【プリンタの分類方法】
Printerは印字方式、印字単位、印字色等により分類されます。
【印字方式】
機械的な衝撃をインクリボンの上から与えて印刷する「インパクト」プリンタ、機械的な衝撃によらない「ノンインパクト」プリンタ、に分類されます。
【印字単位】
1文字単位で印刷する「シリアル」プリンタ、1行単位で印刷する「ライン」プリンタ、ページ単位で印刷する「ページ」プリンタ、に分類されます。
【印字色】
黒インクだけで印刷する「モノクロ」プリンタ、カラーインクを用いて多色印刷する「カラー」プリンタ、に分類されます。通常のカラーインクは、シアン(cyan)、マゼンタ(magenta)、イエロー(yellow)、ブラック(black)の4色を指します。
【インパクト プリンタ】
ドット単位のピンでインクリボンを打つ「ドット」インパクトプリンタ、1行分の全ての桁で同時に打つ「ライン」プリンタ等があります。複写紙に印刷することが可能です。
【ノンインパクト プリンタ】
機械的に衝撃を与える機構が不要であるため比較的作動音が静かです。
インクジェット、感熱式、昇華型、熱転写式、レーザプリンタ等の印刷機構があります。
【dpi】
印刷物の解像度の指標で、インチないのドット数を示します。dot / inch(dot per inch)。
【cps】
印刷速度の指標で、1秒間に出力できる文字数を示します。
character / second(character per second)。
【ppm】
印刷速度の指標で、1分間に出力できるページ数を示します。
page / minute(page per minute)。
【文房四宝】
筆・墨・硯・紙、を「ブンボウシホウ」と称します。文房至宝。
【構成品】
プリンタは、用紙送りを担当する給排紙装置、インクカートリッジとプリントヘッドからなる印字装置、プリンタとPC間の接続ケーブル、プリンタを制御する制御部、電源装置、外郭(ケース)等で構成されます。
【給排紙装置】
印刷する物をセットする「給紙トレー」、印刷出力された物を受ける「排紙トレー」、用紙送りのための「ローラ」等で構成されます。
【印字装置】
インクカートリッジ、プリントヘッド、ヘッドを運動させる機構等で構成されます。
【接続ケーブル】
製品や機種により異なりますが、現時、一般的には「パラレル」と「USB」が用いられています。
【電源装置】
バッテリーで駆動するモバイル仕様のものもあるようですが、現時、一般的には家庭用電源を用いるものが多いようです。
消費電力は少なくとも、電源が家庭用ならば100V以上はあり危険回避の観点から、また静電気による障害を防止するためにも、しっかり接地(アース)をとることが必要であると考えられます。
【シリアル】
1本の転送路上を1ビット毎に分解して転送する方式です。
通信用として用いられる場合が多いRS-232C(Recommendation Standard-232C)、汎用性の高いUSB(Universal Serial Bus)、デジタルビデオの接続に多く用いられるIEEE1394、赤外線によるirDA(infrared Data Association)、等があります。
【パラレル】
バイト単位の伝送路を並列に転送する方式です。
米国のセントロニクス社が自社のプリンタ用に開発した「セントロニクス」、セントロニクス互換として動作する「IEEE1284」、SCSI(Small Comuputer System Interface)、内臓HDDやCD-ROMの接続に用いられるIDE(Integrated Drive Electronics)、等があります。
【USB】
周辺機器全般にわたる汎用性の高い接続方式です。動作中の抜き差しが可能です(hot plug)。現時では、USBハブを用いて階層的に複数の機材を接続することができます。
Windows(注)のうち標準的にUSB接続が有効なのは、現時でWin98、Win98SE、WinME、Win2K、WinXPです。
【IEEE1284】
基本的にはプリンタ用のインターフェースです。双方向通信が可能なためスキャナやリムーバブルディスクの接続にも用いられます。
MS-DOSで有効なため、デバイスファイルを用いた印刷テスト等(DIR > PRN)が可能です。
【ドライバ】
プリンタドライバはプリンタをOS上で設定(使用)するためのソフトウエアです。
プリンタをPCに接続して使用するためには、ドライバをインストールする必要があります。
インストールの方法は色々ありますがそれぞれの製品で指定された方法を用いるのが無難です。
【インストール】
プリンタのドライバのインストールは、プリンタに付属のインストーラを用いる他、「スタート⇒設定⇒プリンタ⇒プリンタの追加」もしくは「スタート⇒設定⇒コントロールパネル⇒ハードウエアの追加」からもインストールできます。
付属のCD-ROMとうを用いてインストールする場合に常駐している「ウイルス対策ソフト」等が障害になる場合があります。その場合は常駐の解除等のOS操作が必要になります。
【常駐のはずし方】
Windows(注)では「スタート⇒プログラム⇒アクセサリ⇒システムツール⇒システム情報⇒ツール⇒システム設定ユーティリティ」もしくは、「スタート⇒ファイル名を指定して実行⇒msconfig⇒システム設定ユーティリティ」から設定することができます。
また、「Ctrl+Alt+Delete」で実行中のファイルを終了させることもできます。
【プリンタの設定】
インストールされたプリンタは「スタート⇒設定⇒プリンタ⇒プロパティ」から設定の変更、印刷テストができます。
【スプールマネージャ】
印刷命令をかけたDATAはスプールに蓄えられそこからプリンタに出力されます。
「スタート⇒設定⇒プリンタ⇒プリンタアイコン」からスプールマネージャを起動せせ印刷ジョブを管理することができます。
【共有】
ネットワーク対応のプリンタは、ネットワーク上で共有することができます。
【ネットワーク接続】
プリンタを共有する場合の接続方法は、ネットワーク上のPCに直接接続する場合、プリントサーバを経由する場合、ファイルサーバを経由する場合等があります。
【PCに直接接続する場合】
プリンタを直接接続するPCを「ホスト」、ネットワーク経由でプリンタを共有するPCを「クライアント」と称します。
【設定の準備(全体)】
ネットワークが正常に機能していることが前提です。
【設定の準備(ホスト)】
通常どおりのインストールを行いプリンタが正常に作動することを確認します。
「スタート⇒設定⇒プリンタ」で所望のプリンタを「共有」します。
【設定の準備(クライアント)】
プリンタドライバをインストールします。印刷先のポートを共有したプリンタに変更します。クライアントとプリンタの「双方向通信」ができない場合はアプリケーションのインストールは不要です。
【ポートの設定】
共有プリンタが存在するコンピュータ名の前に「¥¥」、共有プリンタ名の前に「¥」をいれます(例、\\host\prin01)。パス名の指定と基本的には同じ要領です。
【電源が入らない】
コンセントまで電源は来ているでしょうか?
コンセント自体抜けていませんか?
【電源が入るのに印刷されない(プリンタが動作しない)】
PCと正常に接続されていますか?
PCの電源は入っていますか?
プリンタドライバは正常ですか?
【電源が入るのに印刷されない(プリンタは動作している)】
プリンタに用紙がセットされていますか?
インクは有るでしょうか?
プリントヘッドは正常ですか?
【給紙が正常に行えない】
用紙のサイズはあっていますか?
用紙は正しくセットされていますか?
【排紙が正常に行えない】
用紙の厚さは?
プリンタが傾いていませんか?
印刷領域と用紙のサイズはあっていますか?
【印刷結果がプレビュー画面と異なる】
印刷設定は適性ですか?
スプールマネージャにDATAが残っていませんか?
【印刷品質に問題がある】
プリントヘッドのギャップ調整は?
インクカートリッジは大丈夫ですか?
純正のインクですか?
用紙は適正なものですか?
プリンタの内部が汚れていませんか?
【参考文献】
定平誠/兼平敦「平成14年度秋季 情報処理技術者試験合格教本」技術評論社、2002年
株式会社サーティファイ「Windows操作技能認定試験 対策問題集」博進堂、2002年
高橋三雄「わかりやすいコンピュータ用語辞典」ナツメ社、2002年
島谷明男「Windows95ハンドブック」ナツメ社、1996年
橋本和則「WindowsMe上級マニュアル」技術評論社、2001年
橋本和則「WindowsXP上級マニュアル」技術評論社、2002年
脇英世「MS-DOSを使いこなす」講談社、1989年
加賀谷枝里子「WindwsユーザーのためのMS-DOS入門」ルナテック、1998年
市川昭彦「自分でできるWindowsXPのコマンドプロンプト入門」ルナテック、2002年
加藤肇/見城尚志/高橋久「図解・できるパソコン接続」講談社、1996年
小野欽司「コンピュータ通信」オーム社、1987年
きたみりゅうじ「図解でよくわかるネットワークの重要用語解説」技術評論社、2003年
大内淳義「マイコン入門」廣済堂出版、1977年
玉村霽山「書の基本資料E筆・墨・硯・紙」中教出版、1990年
「EPSON PM‐600C リファレンスガイド」セイコーエプソン株式会社、1998年
「EPSON PM‐600C 困ったときにお読みください」セイコーエプソン株式会社、1998年
「hp psc 2150 リファレンスガイド」日本ヒューレット・パッカード株式会社、2002年