・幌(70 top)とロールバー(純正改)
 季節が良くなって来たのもあって脱着容易なアフターマーケットの幌(Stage fourの70top)をとうとう購入しました。合わせて純正ロールバーを少々加工しましたので紹介します。

1. その1、検討・計画
 まず幌購入にあたって、事前の調査でこの幌には純正ロールバーが使えないということが判りました。別に問題ないのではと思われるかもしれませんが、わが家にとっては大問題です。というのは純正ロールバーはリヤのシートベルトアンカーも兼ねているからです。ロールバーがなくなると後部座席にジュニアシートとチャイルドシートを固定できなくなります。同社からセイフティバーなるアンカーが取れる品物も発売されていますが、値段が高く予算的にも厳しかったのと、アンカー位置が低くかつかなり前方に移動するため使い勝手が悪いのではという心配があったので、純正ロールバーを加工して対応することを考えました。更に、うまく作れば付属のバー(コの字型)を使わずロールバーだけで幌が張れるのではと期待していました。幸い見積りを取ってみると、かなり安く出来るということが判ったので思いきってやってみました。

2. その2、純正ロールバーの加工
 純正ロールバーが使えない一番の原因は、その形状が70トップに合わないからです。具体的には下図に示すように、純正幌の場合、センターピラーからリヤウィンドウまで同じ高さになっており、リヤウィンドウは殆ど垂直に立っています。ロールバーもほぼ同じ形状で幌の内側を這っています。しかも後のアーチ部分が一番高くなっています。一方70トップは、センターピラーから後へ行くにつれて低くなり、リヤのウィンドウ面も垂直ではなく前にかなり傾いたような形状になっています。


 従って、純正ロールバーを70トップに対応させるためには、リヤアーチを前に傾けると同時に高さを落としてやる必要があります。そしてアーチが前に寄った分センターピラーから伸びているバーを短くしなければなりません。結局、アーチとセンターピラーから伸びているバーの接合部を一旦切断し、アーチのボディへの取付け部直上をベンダーで前方へ倒す様に曲げて高さと傾きを70トップの形状に合わせました。それに伴ってセンターピラーからのバーを短くしてアーチと再溶接して完成です。無加工のときと比べても殆ど違和感はありませんし綺麗に仕上がっています。言われないと加工したことも判らないくらい変化も小さいと思います。次の写真で純正品と加工品を比べています。まずは純正のときです。



次の写真は加工後のものです。リヤアーチが少し傾いてセンターピラーからのバーが少しだけ短くなっているのがお判り頂けるでしょうか?



 さてロールバーの仕上がりは上々ですので、いよいよ幌を張ってみました。しかし当初の目論見であるロールバーのみで幌を張ることは出来ませんでした。理由は、ロールバーだけでは横幅が小さく張りが弱いためです。これはコの字型のバーを使うことで解決です。ところが新たな問題が生じました。幌を着けている時は良いのですが、外したときにこのバーがロールバーと干渉して後へ畳むことが出来ません(上の写真参照)。要はコの字型のバーが幌を張っているときと同じ状態になっているのです。これでは走るときにガタ付いて邪魔だし危険です。結局これはジープ用のバーの幅を詰めて用いることで解決しました。このジープ用のコの字型のバーは、リヤの中央部が分割式となっており、ボディへの取付け部もピン一本で取り外しが出来るようになっています。ただし長さが70トップの付属バーに比べて短く、取付け位置が大分後の方に寄っています。オープン時には、ピンを抜いてこのバーを全部取り外してしまうか、一旦取り外して通常の状態(ボディまで倒して固定)になるように付け直すかすることにしました。以下に色々な角度からの写真を載せてみました。




3. 最後に、幌の感想
 この70トップの一番良いところはやはり脱着の簡便さです。慣れれば脱着ともに5分は掛からないでしょう。まだ交換してからあまり時間が経っていませんが、簡便さの代償としての雨漏りやばたつきも一般道を走っている限りではありませんし、純正と比べても劣るとも感じません。現時点での不満を言えば、リヤゲートの部分のホックを止めるのが難しい(スペアタイヤが邪魔で手が入りにくい)ことくらいです。さらに欲を言えば、この幌に純正品と同じように裏地が付いていれば文句ありません(純正に比べて薄いので外の音がよりよく聞こえます。)。もう少し乗ってみると新たな発見や不満が出るかもしれませんので追々報告してみたいと思います。


・ロールバー(ウエストルック製)
 横転やそれに近い状況を何度も経験する内に、更なる安全対策の必要性を強く感じるようになりとうとうロールバーを入れることにしました。うちの車は70幌ですが、ファミリーカーとしても使用しているので4人乗車が可能であり、なるべく乗車スペースを損なわないという厳しい条件が付きます。本当はワンオフで作製すれば希望に最も近いものが得られると思いますが、予算的に厳しいので市販品の中から探すことにしました。市販品といっても数は少なく僅か数種類の中からの選択になります。結局上に挙げた条件や価格を考慮した結果、ウエストルックさんのロールバーに決定しました。
以下に取り付けた後の写真を掲載します。まだ完全にロールバーパットを巻いていない状態ですので接合部などが判るかと思います。作りはとても良くて仕上げも綺麗です。リヤもシートベルトアンカーが付いているので、私のようなユーザーは助かります。



このロールバーの特徴はトランスファーレバー前を横に走るテンションバーです。付けるまでは邪魔になるのではと思っていましたが、実際装着してみると全く気になりません。子供のフットレストにもなります(^^)。



作りや装着感など非常に満足しています。このロールバーのお世話にならないことを祈りましょう(^^)。
 次に幌を外した写真を紹介します。