99年夏・北海道旅行

 

 1999年7月2日から7月11日までの10日間,道北を中心に車で旅行しました。

 ヒグマに出会ったり,シーカヤックをしたり,善知鳥を見たりと内容が充実していました。

 今回の北海道旅行は2日目・3日目に霧雨にちょっと遇った程度で,その他はほとんど快晴。とてもいい旅でした。

 リンク先に旅先の写真を用意しています。よかったら見てください。IE5.0な方は「右クリック」‐「新しいウィンドウを開く」で開いて、右上の×で閉じると便利です。その他の方は・・・。)

  主なコース

苫小牧−幾寅−富良野・美瑛−氷のトンネル−西興部(ヒグマと遭遇)−中川−宗谷丘陵−大規模草地牧場−築別炭坑−天売(善知鳥)−焼尻(シーカヤック)−札幌−苫小牧

 

たびの記録

日付

曜日

日数

到着地

到着時刻

区間距離

通算距離

1999/7/2

1日目

仙台港FT

1830

59

59

フェリーターミナルに出航の1時間半前に到着。乗船手続きを済ませると,不思議と昂ぶった気持ちになる。心だけ先に北海道に行ってしまったような・・・。

意気揚揚と太平洋フェリー「いしかり」に乗船。1等洋室。ほとんど揺れなし。

1999/7/3

 

 

 

 

2日目

 

 

 

 

苫小牧

1130

0

0

苫小牧は曇り時々霧雨。ちょっと寒い。

夕張

1213

111

111

R234,R274経由で夕張市の銘産センターで昼食。塩ラーメンとしょうゆラーメン。普通の味。

幾寅

1445

114

225

下トマムから幾寅までうっそうとした森の中のダート(石勝高原幾寅線)を走る。気分が良い。映画「鉄道員」の舞台となった幾寅駅へ。映画のセットがそのまま残されていた。運良く映画で使われていた列車(快速「ぽっぽや号)も到着。駅となりの交流センター(?)では,映画で使われた小道具等を展示していた。

麓郷の森

1550

29

254

「北の国から」の麓郷の森。静かな森だった。でもいかにもニングルが出てきそう。

国設白金    野営場

1718

57

311

麓郷の森から布礼別〜斜線道路〜吹上温泉を抜けて国設白金野営場へ。斜線道路へ出る直前には高台から見下ろすはるか一直線に続く道路。富良野盆地が一望できた。空いていたら入ろうと思っていた吹上温泉は、駐車場に車がぎっしりで断念。キャンプ場は曇り時々雨そして濃い霧。広いキャンプ場で団体のグループとなるべく離れたところにテントを張る。案の定彼らは夜遅くまでキャンプファイヤーをして騒いでいた。

夜中にクマゲラの声で目が覚める。電子音みたいな声が森の中に深く響き渡った。

1999/7/4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3日目

 

 

 

 

 

 

 

 

森本ビート入口

945

29

340

曇り時々雨。キャンプ場を9時ごろ出発。美瑛町に向けてでたらめに走る。新区画というところの畑で車を止めてちょっと散歩。果てしなく続くビートと麦の畑。キタキツネも散歩していた。

北西の丘     展望公園

1030

23

363

北西の丘展望公園に車を止めて、ケンとメリーの木まで徒歩で往復。畑のパッチワーク模様がきれい。大空を小さなヒバリの子が翼をばたばた動かして、ピーピー鳴きながら懸命に飛んでいた。

カルビー        ア・ダッポル

1350

46

409

セブンスターの木の横を過ぎて,マイルドセブンの丘を横目で見て,美馬牛駅裏の絵葉描館へ。「絵」葉書がたくさん。もっとゆっくりしたかったが時間がない。広大な畑の中を通って拓真館へ。観光客がいっぱいで幻滅。哲学の木の横を通る。言われてみると思索的な木。昼食はじゃがいも料理のPUUへ。しかしここも人でいっぱい。あきらめる。国道を富良野方面へ向かい、途中のカルビーの店「ア・ダッポル」でやっと昼食。ご飯を今から炊くというのでしばらく待たせられる。じゃがいものコロッケが美味しい。

千望峠

1450

13

422

 

風景画館

1510

7

429

風景画館は期待していたほどではなかった。美馬牛の絵葉描館でもっとゆっくりしてくればと後悔する。ただし,小学校を改造した木造の建物は懐かしく趣もある。カフェ「窓」は狭い廊下を利用した窓があるだけの部屋?で思わず笑ってしまう。ワインとTシャツと絵葉書を思わず買ってしまった。

富良野      

1600

13

442

富良野市内へ戻り,ガソリンを補給。警察署となりのコープで晩御飯の買い物。

国設白金    野営場

1704

44

486

途中吹上温泉を通ったが相変わらず車がいっぱい。霧が非常に深く場所によっては視界2〜3m一面白の世界

十勝岳温泉

1730

13

499

深い霧の中を十勝岳温泉「凌雲閣」の風呂へ行く。道内最高所の温泉。十勝岳の噴煙が見えるはずが霧で何も見えない。お湯は鉄分を含んでいるのか真っ赤。露天風呂のうち奥の風呂はほとんど水で、入ることが出来なかった。

国設白金    野営場

1830

12

511

今日は日曜日の夜とあって、キャンプ場の利用者は少ない。静かな夜。

1999/7/5

4日目

吹上温泉

440

9

520

朝(午前3時)から天気が良い。朝食前に吹上温泉(ここは霧だった)5時前だというのに56人がすでに入浴していた。皆水着着用だったので少々ためらったが、勇気を出して裸で入いる。

国設白金    野営場

513

9

529

途中,望岳台に寄る。十勝岳が目の前に鮮やかに見えた。

岩尾内湖

1100

111

640

朝食後,テントを撤収して9時に出発。東神楽町,愛別町を抜け,昼食をとるために岩尾内ダム近くの「れい明」を目指すが、お休み(休業中?)。雲ひとつない晴天。気温も高い。

氷のトンネル

1210

60

700

ならばと上紋峠を越え,滝上町の「カモミール」に行くと、ここは定休日。ついてない。

空腹のまま氷のトンネル着。札幌テレビと地元の案内人のような計4人が先客でいた。トンネルへはカッパを着てはいる。中は冷気のせいで吐く息が白い。当然照明はないので真っ暗。天井からは雪が解けて水滴がぽたぽた落ちてくる。流れる川の水は身を切るほど冷たく素足を浸けておくのは数分が限度。

西興部

1250

18

718

道道「遠軽雄武線」瀬戸牛峠の手前でヒグマと遭遇。切通しになっているカーブの出口で道路の真ん中に立っていた。目があうと熊は一瞬「困ったなあ」という表情をして素早く切通しを駆け上り、こちらを一瞥してから森の中へ消えていった。

西興部市街のホテル森夢(りむ)でやっと昼食。氷のトンネルで会った地元のおじさん2人組が昼食をしていた。くまの話をすると良いもの?見たねと喜んでくれた。

下川町

(酒屋)

1410

32

750

廃止になっている名寄本線跡に沿ってR239を走る。途中西興部駅跡で休憩。名寄本線のミニ博物館になっていた。下川市街の酒屋でビール購入。運転手交代。

智恵文        (A-COOP)

1445

32

782

智恵文のA-COOPにレタスを買いにいったが、野菜の類は何も売っていなかった。A-COOPなのに・・・。以降熟睡。

中川ナポートパーク

1610

78

860

目がさめると程なくナポートパーク着。他に利用者なし。一昨年来た時に世話になったおにいさんは岩内のオートキャンプ場に移っていた。テント設営後、町内の床屋さんへ。月曜日にもかかわらず営業していた。込んでいた。

1999/7/6

5日目

幌延 ビジターセンター

920

56

916

ナポートパーク815分発。R40,道道「六志内西雄信内線」を抜け、天塩町へ。海沿いを走る。途中ねずみ取りをやっていたが、前にトラックが走っていたのと対向車が来ていたおかげで危うくセーフ。

パンケ沼

1045

5

921

岸辺で大きな鷲(鷹?)を見る。

稚内        (利尻富士)

1208

65

986

R40,サロベツ原生花園を経由して道道「兜沼豊徳線」へ。なだらかな豊徳台地が印象的。再びオホーツク海へ出て、稚内市内の夕日丘パーキングで利尻富士を見る。雲の上に頂上がぽっかり見えた。

宗谷丘陵

1310

35

1,021

R238宗谷丘陵へ。途中富磯のセイコーマートで弁当とビールを買い、宗谷丘陵の眺めの良いところで牛と丘陵の稜線を眺めながら昼食。空気が乾いているのでビールも美味しい。天気もいいので気持ちも良い。

猿払

1420

37

1,058

大岬へ抜け、R238を南下。道の駅「さるふつ」で猿払牛乳を飲む。うまい。さらに鬼志別市街で700ミリリットルの牛乳を購入。道道「豊臣猿払線」、「稚内幌延線」を通り幌延へ。途中の幌延町営大規模草地牧場は延々と草原が続く。目の前の丘を越えるとまた草原。その先の丘を越えると更に草原。行けども行けども草原。宗谷丘陵に負けず劣らず雄大だった。

中川ナポートパーク

1620

103

1,161

中川町内の「スーパーはら」で夕食の買い物(ジンギスカンとウィンナー)をして、ナポートパークに戻る。今日も他の利用者はいない。夕食後デザートを食べていると、猫が遊びにきた。みゃ−と鳴くので小豆の缶詰をわけてあげると嬉しそうに食べた。

1999/7/7

 

6日目

羽幌町       (緑の村・築別炭坑跡)

953

92

1,253

朝食後,テントを撤収。管理人さんの出勤を待って(ゲートが開かない)出発(805)。管理人のおばさんは前回利用した時のことを覚えてくれていた(曰く「前にカヌー買った人だよね。」)。一部ダートの道道「遠別中川線」を通りオホーツク海へでる。天売国道をひたすら南下。

予定より早く着いたので、道道「築別炭坑築別線」で築別炭坑跡へ。途中鉱山鉄道跡の鉄橋を見る。炭坑跡では炭住群や廃鉱、ホッパー跡が草むらに埋もれるように静寂の中にひっそりと残っていた。

人一人住んでいない廃墟。過去の栄華を想像すると言葉にならない。

羽幌市街

1050

35

1,288

「上羽幌羽幌線」で羽幌市街へ。道の駅「はぼろ」で昼食。食後、隣接のバラ園でお昼寝。天気が良いので昼寝も気持ち良い。

フェリー

1500

 

 

羽幌FTに車を置き,13:20発のフェリーで天売へ。船内(2等・カーペット敷き)はおじさんおばさんの団体客。それでもかろうじて横になる程度の余裕あり。

天売港では予約していた萬屋旅館のご主人がマイクロバスで迎えに来ていた。旅行客のほとんどはフェリーの到着に合わせて出発する島内一週の観光船に乗ってしまった。

萬屋旅館

 

 

 

旅館到着後,軽く散歩。旅館の前の波止場で海を見つつビールを飲みながらボーっとする。波打ち際にヤドカリがいたので2匹拾い上げてコンクリートの上を競走させる。小さいほうが速かった。

夕食まで部屋から海を眺める。ウミウが海にドブンというかんじで潜っていくのが面白い。夕食。殻付ウニなど品数が多く、量的には大満足だった。

 

 

赤岩展望台

19:15

20:15

 

 

食後、宿のバスで赤岩展望台へ。ウトウの帰巣。これはすごい。魚をくわえてウトウが地面にある巣に戻ってくる。巣の前では魚を横取りしようとウミネコが待ち構えている。地上に降りるや否や、必死で逃げるウトウ。それを寄ってたかって追いかけるウミネコたち。ウトウとウミネコのせめぎあい。巣はいたるところ無数にあるので、この光景があちこちで繰り広げられる。人間のことはウトウもウミネコも眼中になく、目の前50センチのところでも見ることが出来た。生き抜くための真剣勝負。ものすごい迫力。

1999/7/8

7日目

散歩

 

 

 

4時半に起きて散歩する。今日も晴天。昨日は昼間でさえ人気のなかった集落なのに、2300メートルおきぐらいに男の人が5〜6人集まって何やら話をしている。中には真面目になって議論しているグループもあった。女の人は女の人で示し合わせたように庭いじりまたは畑仕事。朝の5時から村人総出といった趣でこの島は一体どんな島なんだろうと思った。愛鳥展望台まで往復。610分旅館に戻る。

海の宇宙館

920

 

 

朝食後、清算。旅館のバスで海の宇宙館まで送ってもらう。小さな建物。とても静かでコーヒーを飲みながらゆっくりくつろぐにはもってこいの場所。主に海鳥の写真を展示。

フェリー

 

 

 

1045分発のフェリーで天売島を離れる。留学生だか研修生だかわからないが外国の学生が学校の先生や生徒の見送りを受けていた。映画なんかでよく見る別れの風景。船の汽笛がなって、何色もの紙テープが岸壁と船を結ぶ彼と同じ旅館に宿泊していたよしみで旅館の主人から私たちにも紙テープを持たせられる。「これって最後は岸側と船側のどっちがテープを離すんだろう?」と考えていたら,テープがなくなって手元には芯だけが残った。焼尻1105分着。

サイクリング

11:40

13:40

 

 

送迎のワゴン車で布目旅館へ。荷物を預けて再び港へ戻り、レンタサイクルを借りて島内1周。結構アップダウンがきつい。オンコの荘は「なにこれっ」という感じでぱっとしない。緬羊牧場。頭だけ黒い羊たちが草を食んでいた。村上春樹の「羊をめぐる冒険」を思い出して、星印の羊を探す。当然いない。鷹巣園地で戻りにかかる。帰りは海沿いのルート。高台から見下ろす鮮やかな緑に覆われた海岸線が水色の海から浮かび上がっているようで思わず見とれてしまう。13時40分港に戻る。一汗かいたのでビールがうまい。

郷土資料館

 

 

 

昔は鰊番屋だった焼尻資料館を見学。昔の栄華を感じる。

シーカヤック

15:30

17:30

 

 

宿の車で海岸まで移動。マクドナルドのトーテムポール付近の海岸からカヤック(2人乗り艇)を漕ぎ出す。

鯨の死骸(骨と頭の部分)が岸に打ち上げられていた。珍しいのでもっと近くで見たかったが、あまりに臭くて近づけない。ガイドさん(=旅館の人)によると島に打ち上げられた鯨の死体を漁師さんが魚のえさにするために解体し、沖に流してやったのが再びここに流れ着いたとの由。

さっき飲んだビールが完全に抜けていないのか、はたまたウネリのせいなのかカヤックはなかなか前に進まない。カミさんはカミさんで早朝からのハードスケジュールで船酔いになり、ほとんどパドルを動かさない。「カヤック漕いで、船酔いになった人は初めて見た」とはガイドさんの声。

「もうこの辺で引き返しましょうか」と言っても、ガイドさんは明るい声で「いや、もうちょっと先まで行ってみましょう!」 しばらくしてもう一度「そろそろこのへんで・・・」ガイドさん、さらに明るく「いや、あの岬まで行きましょう」半分やけくそになって漕ぐ。結局さっき自転車で通った鷹の巣園地付近まで行ってしまった。

それにしても海の上から見る焼尻の島は人工物が見渡す限り何もなく、緑一色でとても鮮やか。海も透明度が非常に高く、海底のウニを見つけられるほどだった。でも漕がなくても勝手に進んでくれる川のほうがカヌーは楽だ。

布目旅館

 

 

 

入浴後夕食。昨日の旅館よりは魚が美味しかった。焼きウニが美味。

1999/7/9

8日目

散歩

 

 

 

今日は一人で早朝散歩。港から白亜灯台までを歩く。この島では早朝の寄り合いはしてなかった。

高速船

 

 

 

935分発の船で島を離れる。高速船は運賃が高い(フェリーのほとんど倍)だけあって、快適そのもの。

真布

1210

91

1,379

留萌経由で旭川に向かう。留萌市中心部の手前でねずみ取り。じき前を走っていたトラックが捕まった。追い越さなくて良かった。道道「恵比島旭町線」「旭川多度志線」で旭川市内へ。途中恵比島駅ではNHKドラマ「すずらん」ののぼり。ロケでは明日萌駅だったらしい。隣駅の真布(まっぷ)で蒸気機関車を見る。

旭川ラーメン村

1320

61

1,440

旭川ラーメン村で昼食。「元祖旭川ラーメン」で食べたが、いまいち。「元祖」という言葉につい・・・。

美馬牛

1500

36

1,476

前に訪ねた「絵葉描館」が心残りだったので、もう一度美瑛へ。じっくり絵葉書を選んでゆっくりコーヒーを飲む。友人知人へ手紙を書く。

道央自動車道

 

 

 

美瑛から芦別経由で札幌に向かう予定が、途中ショートカットとして通るはずだった道道「芦別美瑛線」が通行止めだったため、止むなく来た道を旭川まで戻り、道央自動車道で札幌へ。

ツナッピー

1830

181

1,657

マグロの解体ショーの時間にちょうど到着。オオトロ、カマトロ、イクラ、鮭のトロ、えんがわ等などを食べる。大満足。土日も解体ショーをやっているようだ。

雪印パーラー

2000

 

 

ホテルにチェックイン後、地下鉄に乗り、雪印パーラーへ。

散歩

 

 

 

今日も一人で早朝散歩。北大のキャンパス内を歩く。深い森の中を歩いているようで気持ちがいい。

 

 

 

小樽

930

50

1,707

830分ホテル発。R5で小樽へ。北一硝子へ行くが、あまりの人の多さに具合が悪くなる。「商家茶屋さかい屋」でぜんざいを食べて休憩(ここは人が少なくて良かった。)。鱗友市場(三印(さんじるし)水産)でかにを送り、そそくさと小樽を出る。

中山峠

1340

71

1,778

定山渓から中山峠へ。峠の茶屋で揚げじゃがを食べる。一串にじゃがいもが丸ごと3個でしかも油っこい。知らずに2本も買ってしまったが、あとのまつりでとても食べ切れない。昼食はとらない。

苫小牧

1550

98

1,876

支笏湖経由で苫小牧へ。

フェリー       ターミナル

1620

4

1,880

余裕を持ってフェリーターミナル着。行きとは違って,乗船手続きを終えると,意気消沈。

しぶしぶ太平洋フェリー「きたかみ」に乗船。特等和室。山に沈む夕陽が船を見送ってくれた。ほとんど揺れなし。

1999/7/11

10日目

自宅

1010

23

1,903

仙台は雨だった。

 

 

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