このシリーズ(というか「妖精作戦」)は笹本祐一さんのデビュー作です。
初めてこの作品を知ったのは、姉と「NHKカセット・アドベンチャーロード」というカセット文庫の妖精作戦(上下2巻)を聴いた
時でした。
それが面白かったので一時期は毎日のように聞いていましたが、そのうち姉が原作を買い、その後私も全巻揃えました(^^)
笹本祐一さんというと「ARIEL(エリアル)」が知られていますし、こちらもカセット文庫になっていてやはり聞いたことがあるの
ですが、私も姉もそっちは「なんか騒がしいだけ」という印象しか受けなかったので原作も読んでません(^^ゞ話は全寮制の高校(共学ではなく男子部・女子部に分かれている)に通う主人公榊裕が、新宿からの帰りに女子部への
転校生である小牧ノブと出会うところから始まります。
自動券売機の使い方も分からないほどの超機械オンチな彼女の正体は何と超能力者!
(ただし、自分では全くその能力を制御できません)
その後、彼女を狙う秘密組織SCFや謎の依頼によりノブを護衛している探偵の平沢千明が登場し、そのうち榊と同室の
沖田玲郎と真田佐助、ノブと同室の鳴海つばさなどを巻き込みつつ、話は二転三転としていきながらだんだん大きくなって
いくのです……しまいにゃ月まで行ったりしましたし(^^;;;;
なお、上に挙げた台詞は月へ向かってるシャトルの中(^^;;;でノブが自分のことを榊くんに語った後の会話です。
この後ノブは目をそらし「本気?」と聞くのですが、榊くんはきっぱりと言います。
「本気ですよ。……お付き合い願えますか?」
こうして二人は付き合い始めることになるのです…いいねぇ、若いもんは(爆)
#ちなみに、初めてこれ読んだ時の私は中学生でした(彼らの方が年上だ(笑))
原作とカセット版では細かい設定が違っていて(カセット版の真田くんはなぜか、お爺さんになってます(笑))で、カセットに
なってるのはシリーズ1巻目の「妖精作戦」だけのようですが、原作は全部で4巻出ています。
2巻目の「ハレーション・ゴースト」はいわゆる番外編で、高校の文化祭の頃が舞台です(主人公も榊くんではなくて
沖田くんですし、ノブの超能力は全く関係ありません)
そして、3巻目の「カーニバル・ナイト」と最終巻の「ラスト・レター」は上下巻です。
実は私、原作で最初に読んだのが「ラスト・レター」だったりするのですが(そのおかげではじめは「何でこういうことに
なってるんだろう?」と思いました)
これから読まれるという方にはちゃんと「妖精作戦」から順番に読まれることを強くお勧めいたします。
もちろんそれは「話が分からなくなるから」というのが大きな理由ですし、大抵の方は順番通りに読まれるでしょうが、
それ以外にも大きな理由があるのです。
少なくとも、私のように最終巻から読むのは絶対にしない方がいいですよ(T_T)
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