『最近のこんな楽しいセッション』:あるものは利用しましょう。 今回の担当:篁修一  あれこれ興味を持って色々と買い集めるうちに、いつの間にやらコレクター になりました。  DEEP FOREST LIBRARY http://homepage1.nifty.com/DPL/  TRPGは手間がかかります。『カタンの開拓者』や『操り人形』のようなマルチゲームならルールを読めばそれですぐ遊べますが、TRPGはそれですみません。  マルチゲームの数倍の量のルールを読み、データにも目を通し、PLはPCを作り、GMはシナリオを作らないことには遊べません。  それだけの苦労をしても楽しいから、TRPGで遊んでる訳ですが。  しかしながら、社会人にもなれば時間は貴重です。少々の投資をすることで時間が節約できるなら、利用しない手はありません。  というわけで。先日棚の整理をして天羅万象零一式を発見、「久々にこれで遊ぼう」と例会で卓を立てたときの顛末をお話します。  卓を立てるつもりにはなったものの、実はシナリオネタがありません。例会は月に1回だけ、公共施設を借りてますから時間も無駄にできません。作りこみの甘い自作シナリオでは時間内に終われないかも。  そこで、シナリオはつい先日発売になったSSSの『残菊』を使うことに決め、推奨サンプルキャラを始めとする必要なシートをコピーして準備します。  例会当日、キャラを選んでもらって早速プレイ開始です。  「キミキミ、かっこいいと思ったら、すかざず御ひねりを投げたまえ」と合気チット(FEAR製)を持たせることも忘れません。  で。どんな事になったかというと。  *** *** *** 「なー、この『機甲サムライ』の業103って、誤植?」 「んにゃ−、それで正解。テンパってるけど、頑張ってなー」 「グハッ!」  *** *** *** 「〜行く末さえ見えぬ戦乱の時代に、ひとつの物語があったーっ!」 「……って、なんでGMの語りを繰り返すよ、しかも『北斗の拳』調で」 「いやぁ、その方が『らしい』かなぁって(笑)」 「ちぇっ、悔しいけど面白いから、御ひねりくれてやるよ(笑)」  *** *** *** 「『ダメですっ! 先鋒の兵五百、紅角を止めることは叶いませんでしたッ!!』」 「『……だろうな。俺達の時は、千人でも止められなかったぜ』」 「『ナニッ!!! サムライ千人でも止められぬというのかッ!!!』」 「いや、そういう意味で言ったんじゃないんですけど(笑)」  *** *** ***  というような調子で、適度な混ぜっ返しが入りながらプレイはさくさくと進行。適度な余裕を持ってシナリオを終わらせることができました。  さすが既成シナリオ、そこそこ先の展開が読めるのでPLも行動選択で迷いません。GMは余計な気を使わずに済み、とても楽です。  このくらいの質のシナリオが、1本当りランチ1食分で手に入るなら、そこそこお徳ではないでしょうか。  D&D3eでも同様に低価格の単発シナリオが供給されているようですし、このような商品が増えてくれれば、TRPGがもっと遊びやすくなるのでは、と思います。  以上、セッションレポートでした。  次回は彬兄さんです。