農夫のケ○ン・○スナーは、戸惑っていた。
「それを作れば彼が来る」とのお告げを聞いて、いつか見た映画のようにトウモロ
コシ畑を野球場にするつもりだったのに、何者かの手によって不可解な幾何学模様
を畑に作られていたからだ。
「何てこった。でも、先にトウモロコシを片付けてくれたから、ラッキーかも。」
そう思ったケ○ンだが、どこからどう聞きつけたのか、地元でも有名なオカルトマ
ニアのシャ○ラン教授にその計画を止められてしまった。
「いや、これはエイリアンの遺したミステリーサークルです。何かのサインかもし
れません。このままにして、様子を見てみましょう。」
しかし、ケビンも引かない。彼は、自分が聞いたお告げのことを話した。すると、
さすがはオカルトマニアのシャ○ラン教授、その話には大いに乗ってきた。
「君はなかなか見所がある。次回作には、君に主演してもらおう。今度の話は、ア
ンブレイカブルで、シックスセンスをビンビン刺激するサインあふれる代物だ。」
などとわけのわからないことを言う始末。
二人は、折衷案として、ミステリーサークルのあったところを中心として、野球場
を作ることにした。
さて、苦心の挙句、野球場が完成した日。
二人は、一心に夜昼問わずに空を見続けていたが、何も起きなかった。
やがて、二人があきらめて家路につこうとしたその時。
地響きがしたかと思うと、地面が盛り上がり、地中から巨大なUFOが現れ、あっ
という間に空高く舞い上がっていった。
あっけにとられて、空を見上げた二人だったが、やがてケ○ンは「あ。」と得心し
たように手を叩いた。
「やられました、教授。隠し球です。」
「サイン」ねたで、またまた思いついたので・・・本家の方にネタ出しするのは、
恐縮なんですが(~_~;)
初出:2002/10/09 (水) 03:35
…tokuさん、やられました。危険球です(^^;)。こげなオモシロい小咄を頂けるとは!
ありがとうございました〜(^^)/。
RES:
ケ○ン・コス○ーは戻ってきたUFOから現れたエイリアンにお礼にと弁当をもらっ
た。
「???なんのサインなのだ?」
教授は考え込んだ。
「あ、日清のカップヌードルか! エイリアンが中身だけ喰っちまうってぇヤツ?」
なかなか俗っぽい教授である。それにつけてもどうしてこうもドンデン返しが好きな
のか。恐る恐る弁当箱を開けてみると・・・い〜ニオイの、カレーライスが。
「!? 何故カレーが? しかもこれはハウスのバーモント。…あ〜〜〜っっ!!」
そこには筋肉を震わせてカレーを食べるケイン・コスギーがいた。…ちゃんちゃん。