LIVE偵察日記2001
2001年 3月
☆3月 23日(金)於 飯田橋 Cafe RAG TIME
『小川高生・野口久和 デュオ』
出演: 小川 高生(as)、野口 久和(pf)
演奏曲目: ナイト&デイ、アウト・オブ・ノーウェア、ボディ&ソウル、スカイラーク、ウディン・ユー、アイ・キャント・ゲット・スターテッド ETC.
JR飯田橋駅西口から徒歩約3分の場所にあるコーヒー専門店、『カフェ・ラグタイム』(千代田区富士見2−2−11・富士見ヨシダビルB1、рO3-3221-0938)。 普段は、ジャズが流れる、文字通りの『カフェ』として営業しているそうだが、木曜日と金曜日の晩だけ、毎週、ジャズのライブが催される、という。 ドアを開けて店に入ると、アンティーク家具調のアップライト・ピアノが出迎えてくれる。 ピアノと向かい合うように、3つほどのテーブル席があり、その向こう側、店の奥がカウンタ席。 マスターの拘りを感じる、数々のアンティーク類が置かれた店内は、とても雰囲気があり、ライブ予定がないウィークデイにも、寛ぎを求めて、立ち寄ってみたい。
さて、当店でのライブは、コンボ演奏ではなく、コジンマリとした店内に合わせるように、ピアノ・デュオや、ボーカルものが中心。 レギュラーで出演しているのは、スケジュール表によると、山中良之(ts)さん&小池純子(pf)さんのデュオ、岡安芳明(g)さん&金子健(b)さんのデュオ、ボーカルの広瀬麻美さん等。 今宵の出演は、『The Orchestra』で、当HPではスッカリ御馴染みの野口久和さん(pf)と、『大阪ジャズクラブ』のY...さんから紹介されて以来、僕の密かな(?)フェイバリットである小川高生さん(as)のデュオ。 正に、我が『ツボ』を直撃するコンビネーションで、思わず『ニンマリ』してしまった。
雰囲気ある店内に、小川さんの『ススリのアルト』が咽び泣く
繊細かつグルービーな野口さんのピアノが、デュオ演奏に火を点ける
ほぼ同い年で、かつては目黒SONOKA等で共演を重ねていた、という二人の演奏は、リラックスしたムードの中、聴きなれたスタンダード曲ばかりをジックリ聴かせてくれた。 『ススリのアルト』と評される小川さんのプレイは、確かに『すすり上げる』、あるいは『咽び泣く』といった雰囲気があり、聴いていると、切なくなってしまい、本当にグッと来る。 そして、その小川さんのアルトを泣きに泣かせる、野口さんのピアノが、又、素晴らしい。 繊細なタッチでロマンチシズムを演出したかと思えば、グルービーな乗りでスイングを作り出したり、ゴージャスなバッキングで盛り上げたり・・・と、自由自在なプレイぶり。 又、オーケストラの時には、あまり聴けない『アグレッシブなプレイ』も顔を見せていた。
兎に角、味わい深いデュオ演奏を、堪能しつくし、大満足の一夜。 その上、1ドリンク&おつまみ付きで、チャージ『二千五百円』というのだから、尚更、ケッコウ! 今後も嵌りそうな予感、ありあり???