2002.7.26〜8.4
今年は7月27日から8月4日までの夏休みに北海道ツーリングに行ってきました。
去年と同時期に同期間行ったのですが、今年は天気もよく、去年の無念を晴らすツーリングとなりました。
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7月26日
深夜23:59分大洗発のフェリーで出発のため、会社を定時であがって帰宅。大急ぎで旅の準備をすませる。
蒸し暑い部屋の中でフリースやら、ウインドブレーカなど防寒具を準備しているとますます暑くなってくる。で
も、去年の経験から行くとゼッタイあった方がいいよなぁ・・・
忘れ物がないかチェックして、大洗に向けて出発!うぉ、外はもっと暑い・・・日が暮れてもべたべたする感じ。
暑くて疲れてしまったので、贅沢にも常磐高速道路に乗ることに。谷和原から大洗までは約1時間。あっという間に到着。
船内用に買出しをしてターミナルへ。え?って思うぐらいバイクが少ない。
初めて北海道ツーリングに行った頃はバイクだらけだったのに、バイク人口ってホンとに減ったなと実感。
年齢層も昔より高くなった感じがする。
7月27日
夜20:00頃苫小牧港に到着。バイクの置いてある一番下の車輌甲板で下船の順番待ち。
密閉された甲板でみんながエンジンをかけるモノだから、排気ガスで息苦しい。
誰か1人がエンジン掛けると、連鎖的にみんなエンジン掛けちゃうんだよね。
熱気で甲板内はあつくてたまらないけど、外は北海道の涼しい風が待っているはず!やっと下船の順番が回ってきた。
フェリーのタラップからバイクで下船するのはいつもワクワクして好きな瞬間だ。
外に出ると、思ったより寒い。大洗に行くときと同じ格好だからしょうがないけど。
苫小牧フェリーターミナルを出ると、ライダー達は方々闇の中に散っていく。北海道ツーリングの始まりだ!
7月28日
朝からいい天気。早速ホクレンで給油して旗をもらおうと思ったのだけど、苫小牧には意外なことにホクレンのスタンドが見あたらない。
仕方ないので目に付いたキグナスで給油することに。大した旗ではないが、北海道に来るとどうしてもホクレンの旗をもらいたくなってしまう。
バイクに乗っていても、汗ばまない気持ちよい気候!これぞ、「夏の北海道ツーリング!」
苫小牧から日高方面へ向かう。ここを訪れるのは何回目?と言う「道の駅日高」でランチと夕食の買い出しをして、目指すは双珠別林道へ
ツーリングマップルの写真を見ると、とっても気持ちよさそうなダムサイトを走る林道。GPSを頼りに分岐を進む。
明るく走りやすい林道を気持ちよく走る・・・、あれ?双珠別ダムのところで、ゲートが・・・
突破できないゲートではないが、ゲート脇に書いてある、「トマム方面へは通り抜けできません」という文字と昨年からの経験をふまえ、素直に引き返す。

そこで仕方なく国道で、狩勝峠を越え次に目指したのはパンケニコロベツ林道。
この林道は昨年もチャレンジしたが橋の架け替え工事中で通行止め、支線に入ってちょっと大変な思いをしたけど、今年は通行止めの看板もなく、どんどんと走りすすむ。
昨年工事していたところも立派な橋が架かっていた。しまった砂利のダートで所々深砂利が出現。結構ハイスピードで走ってしまうので、この深砂利区間が、結構怖い!
走って、走って「まだぁ〜」と思う頃に、やっと舗装路に出た。と思ったらまたまたダート。これは片側一車線はあり、車もバンバン走っている。パンケニコロベツ林道かと思っていたら、トムラウシ温泉に行く道道だった。
ちょうどキャンプ場もあるので、今夜はトムラウシ野営場でキャンプ。
キャンプ場は本当に熊が出そうなたたずまい。トムラウシ温泉に入り、冷たいビールを自販機で購入・・・
プシュッ!ゴクゴク・・・
沢山、林道を走って、温泉に入った後のビールの味は何とも言いようがないくらいおいしい!
ディナーは道の駅で買っておいた「豚トロ」ジュウジュウしている内に夜は更ける・・・
7月29日
トムラウシ山に登る人たちの、物音で早めに目が覚める。
今日も元気なお日様にあえて、うれしい!
昨年、雨で断念した「岩間温泉」へと向かう。と、その途中、去年は閉まっていたヌプントムラウシ温泉へのゲートが開いている。素通りするわけにはいかない。
タイトなカーブが続く締まった砂利のヌプントムラウシ林道を走ること15km。避難小屋が見えてきた。
避難小屋先の広場にバイクを停める。沢にかかった大きな丸木橋を渡った先が温泉。お風呂と、脱衣小屋がある。
お風呂の先、ほんの20mほどの崖下からモウモウと蒸気が上がっていて、どうやらそこが源泉らしい。
崖下のくぼみからボッコボッコと熱湯が湧いている。
温泉は透明で、硫黄臭は感じない。たくさんのアブを気にしながら入浴!
きっもちいい〜!キラキラとお日様に光る木々の緑、涼しい風、沢の音、見上げれば青空、そんな中で温泉に入れる幸せを噛みしめる。
ヌプントムラウシ林道を戻り、次は岩間温泉へ。地図を見ると直線距離でほんの10km位しか離れていないのに、抜けている道が無く舗装路を約120kmも迂回しなければならない。
糠平から岩間温泉に向かうる音更川本流林道へ入る。ちょと、熊が出そうなうっそうとした林道。
看板も無く「本当にこの先温泉があるの?こんなとこ熊しか入らない温泉じゃないの?」と言う思いが強くなってきた頃に
「岩間温泉」と書いてある木柱発見!すると進行方向には噂に聞いていた川渡り!
僕はカッコよく(?)バイクで渡ったけど、嫁は何となく怖じ気づいて、バイクを降りて約10分ほどの藪こぎ徒歩コースを選択。これが又一人だと結構怖いらしい。足下もオフロードブーツだと滑りやすく、温泉にはいる前に、渓流浴になってしまいかもと言う感じの道のり。ようやく「岩間温泉」到着。
川岸にかわいいお風呂と、かわいい脱衣場が岩間温泉愛好家の手で作ってある。ここは白濁しているお湯で、硫黄臭もする。沢のすぐ脇の開放感あふれるお露天風呂に入ると「ここまで来て良かった!」とつくづく思う。
ダート、川渡り、藪こぎそんな困難さも、この心地よさを増す要因だと思う。
温泉を満喫した後は、国道をちょっと戻り糠平湖畔の糠平三股林道へ。
林道入り口付近の深砂利にはかなりビビッたけど、林道から見る、ダム湖に沈んだ鉄道橋の風景は幻想的だった。
約15キロのダートを抜けると、今度は足寄へ。
足寄では「足寄動物化石博物館」に立ち寄る。
なぜ、立ち寄ったかというと、この博物館に展示されている、デスモシチルスという、カバの元祖にあたる化石を発見した人が、嫁の会社の人だというので、嫁のたってのリクエストで寄ってみることにした。
あまり期待せずに立ち寄ったのだけど、結構おもしろかった。足寄で買い出しをして、道道を通りオンネトーへと向かう。
途中、学術的には大変貴重だけど、結構つまらないシオワッカも見学。これも嫁の会社の人が研究しているらしい。
ほんとに「なにこれ?」という感じ。どんなに北海道ツウなライダーもシオワッカは知らないだろう・・・
シオワッカとは石灰が露天で堆積したもの。鍾乳石の屋外版といったところだろうか。タダの白く丸い岩。
得意そうに、嫁が能書きを語っていた。
ラワン蕗の生い茂る林道を走りオンネトーに到着。
ちょうどテント設営時に夕暮れとなり、夕焼けを湖面に写し刻一刻と色を変えるオンネトー湖はすばらしく幻想的だった。
夕食をすませた後、小雨の中、野中温泉へタンデムで出かける。硫黄臭のきつい温泉だが、浴室の雰囲気がいい。
湯気立ちこめる檜づくりの浴室に白熱灯の明かりが情緒的。露天風呂も気持ちが良い。
帰りに冷たいビールを買い足してキャンプ場へ戻ろうとすると、さっきまで小降りだった雨が、結構な降りになっている。
エイヤ!と合羽を着ないでキャンプ場に戻り、二次会はテントの中で…
今宵はけっこうのんだなぁ〜
7月30日
昨夜降り続いた雨も、明け方には止んで、今日もお日様が顔を出してくれそう。
朝、5時に起きてオンネト-の湖畔を散歩する。明るくなるにつれ、湖面の色が変わる。
青緑の湖面に湖底の倒木、鏡のように阿寒富士を写している湖に感動する。
山の斜面から太陽が現れそうな時間を見計らってはじめの太陽の一差しを見ようとキャンプ場の対岸に行ってみる。
日の光を湖面に移したオンネトーは白っぽく輝いた。う〜ん…夕日の方がよかったかな?
朝食をすませ、徒歩でオンネトー湯の滝へショートハイク。森の中の道を歩くこと30分で湯の滝へ。
湯の滝の滝壺には熱帯魚のテラピアが沢山いてビックリ!
一の滝、二の滝と有り滝の中の岩は真っ黒で岩肌には黄緑色の藻の固まりがあっちこっちについている。
ちょっと、普通の滝と様子が違う。二の滝の上まで行ってみる。
上から見た景色はグァテマラのティカル遺跡の上から見た景色と似ていて、うっそうとした原生林が広がっていた。
オンネトー湯の滝と、この源泉が学術上世界でも貴重な物らしい。これも嫁の会社の人が研究しているらい。(詳しいことを知りたい人はご連絡ください)研究所の名称を看板に見つけ嫁も満足した様子でオンネトーを後にする。

阿寒湖周辺は素通りして、屈斜路湖の方面へ向かう。オンネトー出発時はいいお天気だったのに、屈斜路湖方面の上空は重い雲が幾重にも重なっている。気温も下がり初秋を思わせる。どうにか雨に降られずに屈斜路湖畔林道の入口に到着。
こんな天気だと鹿が、よく出てくるんだよな〜と思っているとやっぱり・・・親子の鹿が路上にあらわれた。
屈斜路湖畔林道は屈斜路湖の 側に沿って走っている、湖畔の走りやすいダート。
途中バイクを止めて屈斜路湖畔に降りると、「屈斜路湖独り占め!」という気分。
いつもと違う方向から見る和琴半島や硫黄岳の景色も何となく新鮮で、秘密の場所に来た感じ。
心配した雨には遭わず無事に屈斜路湖畔林道をぬけ、次は神の子池へ向かう。
摩周湖の水が地下を通ってわき出すという池の綺麗なこと!
ライトブルーに怪しくひかる湖水の底に知らず知らずのうちにひきこまれてしまいそう・・・
ここは7年前にも来ようと思ったことがある。友人に場所や名前など教えてもらった事を地図に書き込んでツーリングに出たが、
自分の書き込みがあまりにも汚い文字で判読不能のため神の子池に到達できなかったという苦い思い出がある。7年間の思いがやっと果たせた!
水温8℃という水はツーリングでほってた手にはここちよい。
弟子屈周辺を離れると、天気も回復。やっぱりこの辺は、地形上雲がでやすいのだろうか・・・
原野を貫くどこまでもまっすぐな道、カゲロウに揺れる対向車、北海道らしい直線道路が続く。
GPSで分岐を確認し道道から虹別林道へ。
このあたりはちょっと運転を間違えると大変なことになる。展望の利く明るい林道だが、砂利が深く走りずらい。
250のとレールにしては重たいジェベルとTTRには辛い深砂利ダートが延々と。
埃にまみれながら緊張のライディングが続く・・・
埃だらけになったらやっぱり温泉。林道の終点は渓流の脇の露天風呂「からまつの湯」だ。
渓流浴と温泉を交互に
楽しめる立地条件。
脱衣場も男女分かれており、北海道では初心者コースの野外露天風呂。
時々蛇との混浴になるらしい(怖
さっぱりした後は、ツーリングライダーの聖地、開陽台へ。本日の宿にと続々とライダーが到着してくる。
我が家も今夜は、ここに!と思ったが、あっちこっちの諸事情を鑑み、中標津森林公園にキャンプすることにする。
テント設営後、ツーリングマップルにのっている「ネタのおおきい回転寿司 すしロード」で夕食。
ライダーサービス有りの、お鮨は美味しいの、お値段もおてごろ!動けなくなるくらいお腹一杯になる。
食後は中標津のマルエーつるつる温泉でゆっくりして、キャンプ場で湯上がりビールをゴクッ!
今日も1日たのしかったなぁ〜
7月31日
朝起きたら、友達の満さんが来ていた。昨夜は開陽台に泊まったそうだ。広い北海道での偶然の再会に思われるが、実はケイタイメールで居場所を確認しての合流だった。
満さんとはキャンプ場を出るまでのほんの数キロを一緒に走り、またそれぞれの方向へウインカーを出し別れる。
彼はCB400乗りだが、けっこうダートも平気で走ってしまうらしい。このあと満さんは薫別温泉を目指しダートにアタックするという。
今日は、知床まで行ってみることにする。羅臼側を知床半島の先端向かって走る。
海岸沿いの漁村をつなぐ道の雰囲気は伊豆の感じと似ている。でも、昆布のにおいがプンプンとしているところが北海道。
よく見ると、あっちこっちで昆布を水揚げしている。
知床横断道路の分岐を過ぎ、相泊温泉へ。海岸テトラポットの内側にある温泉は男女別。
波の音を聞きながら、ちょっと昆布臭く、しょっぱめの温泉にはいると知床の旅情を感じる。
バイク乗りの性格として行けるとこまで行ってみたいと言うのが有ると思う。ということで、道道の行き止まりまで行ってみる。
相泊橋のところで道は終わっていたが、そこの看板が印象的「キケン 道なし!」
更にその橋をわたった先には、道道736号線起点の標識。???予定路線でも起点があるのかな?
ここまで来ていいもんみたな〜と、思う。
同じ道を引き返し、瀬石温泉に立ち寄ってみる、まさしく海中露天風呂、潮だまりが湯船になっている感じ。
囲いも何もなくさすがの嫁も入ろうとは言い出さず、湯加減だけ見て出発。
羅臼の道の駅でお昼にする。嫁は安全にほっけ焼き定食にしたが、僕はトド肉にチャレンジ!
・・・次回は、ほっけ定食にしようと心に誓った。。。
海岸から見上げる山の空は、真っ暗で峠付近は、大雨が予想されるため、カッパを着て出発。
熊ノ湯を過ぎ、知床横断道路に入る。綺麗な舗装の、気持ちいいワインディングがつづく。ガスってはいるが、雨は降ってこない。これも「きるやむ」の法則か?
(キルヤムヌグフルの法則とはカッパを着ると雨が止み、カッパを脱ぐと雨が降るというライダーなら誰でも経験のある法則)
残念ながら羅臼岳は見られなかったが、知床峠を越えた宇登呂側は晴れていた。
峠近くで道路に鹿が飛び出してきて、あわや衝突の危機を経験!怖かったなぁ〜
日程の決まった、サラリーマンツーリングとしては、そろそろ帰りの日程を考えながら行く先を決めなければならない。
どうしても、美深歌登大規模林道(道北スーパー林道)函岳に行きたいと考えると、今日は紋別あたりまで行っておきたい。
嫁を励まし、一気に、網走、サロマ湖を通過して、紋別まで走る。
暗くなってきたし、雨も降ってきたのでホテル泊にしようという提案に、嫁もほっとした表情になる。
紋別の市街地で最初に目に付いたのが「紋別プリンスホテル」いかにも「観光ホテルだぞ!」と主張しているようなデカイ建物。
おそるおそる値段と部屋の空き状況を確認すると、1泊ツインで8000円、ビジネス並みだし、天然温泉付きだし、迷わず即チェックイン!
夕食は超豪華コンビニディナー(笑)
明日の天気はどうかな?