GRADIUS IV -滅亡-

経緯

かつてアーケードを中心に絶大な支持を受けた横スクロールシューティングGRADIUSシリーズ、AC初代こそ高い難易度であり不具合もまま有ったものの、移植ものや続編では不具合を中心に改善されていました。そして斬新なシステムやゲーム性で、シューティング界の一派を担っていました。

1989年12月11日にAC GRADIUS IIIが発売されましたが、高騰した難易度、激しい処理落ち、様々なバランスの悪さ、杜撰な当たり判定などで論議を巻き起こし、多くのプレイヤーが離れていき、そして無敵技の発覚がとどめをさしたかのように、GRADIUSシリーズは長く空白の時代を迎えます。

しかしPlayStationで外伝が好評を得ると、マニアを中心にGRADIUS復興への期待が高まります。そして遂に1999年2月4日、KONAMI社からGRADIUSシリーズとしてGRADIUS IVが発売されます。

しかし発売後すぐに、GRADIUS IIとの比較、バブルステージ、サウンド関係、装備などに対し、非難の声があがりました。少ししてモアイステージ、ヒトデ状触手、復活壁、クラブII、ゴーファーなどが、そしてその後じわじわと多数のバグや誤動作、永久パターンなどが表面化して、GRADIUS IVの評価はマニアの間でも大きく分裂しました。

こちらにこのページの旧版を残しています。既に現在の版では訂正した内容も大部分は訂正せずに残してあるので、閲覧の場合はその点をご了承下さい。

私の主張

ゲーム失格

GRADIUS IVは不良品であって、ゲームではありません。

まずバグです。なかにはKONAMI社のGRADIUS IVについての説明と真っ向から食い違う、俗に言うファントムレーザーという現象もあり、致命的です。

次に基板の動作が不安定である事が挙げられます。長時間稼働や電源の質によると噂されていますが、要塞面の壁がモザイク状に欠けたり、処理落ちが状態に依って著しく異なったりします。

また敵の爆発動画や煙に極悪なものが多いです。火山弾とその爆発動画、モアイが生む土煙、植物面の煙など、モニタの性能に左右される要因の重大性が大き過ぎます。

そして泡と氷です。どんなに気を付けていようと詰んでしまう事があります。細い通路をほぼ完全に氷が塞いでしまう事があります。また泡が突然回避不能の速度に達する事があります。1周目3面からいきなり絶対に超えられない場合が有るのです。プレイヤーの実力の不安定性による運は別ですが、基板のバグや運に依って詰んでしまうのは、絶対に納得いきません。

また、当たり判定が無茶苦茶な場合が有ります。特にデンドロディウムの花弁、分裂中の泡、復活壁は目に余るものがあります。

極めつけは突然死です。AHO-BANさんによれば、何にも当たっていないのに突然死ぬ事があるそうです。

この欠陥基板(プログラム含む)はゲームとは呼べません。

極悪な全体像

仮にバグ等が無くとも非常に醜い基板です。

まず、GRADIUS IIと酷似している事は外せません。クレジット投入曲からラスボスまでほとんどの部分で同じでは、プレイヤーに対する衝撃や新鮮さが明らかに足りません。

次に自機の武器が貧弱である事が挙げられます。特にツインレーザー以外のレーザーは死んでいます。ボス戦にレーザーよりダブル、ダブルよりパワーアップの要らないノーマルショットが有効であるという仕様は、パワーアップの概念を殺しているとしか考えられません。特に5番装備の標準的な戦略は「ノーマルショットのまま」です。

そしてランクのシステムがプレイする気を殺いでいます。ランクが落ちると難しくなる難易度、ランクと難易度の逆転現象、そして非常に精密な攻略が必要とされる復活時の連続ミス回数によるランク変動、パターンを開発した1グループ以外はそれを教えてもらうしかなかったであろう、高次周ヒトデ状触手などがあります。

更に、一部の効果音は非常に聞き取り辛いので、攻撃が当たっているのかどうかさっぱり解らない事があります。

間違ったアフターケア

致命的な事実が浮き彫りになるにつれ、KONAMIへの非難が強くなっていきましたが、KONAMIのした事といえば以下のようなものです。

まず、致命的なバグが発見されているのなら、KONAMIはデバッグして無償修正すべきでしたが、未だしていません。リコールみたいな事が可能ではないかと考えられるほどです。

次にKONAMI社はインターネットランキングを行いましたが、難易度設定がプレイヤー側で調整できない以上不公平なランキングです。また1点のスコアを受け付けておきながら断り書き無く表示しない、ランキングであるにも関わらず1位のプレイヤーにはプレゼントを配布しない(不公平である以上その方が良かったかもしれませんが、1位の人をがっかりさせる可能性は大きい)など、不備が有ります。

そしてこの事実をKONAMI社は認め自ら公表すべきでした。

アーケード版の発売から僅か13ヶ月後PlayStation2に移植されるそうですが、もし仮にアーケード版とほぼ変わらないのであれば、移植までの期間が短すぎます。最低5年はアーケードの事を配慮して敢えて移植を自粛すべきでしょう。

難しすぎる難易度

かつてのアーケードGRADIUSシリーズは、初代とIIにおいては千万点達成者が多く現れましたが、それでも一般プレイヤーからは難しいと言われていました。IIIにおいては千万点は不可能で、全国トップでも半無敵バグを使用しないで6周前後するのがやっとの難易度に、プレイヤーの非難が殺到しました。

ところがIVも一般プレイヤーに取っては難しすぎます。全国トップが発売後一年半かかってやっと6番装備でカウンターストップ寸前まで達し、その後5、1、4番装備でカウンターストップが達成されたようですが、その達成者は二人しか知られていません。一般プレイヤーにとっては序盤の3面がいきなり大きな壁になっている有様です。

まず、前述のように、自機の武装が極めて貧弱で不安定であることが挙げられます。

次に、一部の難所はパターン化が事実上不可能であることが挙げられます。特に正確な挙動の予測が不可能な泡と2周目以降のモアイ面では、今までのシリーズと比べると、かなりのアドリブ的な反射神経と高速かつ正確な操作能力を要求しています。

そして一部の場所のパターンは非常に理解し難いことを指摘しなければなりません。キャラクターオーバーや地中への誘導を強要する極悪な仕様のヒトデ状触手地帯は、軍人将棋の詰め将棋を押しつけられるような感覚で、全く理解できません。プログラマーには「実際に死ぬか突破できるまで評価点が計算できないα−β法」と言えば解っていただけるでしょうか。ここのパターンを作る時に必要なヒトデ状触手の出現パターンは、見えている情報と別パターンからの経験では理解不可能なので、基板を買ってコンティニューを繰り返し死にまくるしかないという有様です。

自機の速度が遅すぎる、またはオプションの間隔が狭すぎる事も挙げられます。高次周最終面は最高速である5速必須の装備があると言われるほどです。最高速は必要最低限の速度に比べ若干余裕が有るべきだと思います。

また、画面の広さが広がったのに武器のスピードが変わらないか或いは遅くなったものがほとんどの為、弾切れが頻発し、プレイの不安定性を過度に大きくしています。

更に、連射に対する認識が不十分である事が挙げられます。連射装置の有る無しで一部の難易度が全く違います。その為に強制連射台という極悪な環境まで出現する始末です。

所望

全GRADIUS IVプレイヤーがGRADIUS IVを正しく認識すること、及びそうなるようにお互いが情報交換する事。

KONAMI社は速やかにこの事態を認め、自ら広く明確に公表する事。

KONAMI社はアーケード版GRADIUS IVを(既に行っていたとしても、もう一度更に)無償で修正(修理)する事。

KONAMI社はPlayStaion2版神話の復活からGRADIUS IVを削除する事。

KONAMI社はアーケード版GRADIUS IVが不良品になってしまった経緯を公表する事。また事実上の重大責任者をゲーム業界から永久に追放する事。

基板のバグ、動作不良、データーミス等

83(+8)以上と多すぎるので…リストアップを忘れているものがあったら教えて下さい。

1面 7個

2面 7個

3面 3個

4面 2個

5面 11個

6面 6個

7面 7個

8面 7個

9面 10個

全面 5個

装備 12個

その他 6個

未確認 8個

沢山の通じるはずだった攻略法が潰れたり湧いて出たりして、実にメチャクチャに翻弄してくれます。まともに攻略を考えてもインチキによって通じないことが多いので、デバッグする気分でやたら数をこなすしか方法がありません。

165.永久パターンの方法の例1

5番装備限定です。その他の装備は下をどうぞ

店で試す場合は必ず店の許可をもらってからにして下さい。

解説図

永久パターンの方法の例2

ローリングコアのレーザー発射口は、そっとしておけば、稼ぎを何度かに分割出来ます。よって、ノーマルショットで何度も固めて稼ぐ事が出来ます。

固めるタイミングはローリングコアの外側のレーザー砲がレーザーを5、4、3、5、7、3、4(以下未調査)回発射した後です。その時にコアの向きと自機の位置が狙うレーザー発射口と上下同じ側に来るようにして下さい。

その他の点は例1を参照して下さい。

画像資料

マップ画像はGameFoxから拝借させていただきました。許可を下さったGameFox管理人の凪瀬きつねさんには感謝の意をここに表します。

赤い床はミサイルが流れない床、緑色の床はミサイルが流れる床、ピンク色の床は凹んでいる床です。

解説図1解説図2解説図3

AC GRADIUS IV スタッフ

GRADIUS IV -滅亡-