コーラス
(CHORUS)



SOUND EXAMPLE

EXAMPLE 1 STEREO CHORUS
一般的に使用されるスピードが遅めのコーラス。音が厚く広がります。

EXAMPLE 2 VIBRATO
スピードを早めに設定したロータリースピーカー(ビブラート)の様なサウンドです。



t.c. chorus
コーラスは、言葉で言い表せば一人で演奏しても複数の人が演奏しているような感じが出せるエフェクターです。コーラスでは2/100秒程遅らせた音に、周波数変調と言われる音程を周期的に上下に揺らす処理がされています。ギターでもビブラートをかける事がありますが、この効果は周波数変調にほぼ近いものです。ギターの原音(ドライ音とかダイレクト音とも呼ばれます)と、ギターの音に周波数変調させた音を重ねると、非常に厚みの有る音になります。これがコーラスの効果です。

アナログコーラスとデジタルコーラス

両者を比較すると、明らかにデジタルコーラスの方がクリーンに聞こえます。アナログコーラスでは回路の都合上、ビブラート成分は 2kHz〜4kHz よりも高い音は、LPF (ローバスフィルタ)でカットされるものがほとんどですが、デジタルコーラスでは、これよりもはるかに高い領域まで再生可能です。但し、ディストーションと併用する場合は、このクリーンさがかえって邪魔になる場合もあります。アナログコーラスの方が丸く、温かい音がするといって好まれるのは、この辺に理由があります。逆にデジタルコーラスは、クリーンなコード弾きやアルペジオなどに向いています。用途にあわせて使い分けても良いでしょう。

ステレオコーラス

ステレオコーラスにもいくつかの種類があります。

これは左右にそれぞれ独立したコーラス回路を持ち、トゥルー・ステレオと言われる物です。通常 LFO は左右で反転されたものが使われます。最も贅沢な回路構成です。
MXR の コーラス等に使われている方法で、一方は通常のコーラス回路、もう一方はエフェクト信号が反転されてドライ音に加えられます。このコーラスをモノラルで使用する場合に反転出力を使用すると、音が極端にやせてしまいます。また、ミキサー等を使用する場合は、左右の音をミックスすると、エフェクト音が消えてしまいますので注意が必要です。
通常のギター用コーラスはほとんどこのタイプです。ステレオで使用する時は、片方がエフェクトのかからないドライ音、もう片方が、エフェクトのみの出力になっています。有名なローランドのジャズコーラスはこのタイプのコーラスを内蔵したアンプです。

代表的なパラメターの説明
SPEED
RATE
このパラメターは、ビブラートの速さを調整します。
DEPTH
WIDTH
INTENSITY
このパラメターは、ビブラートの深さを調整します。
MIX
BALANCE
LEVEL
このパラメターは、ビブラートをドライ音に重ねる量を調整します。

設定の基礎



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