【No.43 】1月19日 和田はるみさん(染め花作家)

「染め花を作る悦び」

 奈良の自然に触れ、そこから得たインスピレーションを作品造りに活かしている、とおっしゃる和田さん。今回は、普段私たちが目にすることのできない、作家の創作活動、創作秘話についていろいろお話をうかがいました。
自然の花の香りがいまにも漂ってきそうな、和田さんの押し花作品。ここまで豪華だと、いったいどれくらい時間がかかるのでしょう…。
【No.44 】2月19日 十二世 都 一中(一中節宗家都派家元) 

「日本音楽の楽しみ方」

『一中節』をご存じですか? 今から300年ほど前、当時まだ新しい楽器だった三味線で、新しい音楽の世界を切り開いていったのが初代・都一中。その音楽は『一中節』と呼ばれ、初代一中死後も絶大な人気を誇っていました。三味線音楽として有名な『常磐津』『清元』『新内』『豊後節』など、ルーツは全て一中節です。
現在家元である十二世都一中氏は、国内外での演奏会のほか、テレビ、ラジオ出演、また初心者のための基礎講座など幅広い活動を繰り広げられています。今回は日本の伝統音楽の豊かさ、奥深さを実際に体験して頂きながら、その倫理的背景を解説して頂きました。
都一中1
都一中2
一中節の歴史から現在までの流れ、そして初代都一中の精神を受け継いだ十二世都一中氏の日本の音楽に対する考え方を、楽しく、分かりやすくお話して頂きました。 御子息の浄瑠璃、実際に生の演奏を拝聴させて頂きました。お話だけではなく、生の音により更に日本の音楽の素晴らしさを体感することができました。
【No.45 】3月12日 岩松信親さん(KOKEY PICTURE FRAME)

「額縁についての豆知識」

日常目にする「額縁」についてどんなことをご存じですか? 単なる「絵を飾るためのもの」としてではなく、額縁とは知れば知るほど奥深い絵画の世界へ繋がります。イタリアで生まれた額縁は、宗教的意味合いを持つものから時代を経て徐々に移り変わり、現在の様式になりました。美術館や博物館で目にするだけではなく、会社やショップ、個人の家でも額縁は活躍しています。それら全て、「絵」をより良く見せるためのものです。 
 今回はKokey Picture Framesオーナー岩松信親氏より、額縁の歴史、額縁の様式と形式、製作技術と伝統、絵画との調和、額縁のこれから…などについてお話をうかがいました。
岩松氏 額縁のカタチ、装飾などでいつ、どこで作られたモノか全部わかるそうです。
【No.46】4月16日 木室公生さん

「乾杯(チンチン)!ぽるとがる」

元・銀座アートギャラリー支配人、日本画廊協会事務局長をつとめられた木室公生さんは定年退職後、ポルトガルのリスボンに移住され、その間の5年間に24ヶ国、71都市、127もの美術館を訪問されました。
ヨーロッパには、ガイドブックに載るような有名な美術館だけではなく、あまり観光客が訪れない地方都市の美術館にも数多くの素晴らしい文化遺産が残されているのだそうです。そんな貴重な体験をされた木室さんに、普通の観光ツアーでは味わえないような、ヨーロッパの美術館についてお話いただきました。
都市部にある大きな美術館だけでなく、日本人が訪れないような小さな村の美術館までくまなく訪問された木室さん。
美術館のお話だけではなく、異国の地での生活に関しても、いろいろ興味深いお話をたくさんうかがいました。
【No.47】5月14日 辻 浩子さん(メイクアップアーティスト)

「たかがメイク、されどメイク」

巷にあふれる化粧品や、メイキャップ情報、それなのになかなか満足のいく物が見つからなかったり、買っても使わないままになったものがありますか? 雑誌の記事を読んでも、ショップに行って手にとってみてもなぜかしっくりこない…。流行のリップカラーが似合わない、メイクをしたら老けてしまう…。でもそれは、ほんのちょっとの工夫と小ワザで解決して下さいました。
ほんのちょっと、メイクの仕方に工夫するだけで、顔色がぱぁっと明るくなったり、健康的に見えたり。

楽しくカンタンなプロの技を、辻さんからいろいろと教えて頂きました。

あとは実践のみ!?

【No.48】6月18日 赤坂 斎子さん(中国料理研究家)

「五感で楽しむ、中国料理」

中国料理と一口に言っても多種多様、びっくりするような料理がたくさんあります。四本足は机以外、空を飛ぶモノは飛行機以外食べるとか…和食ではお目にかかれないような食材を使った料理など中華料理の世界は奥深いのです。そして今もなお、中国四千年の歴史は日々変化をしています。
6月のサロンでは、故陳建民先生、黄昌泉先生より中国四川料理を学ばれ、現在料理教室を主宰されている、赤坂斎子さんに美味しくて楽しいお話をうかがいました。当日は赤坂先生の楽しいお話と試食会で、大いに盛り上がりました。
赤坂先生の楽しいお話と美味しいお料理の試食会。
サロンの場が、この日ばかりは四川料理店のよう雰囲気になりました。
【No.49】7月23日 吉田企世子先生

「夏バテ知らずの食生活」

(女子栄養大学名誉教授)
現在、日本に住んでいる私たちは溢れんばかりの食品に囲まれ、手を伸ばせば世界中の食べ物が簡単に入手できる環境にあります。
しかし、それらの食品の内容には不安材料も増えており、また食品についての知識不足のために健康に好ましくない食べ方をしている人も多く、その結果生活習慣病が増加しているのです。一方では氾濫している情報に振り回され、食生活に自信がもてず、むやみにサプリメントに頼る人も多いのが現状です。正しい知識に基づいて、食べ物やサプリメントを摂取することで、毎日を楽しく健康的に過ごすことができるんですよ…と語る吉田先生。
私がちが今抱える食生活の問題について、分かりやすく解説して頂きました。

一見簡単そうでも、やっぱり実践となると難しいですね(苦笑)

【No.50】9月17日 荘村清志さん(ギタリスト)

ギターが奏でる南米の旅

ここ数年、南米の音楽が人気です。

南米といっても広く、それぞれの国によって音楽のスタイルが違うことをご存じですか? 例えばブラジリアン・ミュージックといえばサンバやボサノバが有名ですが「ブラジルで最初にできた一番リッチな都会のポピュラー音楽」といわれるのがショーロ。また、アルゼンチンといえばタンゴですが、ガト・イ・マランボという舞曲もあります。歴史と文化、人々が創りあげていった音楽から、その国の人たちが見えてきます。9月のサロンは、荘村さんの楽しいお話とギター演奏で、南米を旅するような楽しい一時を過ごしました。

ご自身が過ごしたスペインの話の他、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、キューバの音楽のお話しや、素敵な演奏を披露して頂きました。
【No.51】10月8日 平野真敏さん(ソロ・ヴィオラ演奏者)

忘れられたロマンス〜幻の楽器ヴィオラ アルタ

19世紀の伝統的ヴィオラ奏者、ドイツ人ヘルマン・リッター教授による設計を基に作られ、後期ロマン派時代の欧州音楽界にて一世を風靡した名器「ヴィオラ アルタ」。

特にR・ワーグナーは独自のオーケストラセッションにその楽器を取り入れ、F・リストは「忘れられたロマンス」を作曲しました。しかし、この楽器の特徴でもある大きさが演奏困難とみなされ、音楽界から姿を消してしまいました。その「ヴィオラ アルタ」が2005年夏、ヴィオラ奏者 平野真敏氏の手によって、長い眠りから目覚め、再びあの美しい「忘れられたロマンス」を奏でました。

ヴィオラ アルタの歴史、そして現在に至るまでの音楽の流れを、分かりやすく解説して頂きました。
【No.52】11月26日 十二世 都一中さん(一中節宗家都派家元)

日本人の感性

私たち日本人は、古より自然と共に生活をしていました。

しんしんと降る雪の音、春の日差し、夏の小川のせせらぎ、秋の薄がなびく音など、それら目に見える、耳で聞こえる、肌で感じる「自然の美しさ」を音楽で表現してきました。

11月のサロンでは、一中節の「信田妻」を取り上げ、江戸文化が育て上げた、日本人の感性のすばらしさについて、楽しいお話しと演奏を聴かせて頂きました。

陰陽師・安部晴明の母は、晴明の父・安部保成に命を助けられた狐。保成に恩返しするため、人間の姿になり、保成の妻として夫に尽くしていました。可愛い息子(晴明)も生まれ、幸せの一時でしたが、ある日息子晴明に自分が狐であることを悟られ、母である狐は、涙ながらに保成の元を去る…というお話し。子を残して去らねばならぬ、母の悲しみの浄瑠璃が「信田妻」です。
【No.53】12月17日 浜田ひろみさん(料理研究家)

ガンバリ過ぎないおもてなし料理

年末年始、何かと人が集まる季節、ご自宅でのパーティー、忘年会に新年会 etc。みんなで集まる時間は楽しいけれどもてなす方は大変? お皿がカラになったり、お料理が少なくなったり、もてなす方はアレコレ気を使うことだらけ…そんな経験はありませんか? 今回の三番町ヒロのサロンでは、お招きする側も一緒になって、みなさんと食事の時間を楽しめるメニューの試食会、そして浜田先生の楽しいお話しをうかがいました。
牛肉昆布撒き
カクテルサラダ
キャベツとコンビーフ入り春巻き
フルーツいっぱいトライフル