99.10 小松トライアル
第6回オフロードフェスティバルin小松のトライアル競技に参加しました。小松でのトライアルは、いつもお世話になっている岡本タイヤ商会さんの主催で年4回ほど行われていますが、これはその内の一回です。店に行く度に出場しませんかと誘われていたのですが、出張が入っていたり、トライアルにはあまり興味がなかった事もあって今回が初めての参戦となりました。今回の参加も半ば強制的?で別件で立ち寄ったら、その場で無理やりエントリーさせられました。
当日は午前7時から受け付けと車検が始まるので、早起きして現地には7時半に到着しました。既にF4Tさんの面々は到着、ICHITROさん、YASUさんも間もなくみえました。取り敢えず受け付けを済まして、ランプ類をテーピングしゼッケンを貼りました。いらない荷物を降ろして、タイヤの空気圧も落とし準備万端整いました。スケジュールは全部で4セクションの内、午前中に3セクション、午後に1セクションとなっています。午前の3セクションはどういう順番で走っても良かったのですが、取り敢えず順番通りにトライすることにしました。
第一セクション
スタートしてから左折しつつヒルクライムを登り、さらにヒルダウンして左テープぎりぎりのマーカーを踏みます。そして手前が溝になった短い丘を越えゲートを通過してゴールです。3分以内で走破しなければいけません。また減点15点で退場となります。マーカーを踏んだ後の溝と丘がいやらしく、このセクションを走破出来るかのポイントとなりました。マーカーを踏んだ後丘の上にあるゲートを通過するためには、手前の溝に斜めに侵入しなければなりません。侵入角度を間違えると教科書通りの対角線スタックとなり、丘を掛け上がることが出来ません。また溝に対して直角に侵入しても、溝が深いためにバンパーが突き刺さり、やはりスタックします。




私はマーカーを踏んだ後、脚の伸びを信じて斜めに侵入、左にフルステアして斜面に左前輪を掛けて登ることを試みました。トラクションは掛かるものの右に流されて溝へ真横に落ちそうになります。そこで伝家の宝刀デフロックをオンに、左前輪一本を掛けて登ることに成功、何とかクリア出来ました。ゲートのポールに接触して減点となりましたが、あの状況では良しとしましょう。
第二セクション
事前の慣熟歩行では、最も簡単に思えたセクションです。少々荒れた路面を登って行き、キャンバーのヒルダウンの後、木の周りを反時計周りに一周して丸太の階段を登ってゴールです。
ところが、私は途中で減点15で退場となりました。ヒルダウン手前の路面が、慣熟歩行のときと比べて、酷く掘られ泥の海になっています。左折してヒルダウンに向かうのですが、轍と泥で左にステアしても真直ぐテープに向かって進むだけです。大きくバックしてトライしてもライン取りが悪いと同じ結果です。結局二回切り返してやっとそこをクリアしました。が、その後の木の周りを回るところでテープタッチ&バックで減点退場となりました。セクションの選び方やトライする順番も重要なことを思い知らされました。
第三セクション
スタートして軽い小山を越えた後、モーグルと溝を越えバケツに侵入、バケツを出て丸太越え、再びモーグル、ヒルクライム&ダウンでゴールです。ショートホイルベース車や差動制御デバイスがない車は、ライン取りが重要になります。逆にロングホイルベース車や脚が良く動き腹下の高い車には、見ためほど難しくなかったように思えます。ここではバックが減点の対象にならなかったので、テープと時間だけを気にして走ればOKです。私も普段のクロカン走行で難無くクリア出来ました。一番リラックスして挑めたセクションです。


第四セクション
スターとしてV字溝を下って行き、モーグルの広場に出ます。この広場にあるゲートを通過し、最後はステアケースを越えてゴールです。モーグル広場には6ヵ所のマーカーが設置されており、これを踏むとボーナスポイントが得られます。制限時間4分でバックOKです。マーカーを踏んだ個数と時間配分のうまさが高得点でクリア出来るかどうかの別れ目になったようです。




私は、V字溝はなんなくクリア、モーグルでは何とかすべてのポイントを踏むことが出来ました。テープタッチによる減点はあったものの高得点でクリア出来ました。ライン取りを間違うと、対角線スタックとなり時間が掛かるためポイントを稼ぐことが難しくなります。またポイントマーカーがいやらしい位置に設置されているので、脚の動きが悪い車やサスペンションストロークの短い車では、マーカーを踏みに行ってもタイヤが浮いてしまいます。無理に踏もうとするとスタック、最悪の場合横転です。
結果
何とロングクラス準優勝出来ました。上位3名は一点差という接戦でした。ビギナーズラックといったところでしょうか。あまり気負いがなく、普段のクロカン走行に徹することが出来たのが良かったのかもしれません。しかし、コースにテープが張られているだけで、何でもないようなオブスタクルの難易度が上がります。クロカンとの最も大きな違いは、トライアルでは一発でクリアしなければ高得点は望めないというところです。針の穴を通すようなラインの読み、ギヤの選択、アクセルワーク、ステアリング操作が要求されます。

この模様は、2000年1月号の4 x 4 Magにも載っています。最後に写真を提供して下さったYASUさんに感謝致します。