2000.10 小松トライアル at トータスランド
今年も小松トライアルの季節になりました。昨年は運良くロングクラス2位となりましたが、はたして今年は?気持ちとしては優勝を目指して頑張りました。
さてコースの説明から始めたいと思います。昨年同様4つのセクションから成ります。ただ全体にコース幅が狭かったり、色々と工夫を凝らしてあって昨年より難易度は高くなっていたと思います。1セクション以外は、制限時間3分となっています。
ルールはいわゆるトライアルの統一ルールとは異なり、独特のローカルルールとなっています。持点10点の減点方式で、バック、エンスト-1点、テープタッチ-5点、ポールを倒したり、減点が10点を超えると失格となります。競技は、午前に2セクション(2セク、3セク)、午後に2セクション(1セク、4セク)が行われました。クラスはショート(ジムニー、ジープ)とロング(出場車両では、エスクード、ランクル、サファリ、パジェロ)の2つに分けられています。以下、私が走った順番に紹介します。
2セクション
丸太の階段を登って右にターン、深い水たまりがあるどろどろの場所を通過し、キャンバー状の斜面を下ってゴールです。ここでも前輪を丸太に一段掛けてからのスタートとなります。
ここは前輪を丸太に一段掛けてのスタートで助走が付けられないので、滑り易くなっている丸太の階段を登り切れないのではと思っていましたが、杞憂に終わりました。最後の階段部分にちょっとてこずりましたが、階段は難無くクリア出来ました。ホイルベースが丸太のピッチとずれていたのが良かったようです。ただ登りの最後の部分で車体が左に流れてしまい、その後のタイトな右カーブを曲がり切ることができず一回切り返し-1点減点となりました。




3セクション
緩やかな斜面に作られたモーグル広場のコースを下って登って最後はステアケースを越えてゴールとなります。ここはSSとなっておりタイムも争われましたが、完走車は極わずかしかいませんでした。
私の最も得意とするモーグルです。SSということもあって気合いを入れて臨みました。私は中盤辺りに走りましたが、そこまでの完走車はわずか2台でした。殆どの車は途中で減点オーバーで失格か時間切れでアウトになっていました。最初の下りのコース幅が狭く、こぶの谷がV字溝のように深く浸食されていたために、ラインを間違えるとスタックか車が傾いてテープタッチという場合が多かったようです。私はモーグル部分は2、3回の切り返しでクリア、多分タイムも最速ではなかったかと自負しています。ところが落し穴が最後に待っていました。モーグルを終えてゴール手前がステアケースになっています。多少ぬかるんでいましたが大したことはありません。またコースのレイアウト上、大型車両の場合、殆ど助走をつけてトライすることが出来ません。一回目は後輪がどうしても登らなかったので、一度まっすぐバックして少し慣性を利用して再びトライ、今度は駆け上がることができました。っが、その瞬間リヤが左に流されて嫌な音が、、、ポールに接触かと思えば、見事に倒していました。最後の最後で失格です。



1セクション
2段のヒルクライムです。ここは登ったらクリア、それ以外は失格という単純明快なルールです。完全にドライコンディションだったら何てことないセクションですが、当日はぬかるんでいるというよりは、あの独特の泥がつるつるに磨かれているという感じでした。スタートは斜面のすぐ下、助走が取れない地点からになっています。走る順番、ギヤ比、アクセルワーク、ライン取りが重要になります。
早い方が有利だろうという判断から順番を取りましたが、前から1/3くらいの順番になりました。殆ど登ることが出来ないのではという予想は見事に外れ、最初から殆どすべてのエントラントはクリアしていきます。ところが私の数台前くらいから登れない車が多くなっています。いよいよ私の番です。ローローかローセコか悩んだ末にローローを選択、ちょっと勢いが足りないなあと思いながらも一段目はクリア、ところがやはり二段目に前輪が掛かった所でタイヤは空転するばかりです。ソーイングしてトラクションが得られる場所を探りますが全く駄目。一度停止して最発進を試みるも駄目。結局失格です。自分なりに原因を考えてみると、やはりギヤの選択ミスではなかったかと思います。




4セクション
キャンバーとモーグルが組み合わさった複合地形を進み、中央に深い水たまりがあるバケツに進入します。さらにU字の溝を進みステアケースを越えて、丸太が敷かれた道、モーグルを越え小山のヒルクライム&ダウンでゴールです。
バケツに入るまでのコースは無難に行けましたが、バケツ直前で予想外のテープタッチ、ここで緊張感が切れてしまいました。バケツの中で一度切り返したときに中央の深い水たまりに捕まり、何度切り返しても車を思う方向に向けることができません。7.50-16のタイヤが半分以上沈むような深さです。減点数から考えるとこれ以上バックすると失格なので出口に向かって突撃、ポールを踏み倒し失格です。



結果
一応ロングクラスで5位でした。賞品は貰ってエントリーフィーの元は取れましたが、そのレース内容は酷いもので全く納得いっていません。ちょっとした気の緩みや操作ミスがすべて悪い方向に転んだ結果となりました。メンタルな部分も大切ですが、運転技術の、日頃あまり意識していなくて曖昧な部分が、荒さとなって現われたような気がします。逆に言えばクロカンではあまり見えてこない自分の欠点が良く判ったような気がします。
ロングクラスでは、エスクードを駆るICHIROさん、だいすけさんが1、2位を独占です。全セクションをクリアしたICHIROさんは、総合でもかなり上位に入っているのではないかと思います。一般にはオフロード走行には不利だと思われているエスクードですが、このような結果を見るとつくずく腕だなあと考えさせられます。




最後に写真を提供して下さった宮谷さんとICHIROさんに感謝致します。