<Focus it!〜ウミウシの撮り方>
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私が伝授された(編み出した、ではないとこが辛いですが)ウミウシ撮影法の秘伝をお教えします。基本的に水槽撮影ではないフィールドではほとんどみんなうまい人はこうして撮っているはずです。 |
<絞り、シャッタースピード>
| 私はTTL、絞り優先オート、ピントはほぼ等倍固定、というアマチュアマクロカメラマンで一般的じゃないか、という仕様です。等倍の近さだと、F8くらいでも被写界深度は0.何ミリの世界ですから、やっぱりある程度は絞りたくなる。私のデータでは、等倍撮影のとき、ISO100でF22程度でほぼフル発光近くなります。F16ならまずTTL調光内です。 |
<フイルムなど>
| フィルムはコダックのEBX愛用です。なんてったってフジより安いから、が大きな理由。最初はネガ使ってましたが、一度ポジの青を知ってしまうともう戻れません。バックを青に抜いた写真でもネガで撮るとなんでああゆう緑っぽい青になってしまうのでしょうか?マリンフォトとかを見てるとデータを見るまでもなくネガで撮ってるな、とか判っちゃいますね。ここで、ウミウシ写真に限ると、バックを青に抜いて、なんて写真はあんまり撮れないでしょうから、青にこだわるという観点からはまあネガでもいいような気もしますが、ポジの若干アンダー目の発色の良さはやはりポジならではと思います。ウミウシは派手なきれいな色のが多いから、その点でもポジ向きですね。 |
<測光モード>
| 次に、測光モードの話です。最近のカメラはみんなマルチパターン測光が出来ますよね。ワイド写真には良いかもしれないけど、ほとんどの場合被写体が真ん中付近にいるマクロ写真では、むしろ使わない方が良いと勝手に思っています。被写体だけ露出が合ってれば良いわけですから。(バックの露出は比較的どうでも良いと思う、ただしバックがどんなのかはマクロ写真では非常に重要ですがそれはまた別の話)ということで私はいつも中央部重点測光。ピンポイントも使えますよね。ただ私のハウジングは測光モードを水中で変えられないので、いつも中央部重点です。ただワイドやるんだったら多分マルチパターンも使うでしょう。 |
<セッティング>
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セッティングの話ですが、私の仕様はストロボ2灯、被写体に向かって左にメインのSB105、右にブレニーズアームを介してYS30です。普通は、光を被写体の左右から当てるようにしています。勿論環境によって位置は変えますが。ストロボディフューザーはいつも付けてます。何せ被写体が近いので少しでも柔らかい光にしたいので。なおマクロポートはマルチポートなのでポートのノブでピント合わせとAF、MF切替えが出来ます。これはすごーく便利。ただウミウシ撮るときはたいていMF等倍固定。AFは魚撮るときにたまに使うくらい。まあストロボは被写体によく光が回ればいいと思います。 |
<撮り方1. ナガミルにつくヒラミルミドリガイなんかを撮る時>
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さていよいよ撮影の話です。マクロ写真はいかにポート先端と被写体との距離を一定にしておけるかが勝負です。まずナガミルにつくヒラミルミドリガイなんかを撮る場合。ピントは置きピン。被写体のつくナガミルの、被写体よりちょっと上を左手指でつかむ。膝の上かなんかにカメラ固定して、右手で構えてファインダーのぞく。ナガミルを遠ざけたり近づけたりして、ピント合ったところでシャッターを押す。完璧です。ただし水中のものに触るのが御法度のような海外ではやらない方が無難でしょう。こんなことはなかなか写真雑誌には書いてないですよ。 |
<撮り方2. 岩の上につくアオウミウシなんかを撮る時>
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うねりがあって体を固定しにくいんだけど、どうしても岩につくウミウシを撮りたい場合。やはり本質的には被写体とフィルム面の位置関係を固定すれば良いわけです。そんなわけで、今度は左手の小指をウミウシがつく岩に、親指をポート端につけて、岩とポートの距離を固定してファインダーのぞく。左手の微妙な動きでピントを合わせてシャッターを切る。このとき、左手で左からのストロボ光を遮らないようにする。これだけです。書くと簡単そうだけど結構難しいのよね。 |
| ということであとは実践あるのみです。他にもこういうヒントがあるよ、とかここはこうした方が良い、などのご意見ご感想等あればぜひメール下さい。 |