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クラッチのオーバーホールレポート
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| クラッチが滑ってしまい 走行が困難になってしまった車のクラッチとは、どうなっているのか知りたいと思いますか?
今回丁度その車が修理に入庫しましたので 簡単な説明をしてみます。
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これが摩耗して滑り出してしまったクラッチディスクです。
外周のリング状になっている部分がディスクで、裏表で2枚のプレートを16ヶのリベットで止めています。
このディスクは摩耗が進みリベットが出てしまっています、段が付いているのが見えると思いますがリベットは硬いのでそこだけディスクが減らなかったのです。通常リベットはディスクより低くなっていますが、このように摩耗が進むと頭を出します。
下の新品のディスクと比べると良く解ると思います。
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クラッチディスクの中心に穴が空いています、この穴にミッションから出ているインプットシャフトが入り、エンジンの動力をミッションに伝えます、写真でも見えると思いますが、穴にはスプライン(縦溝)が刻まれています、同じようにミッションのインプットシャフトにもスプラインが刻まれています。 |
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これがクラッチカバーです、フライホイールと このカバーでディスクを挟み込んでいて、プレッシャープレートの圧力を加えたり離したりする事で、エンジンの動力をミッションへ伝えたり切り離したりします。
真ん中にある放射線状のプレートがダイヤフラムスプリングです、このスプリングの圧力によってプレッシャープレートを押して ディスクに圧力を加えます。
オーバーホールの時には、殆どディスクと一緒にカバーも交換します。
特にこのカバーのように溝が出来てしまった物は、全て交換します。
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これが新品のクラッチカバーです。上のカバーと比べると、損傷の程度が解ると思います。 |
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ミッションを降ろした後のエンジンルームです、中央に見えるのがエンジンに取り付けられているフライホイールです。
フライホイールの下で、マフラーの上に横たわっているのと、向かって右側のタイヤから斜め左下に垂れ下がっている物が、ドライブシャフトです。
このドライブシャフトがミッションのデファレンシャル(FF車)に取り付けられます。
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エンジンに付いているフライホイールの画像です。
左がクラッチを外した直後、右が清掃・接地面処理後、下がクラッチを組み付けている所です。
左は擦れていたので接地面がツルツルで光っています。
右は接地面を研磨処理したので鈍く光っています。
下の組付けでは、フライホイールからピンが出ていてカバーの穴に入るので芯出しが出来ますが、ディスクは専用工具を使わないとセンターを出すのが難しいのです。
何故センターを出すのか、エンジン/ミッション共に回転軸があり、その軸に動力のセンターラインがあります。
当然インプットシャフトもセンターにあるため、受け側のディスクもセンターを出しておかないとミッションを取り付ける時に インプットシャフトがディスクの穴に入らなくなってしまう為です。
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左から カバー、ディスク、レリーズベアリング。
上が使用後で下が使用前です。 |
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降ろしたミッションです。右側の大きな丸の中の中心がインプットシャフト、左の小さな丸がデフで、ここにドライブシャフトが入ります。
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この先は力と技術の作業が続くので撮ってる暇が有りませんでしたのでここまでしか紹介できませんでした。
またこの先を紹介できる時が来たら、載せますね。 |
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