ちょっと怖い小咄。


 
小咄其の七拾九   副 将 軍

「介さん、格さん、懲らしめてやりなさい!」

「ははっ」

天下の副将軍、水戸の御老公と家来の介さん格さんは悪代官とその一味を

ボッコボコにした。それを見届けたご老公。

「もういいでしょう。介さん、格さん」

「はっ」「ははっ」

「懲らしめてやりなさい!」

「…は?」「は、はァ」

さらに介さん格さんは完膚ないほどに悪代官一味を叩き伏せた。

「はあ、はあ。御老公、このへんで…」「そろそろ…」

「うむ。もういいでしょう」

御老公は満足そうな笑みを浮かべ、

「介さん、懲らしめてやりなさい。」

介さんに命じた。

「はは…はあぁあ? 私だけですか?」

仕方なくまたまた、それこそ首の皮一枚残しに、悪代官たちをギッタギタ

にする介さん。こちらもたまったものではないが、悪者もマジ逝っちゃい

そうである。

「ぜ〜〜〜、ぜ〜〜〜〜〜〜。ご、御老公〜〜」

さすがに幸せそうにしている老人に二人は詰め寄る。御老公は…

「もういいでしょう。えー…あんた、誰だっけ?


                          ・・・おしまい。



…今回は権威の集中と高齢化がもたらす弊害を暗喩したものであり、
警鐘を打ち続ける所存で・・・すいません、今テキトーに考えました(^^;

2008/1/3(木)  up

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