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| 巻の33 | コミックアクション <ゴキブリ> (イッコーモケイ) | 2002/ 6/ 1 |
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以前買った本に
岡田斗司夫氏の『絶滅プラモ大百科』という本があります。 往年の絶版プラモがたくさん載ってるその本の「灯台のプラモ」のページに横山宏氏の言葉として、このような言葉が書かれていました。 「世の中には模型化された飛行機や戦車が好きな人と、とにかく模型そのものが好きな人がいる」と。 私もその後者「模型そのものが好きな人」なのでしょう。 そして岡田斗司夫氏がその言葉で「灯台のプラモ」の購入動機をのたまったのと同様、私も今回のプラモの購入動機の説明を… と言うにしちゃ、エラくまた言葉に困るというかなんというか(苦笑)。 今回のこの代物、買った私も私やけど、作ったメーカーもメーカーですなぁ。いやホンマに。 |
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おぼろげな記憶だと、このパッケージから昆虫か何かのプラモだかイマイチわからないままシャレで買って、箱の『コミックアクション』とあるロゴのすぐ下に小さく普通の活字で「ゴキブリ」と書かれていたので、やっと「あ、こりゃゴキブリのプラモやったんか!?」と後から判った次第で。 いや実際、このイラスト見ても「何か知らんが月亭可朝師匠そっくりの虫のオッサンが走っとる」としか見えなかったですし。注釈無けりゃホンマに何のプラモかピンとこないでしょ? |
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情けない事に(←ぉぃ...)シャレのついでで同じシリーズ物をもぅ一個買ってたのも見つかりました。 こっちは「オニグモ」のプラモです。商品ロゴの真下に小さく活字で「オニグモ」と書かれてるのはゴキ同様です。 他のシリーズにはどんなのがあるのか…ですが、箱の側面の絵によるとどうやら「アリ」らしいのもあったようです。品名が書かれてないので「何アリ」なのかまで判りませんけども、どうせ趣味の悪い種類と違ゃうか!?と勝手に想像してます(笑)。 こんなモン作ったのは、いったいどこのメーカーなのか? メーカー名は「イッコーモケイ」とあります。もちろんこんなメーカー現存してませんし、潰れたのがいつ頃なのかなんてもっとわかりません。 他にどんな模型を作ってたのか?前述した『絶滅プラモ大百科』によると『SFシリーズ宇宙パトロール キャプテンパトロール』という品名の、勇ましく大空を飛んでミサイルまで撃っている迫力あるイラストにもかかわらず中身は水中モーターで泳ぐボートというとんでもない代物が載ってました。 どうやら、どう足掻いても一流になりようもないメーカーだったようですね(苦笑)。 |
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接着剤不用のゼンマイで走るキットです。 「歩く」じゃなくて「走る」ので、身体の下にタイヤがあります。 でもって、走るだけではなく、走りながら足も動かします。具体的にはタイヤに偏芯軸があって、この軸からクランクバーを通じて前足と後足を左右に振る動きをするのです(当然?中足は固定)。 ただ…パーツのバリの出具合とか成形の程度を見ると、本当にこの通りにちゃんと動くのかちょいと疑問だったりします。なんとなく当時よくあった「うまいコト作ったらちゃんと動くんやろーなぁ」なプラモな感じがしないでもないです。 |
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しかし… まともにこの通りに完成したら、全長約10cm(触角除く)のゴキブリがゼンマイタイヤで爆走するという、とてつもなくシュールな模型が出来上がるのです。 「コミックアクション」と名前が付いてても別に造形がディフォルメされてるでもなく、成形色もそういう色ですし。 「コミック」なのはパッケージだけやんか!? と特に女性陣からのツッコミがメチャクチャ想像出来ます。 ここを訪れる女性がどれほどいるか知りませんけども。 |
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| 昆虫のプラモを買ってもらう気なら、子供に大人気のカブト虫やクワガタとかを考えるのが普通でしょう。
多少目先を変えたプラモを作るにしても、いきなりここまでキッツイ虫を模型化するとは、いろんな意味でたいしたメーカーと言えるかも。 知る限りゴキブリの模型なんて、バンダイが「Dr.スランプ アラレちゃん」のキャラプラモとして『モビルスーツ リブギゴ』なんて変化球っぽいキットを出した事があったぐらいしか記憶にありませんし。 多分、当時もロクに相手にされんかったプラモだと思いますよ。 だって、店頭にカブト虫とゴキブリのプラモが並んでたらカブト虫の方を買うでしょうふつう(苦笑)。 書き忘れてましたが。 箱の裏の落書きによると、昭和54年(1979年)に135円で買ったと記されてました。 ところが、箱の横を見ると…おそらく定価100円だったらしい(?)事に今頃気づく始末。 どうやら私は知らんうちにボッたくられていて、しかも20年以上にもわたって気付きもしなかったという、とんでもない失笑モンの買い物だった事が今頃になって判りました。 くっそーッ!どなぃしてくれよーか、このプラモ(爆笑)。 《参考文献:グリーンアロー出版社刊 『岡田斗司夫の絶滅プラモ大百科』》
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