことを東労組組合員に知らせ、同時に、革マル派を養殖、温存させたJR東日本に対して、松崎と歪んだ労務政策を明らかにさせていくことに取り組みながら、東労組内の良識ある組合員に呼びかけ、結集を図る考えである。

2点目は、山下八洲夫参議院議員が2000年11月の臨時国会で質疑に立ち、政府側からJR総連・東労組に過激派・革マル派が相当浸透しているとの答弁を引き出し、革マル派浸透問題が、社会的に明らかにしたことの成果を申し上げたい。それ以降、JR連合は、あらゆる場を活用し、JR東日本の内部に革マル派が浸透し、東労組内で影響力を行使していることを絶対看過できない治安問題であると訴えてきた。また革マル派の浸透を許してきたJR東会社に対しても、東労組と歪んだ労務政策の危険性を警告し、それを変更するよう求めてきた。しかし会社は未だに東労組との歪んだ労務政策の変更はしていない。これがJR総連・東労組への革マル派の浸透と組織拡大を助長する大きな原因になっていることは間違いない。JR東日本会社は千載一遇のチャンスを捉え、1日も早く、勇気を持って革マル派の労務政策を変更し、平等、公正で、かつ民主的な労務政策への変更を行うべきだと訴えていく。今の状態が続くのであれば、歴史に大きな禍根を残すことになると警告しなければならない。

3点目は、民主化闘争を取り組む中で、これまでの革マル派浸透問題について、マスコミや政治の舞台では、真正面から取上げられることがなかったが、7月から週刊現代が、かつてない長期間の連載を行うという状況になっていることの意義を提起したい。この連載によって、我々がこれまで訴えてきた様々な問題は、正に事実であることが社会的に明らかになっている。自身と確信を持って民主化闘争を展開していただきたい。さらに松崎元会長と会社経営陣との歪んだ労政も同時に明らかになった。このような有利な状況を踏まえ、民主化を闘う当該3単組が、自ら主体的な力量を発揮して、どのように主導権を発揮するか、そして受け皿をどう構築していくかが重要だ。これまで積み上げた経験を活かし、JRから革マル派を一掃し、健全で民主的な、ごくあたりまえの労働組合をつくることの必要性を、東労組の良識ある組合員に訴えていただきたい。他労組組合員を総結集し、民主化闘争の完遂を目指そうではないか。民主化3単組は、会社の不利益な扱いに毅然と立ち向かい、JR総連傘下の組合からの嫌がらせや組織攻撃に敢然と対決しなければならない。同時に、革マル派に支配されている東労組、北鉄労、日貨労の良識ある組合員に民主化闘争の闘いに参加するよう呼びかけ、働き掛けるよう要請しておく。

JRへの革マル派浸透は、看過できない治安問題である。乗客の安全と命を預かる乗務員を圧倒的に組織する組合に、革マル派が浸透しているということは、安全・安心を使命とする鉄道輸送にとって大きな社会問題であるということも、国民、利用者に訴えていきたいと思う。JR20年の節目に、JRの過激派・革マル派を一掃し、安全・安心な輸送機関を確立するため、民主化闘争の完遂に向け、総力を挙げて取り組む決意を固めようではないか。

○ 山下八洲夫参議院議員

今日、JRの民主化完遂11.16集会が、このように大勢が参集し熱気に溢れて開催されたことんついて、今日を以って民主化を完遂していく意思統一の場にしていただければ大変ありがたいと思っている。西岡さんの講演を通じて、皆さん方には革マル派がどんな危険な団体であるかということも、相当深く理解できたのではないかと思う。

私と革マル派との出会いは古い。今、国鉄時代には大きな労働組合は国労、鉄道、動労の3つあった。動労は、どちらかと言えば機関士の集まりであり、その委員長が松崎氏である。世代が私より少し上であるが、我々の目線から見える世代であり、部下あたりの世代とは激しい議論をした思い出がある。大変危険な組織であるということは十分承知していたので、それ以来、何かにつけて革マル問題については、労働運動の中でもそれなりに関わってきた経験がある。それだけに、国鉄改革後も、JR東労組を中心に、JR総連は実質的には革マル派が牛耳っている実態があるから、これは看過できない大きな事態だと判断をしていた。失礼だが、私は、正直申し上げて週刊誌の記者をあまり信用していなかった。だが、西岡さんは本物だと思った。革マル派問題をここまで徹底して追及し、正義をもって書かれているということは、並々ならぬ決意だと思っている。

初めて革マル問題を国会で質問した時、まず質問通告をするわけだが、その時、警察のある幹部から、「山下さん、この質問はまだ止めた方がいいよ」と意見された。「1年間は街に出て遊べないね。どうなるか分かりませんよ。そこまで気を付けてください」と言われた。それでもやると申し上げたら、当時の警察の幹部が、それなら、本気になって前向きにお互い取り組もうということになり、質問させていただいた。当時、民主党の代表をはじめ、20〜30人の人からどんな質問をするのかという問い合わせがあった。代表には「質問をするなということか」と聞いたが、暗に多くの同僚の皆さん方から質問をやめろというような大きな圧力があったのも事実だ。しかし、質問により一定の答弁を引き出せたので、その意味では、段々と革マル問題を闇の中から引きずり出し、国民に理解されたのではないかと思う。

その当時は革マルどころか、国会議員も含め、JR連合とJR総連との違いも分らない状態であった。今では、そういった国会議員は一人もいないと思う。JR総連とJR連合との違いをしっかりと認識してもらっている。そしてJR総連の中で労働組合を牛耳っているのが革マル派であることを、西岡さんのおかげで理解されたのではないかと思う。

5月の連休前に質問主意書を内閣総理大臣に出し、答弁書を連休明けにいただいた。これは内閣総理大臣小泉純一郎さんからいただいた公文書である。内容を若干披露すると、革マル派とは「日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派」というのが正式名称であるが、これは労働組合ではない。一つの新左翼の、いわゆる政党、政治活動のグループだ。共産主義革命を起こすことを究極の目的としている極左暴力集団であり、構成人員として約5,400人の活動家等を擁している。革マル派は他の極左暴力集団と比較しても非公然性は極めて強い組織であり、これまでも火炎瓶の使用等の処罰に関する法律違反事件や対立するセクトとの間での殺人事件等多数の刑事事件を惹き起こしている、ということだ。後は省略するが、最後に、革マル派は巧妙に党派性を隠してJR総連及びJR東労組に浸透していると考えられると答弁している。こういう危険な団体が、安全・安心が最重要のJRに浸透しては困ることから、我々も一生懸命この問題に取り組んでいるということである。

来年の春にはJR発足20周年になる。だから、この集会をテコに、ぜひ来春には民主化を完遂しよう。その勢いで、あと一歩盛り上げていくことをお願い申し上げる。

○ 伴野 豊衆議院議員

本日の集会に来ていただいた週刊現代の記者の方やご参集いただいている皆様方に心から感謝申し上げる。

私は、この問題を、JR連合の角田会長から言われて、あるいは皆さん方から応援していただいているからやっているわけでもない。言ってみれば、私の中に流れる正義の遺伝子がやらせていると考えている。政策問題を頼まれればその日の内に走り回るが、この案件は、そういうレベルのものではない。私の父は一介の警察官であったが、その親父がさせていると思っている。

今世の中では、教育現場でイジメが蔓延し、あるいは毎日のように虐待で小さな命がと失われている。この根底に流れるものは、わが国にあった正義感、見て見ぬ振りをしない国民性を失ってしまったことがあるのえはないか。農耕民族としてともに生きなければ食っていけない中で、何かあれば、困っている人がいれば手を差し伸べる国民性であり、200年前にヨーロッパやアメリカから来た人達からこれほど潔い国民性はないと尊ばれた国民である。

今回の質問をしてから、いろんな方から、この問題を取り上げない言い訳を伺う。できない理由ばかりである。その人達に申し上げたい。あなたの主張も良く分る、法律も百も承知である。しかしながら、内閣が認めた、山下さんが引き出してきたこの主意書の中にも、警察庁が1,000人に及ぶ、暴力によって民主主義を破壊するという集団が一つの会社に蔓延しているという事実を認めている以上、それを払拭する努力をしなくて何が民主主義国家なのかと申し上げてきた。国土交通委員会に属している我々も、問題を解決できないのであれば、いくら主張したって結果責任を取らなければならない。皆さんも、民主化を完遂できなければ、言い訳になってしまう。もう20年経ってしまった。いつまで我々は次の世代に負担を掛けていくのか。自分の正義のDNAに賭けてこの問題に取り組む覚悟である。

わが国は北朝鮮を笑っていられない。自分の国の足元にテロ集団がいる事実があるのに、何とかしなければならない。どれだけ言い訳しても、できなかったでは済まされない。何か重大な事が起こってからでは、泣いても泣ききれない。そういった意味でJR連合の皆さんと心を一にして頑張りたい。敢えて、JR連合のためにではなく、日本の正義のために闘う決意を申し上げる。ご支援をお願いしたい。

○ 三日月大造衆議院議員

全国各地から大変な仕事で、日々刻々安全を守っていただき、交通をより良くするためにご尽力いただいている仲間の皆さんが、今日、こんなに大勢お集まりいただいている。日頃のご支援に感謝を申し上げ、この取り組みにも、心から敬意を申し上げる。

我々の年金、介護など、さまざまなものを壊し、我々の生活を壊し、それでいて政権を守るために粉飾だとか、偽装だとか、やらせというものが横行する政治を何とか変えていこうと、山下さんや伴野さん達と一緒に頑張っている。

私は10年前、広島で運転士をしていた。労働組合がたくさんあり、技術や安全のためのコミュニケーションが取りづらい職場を何とかしなくてはならないと思った。ちょうど5年前、JR連合の一役員を務めた。その時には、JR東日本に革マル派という訳の分らない集団がいて、多くの方は真面目に頑張っているのだが、好むと好まざるに関わらず労働組合費を払わされることによって、その良からぬ集団に活動資金が流れている危険があることも知った。そのことが多くの職場に混乱をもたらし、労政を歪め、社会・国民・利用者の皆様方に多大なる不安を与えている。そして、三島・貨物の問題、地方ローカル線の問題、バスを含めた総合交通の問題、これを解決するためにも大きな足かせになっていることを理解し、何とかしなくてはいけないという思いで政治の場に一歩を踏み出して、ちょうど3年が経った。

皆さんのご努力で、誰もが振り向かない時に質問主意書を出したりコツコツと指摘をしていただいた山下先輩、そして、組合に言われてやっているのではないと強い決意で衆議院の国土交通委員会を引っ張っていただいている伴野先輩、また、それだけではない多くのJR連合議員懇に集って「最初はJR総連とJR連合の区別もつかなかったがようやくわかった」「革マル問題は、労働対立問題は、国鉄改革時に終わったと思っていたが、そうではなかった」とようやく理解いただいた国会議員の方々も含め、国会内世論も、社会世論も次第に高まりつつある。OBの方々も含め、多くの方々が、この問題を何とかしよう、この時期に何とかしようという気運が高まっている中で、今後も皆さんと力を合わせて一生懸命頑張る決意を明らかにしたい。

○ 田中博文国労本部執行副委員長

先ほどの先生方の熱い気持ち、皆さん方の熱気に包まれて圧倒されている。この種の集会で、これまで国労が皆さんととも発言するという機会はなかった。限られた挨拶ではあるが、是非とも宜しくお願いしたい。

昨年4月25日、107名の尊い命を奪った福知山線列車事故、当時、私は国労西日本本部の書記長を務めていた。かつて経験したこともない事故にJR西労組、国労西日本、そして建交労西日本がしっかりとスクラムを組んで対応してきた。結果として国民・利用者に示したのが、あの安全性向上計画である。同時に問題とされた乗務員の「日勤教育」についても乗務員関係事故再発防止教育要領としてまとめることができた。JR西日本での安全問題は、1991年5月14日に発生した信楽事故を教訓にして経営側と労働組合側との間に一堂に会して安全に関して協議する場がつくられている。もちろんその場には、JR総連・西労も同席し協議してきた。しかし西労は、福知山線列車事故で、第1回臨時労使安全会議にのみ参加し、その日の記者会見で「今後とも4組合で取り組む」と言いながら、その後の協議を全てボイコットし、挙句の果てに、我々3組合を「労使癒着の労使安全会議」と非難するという、正に手の平を返すような行為に出たのである。その後は、マスコミを動員した曝露に終始し、極めて無責任な姿勢である。都合の良い時にはマスコミを大いに利用し、都合が悪くなると裁判提訴、これが彼らの常套手段だ。まさに今の状況に酷似している。労働組合は、思想・信条は自由である。しかしセクトの強要や恫喝、暴力、脱退強要、盗聴などというものは、労働組合運動とは全く無縁である。JR民主化の闘いは、安全・安心の公共交通を守る闘いであり、JRに働く仲間全ての共通した闘いである。今後とも皆さんと共通した課題として闘う決意を述べたい。

我々のお願いをひと言申し上げる。我々の最大の課題であるJR不採用問題も20年を迎えた。本日、ILOから7度目の報告が出された。20年という節目に何としても解決する決意である。人道的観点から引き続きご支援いただくよう宜しくお願い申し上げる。

最後に、我々国労は、JR連合の皆さんとITF、交運労協での共闘、JR三島・貨物問題、安全問題、そしてJR民主化問題等、共通する課題で、可能な共闘を行っていく考えであることを述べ、国労を代表しての連帯の挨拶とする。ともにがんばろう。

○ 今井 伸JR東日本ユニオン執行委員長

民主化闘争において東日本に連帯する北労組・貨物鉄産労の3単組を代表して、闘う決意を申し上げる。JR労働界の3極構造打破に向けて今こそ革マル組合JR総連東労組との闘いに決着をつける覚悟である。「週刊現代」の連載記事によるテロリスト革マル派問題を取り上げた記事は、すでに18週続こうとしている。

我々は3つの危機にさらされている。小さい事故や災害が日常茶飯事のように発生し、ひとつ間違えば大惨事につながりかねない安全の危惧。そして、心に深い悲しみを与え、笑顔を競い合える職場は遠のき、企業文化が悪化する自由と民主的な労使関係の危機。働く者が好きな鉄道の仕事に生きがいを見い出し、労使が協力してこそ会社が発展する、会社が発展することによりJRに働く我々と国民生活が豊かになり、そして、我が国が発展する、発展することによって世界平和に寄与する。このことが否定される公共という国益の危機。この3つの危機に曝されている。

革命思想集団の闘争に、労働運動を手段として使おうとすることは許さない。公に奉仕する精神を持ち、神聖な鉄道労働を守り助ける、この優しい心を持つわがユニオンは、この労政を奪還するために、JRから過激派を排除し、民主化完遂に向け成功するまでやるしかない。

私も身体にムチ打って、徹底抗戦で闘い抜きたいと思っている。まさに成功するまでやる執念の集団になり、経営陣に革マル派排除を迫る民主化闘争を闘いぬく決意を申し上げる。

本日は西岡さんの講演に感銘した。そして、力強い角田会長のご挨拶と国会議員3名のお話に感動した。また、国労田中副委員長のご挨拶に感激した。戦線はでき上がりつつある。徹底してJR総連の体質を暴き社会正義の情勢をつくり出してきたJR運動を全体で確認し合い、この完遂に向けて全力で闘う決意を申し上げて、JR東日本ユニオンを代表しての決意の表明とする。


集会アピール

 本日、私たちは「JRに過激派はいらない!民主化完遂11.16集会」を開催し、JR労働界から革マル派を排除し、JR東日本・北海道・貨物における労政転換を勝ちとる決意を固めあった。
 JR総連・東労組における「松崎派対嶋田派」の4年越しの対立抗争劇は、この半年の間に、大きな局面展開を迎えた。「JR東労組を良くする会」の結成は、この内部対立が抜き差しならない状況に至ったことを示している。
 一方、「JR革マル問題」がタブー視されてきたマスコミにおいても、『週刊現代』の特集記事など、この問題を告発する動きが公然化してきた。開会中の第165臨時国会では、伴野豊・三日月大造両議員が質問に立ち、「革マル派浸透問題」について、国土交通大臣や警察庁警備局長の見解を厳しく問い質した。
 JR東日本の経営陣は、「革マル派かどうかはともかく、個人の思想信条は自由」「東労組は会社に協力的。実害はない」として、東労組に偏向した労政を続けている。このまま過激派集団を放置しておくことは、会社の将来に禍根を残すだけであり、今こそJR東日本は革マル派排除の英断を下すべきである。
 JRは、誕生からまもなく20年目を迎えようとしている。成功が讃えられている「国鉄改革」の負の遺産として残された「革マル派浸透問題」を解決しない限り、真の「国鉄改革」の完遂はありえない。
 私たちJR連合は、JRから過激派勢力を一掃し、国民が安心して利用できる鉄道を創るために闘う!
 JRに働くすべての者は、共に立ち上がろう!
 以上、宣言する。

2006年11月16日

JRに過激派はいらない!民主化完遂11.16集会


民主化闘争情報 | HOME