第4回 ツール・ド・美ヶ原

大会概要
 開催日  6/28(受付)〜29(競技)
 会 場  長野県松本市浅間温泉
 主 催  ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会2003実行委員会
(松本市・浅間温泉・JCA・信越放送)
 申込期限 5/31 (定員1700名)
 カテゴリ ヒルクライム(ロードの部、MTBの部、リカンベントの部、ジュニアの部)
 その他  スタート直後の檄坂が特徴。一定勾配ではなく休みポイントもいくつかある。
オフィシャルの給水は各CPで計3カ所。CP3では時間関門もあり。最終制限は4時間。

コース概要
 コースと距離 浅間温泉〜美鈴湖〜美ヶ原スカイライン〜武石峠〜美ヶ原高原駐車場
21.6 km
 高低差 1,270 m
 コースの特徴 スタートから4km地点までは最大勾配15%を含む檄坂区間。
その代わりラスト4kmはほぼ下り坂。
 昨年のコースとの比較 (初参加)
 コースコンディション

前日までの雨でところどころウェット。舗装は登るほど良くなる。
風も無く、気温も低く絶好。

レースの様子
■ 会場及びその他について

夏になる前に行われるこのレース,まだ4回目の開催ながら徐々にレースとしての知名度を高めてきているようで、定員1700名でありながら、2000人以上のエントリーとなったようです(DNS/DNFを除くと結局1700人ぐらいだったようですが)

エントリー受付は前日の17時に締めきられますので,地元以外の遠方の参加者は宿泊必須です。 宿泊は大会会場である松本市民球場を囲うように存在する浅間温泉街でとなるのですが,この宿場は例えば乗鞍のそれとは違い,比較的平坦面に建家が並んでいますので宿取りの有利・不利はあまりないと思われます。水平移動でスタート地点へ向かえます(笑)。 宿場の中にはコンビニも数軒あるので,レース前日や当日に不便を感じる事は無いでしょう。


受付のセンサーチェック後にて

ただ,今回たまたまなのかわかりませんが、松本市内の渋滞がひどく(慢性的なんですかね?),市内を横断するのに1時間ぐらいかかりました。 我々は15時頃の現地入り目指して移動していたのですが,危なくDNSです(笑)。会場入りは余裕をもって。

■コースについて


PolarS710による高低図(茶色線)と今回88分で走った鈴木の速度計記録(青色線)。

同じく鈴木の各CP通過タイムです。

 CP1 (4.4km地点) : 20'20
 CP2 (8.2km地点) : 38'48
 CP3 (14.7km地点) : 74'49

スタート直後は勾配もある上に道も狭く,集団で通過するのは難しい。そこでこの大会では,スタートの組を100人ずつに分離してスタートさせています(2分間隔)。 そうすると,コース上でも特に渋滞もなく,極めて走りやすいのですが,反面,バラけすぎてペースメーカーを得にくいというマイナス点もあります。まぁ善し悪しですね。 ちなみに組分けは年齢の若い順で,エントリー順は関係ありません。

スタートからCP1まではこのコース最大の特徴である檄坂があります。うち1km区間は15%もの坂が続きます。ロードの人で降りている人も割とみかけます。・・・でもセンター(32T)×ロー(34T)までは使わなかったなぁ>自分の場合。CP1は美鈴湖というとても綺麗な湖の湖畔にあり、この辺はフラットです(上図高低図の4km前後)。檄坂が終わってホッとするのもわかりますが、せっかくペースを回復するチャンスですので、ここの給水で止まるのはもったいないですね。一気に駆け抜けてリズムをつくりましょう(速度計記録参照。40km/h近くまであげてます)。

CP1からCP3までは同じ様な感じの登り。登る→平坦(またはちょっとした下り)→また登る、の繰り返しで、登りっぱなしという感じではありません。ところどころキツイ坂もありますが、4〜6%ぐらいってところじゃないかな?

CP3を越えて残り4kmになると一気に下りに入ります。速度計記録を見ると、最大で60km/h近くでるぐらい加速します。44×12T(MTBのアウター×トップ)を使い切りますので、軽量化の為でもアウターは残しておきましょう。そしてあっという間にゴールです。途中2カ所だけ登ってますが(速度計の落ち方参照)、勢いで半分ぐらいまでは登れちゃう感じなので割と楽です。

下りの途中で撮影 奥に見える道を(本来は)下ってきます。
たぶん、ここで最高速度を記録じゃないかな?

■レース展開について

やはり、最初の檄坂は押さえて行く方が正解でしょう。まぁ押さえてというよりも、淡々とマイペースで走って、こんなところで競わないってところでしょうか。ライバルと比べて、大して差はつかないだろうし、ここで差をつけられるような人には多分この先もついていけないでしょうから(笑)、焦らないことです。CP1は上述の通り止まらずパス。ここの平地で勢いをつけ次から始まる坂に備えます。アップ→レスト→アップのこのコースの特性を活かしてリズムをつくりつつ登りましょう。

そしてCP3を越えたらラストスパート。残り4kmになれば下りが続くので、ヘロヘロでもなんとかなります・・・が、風が予想される場合は話が別なんですよね。CP3までは割と山の中の坂道という感じなのですが、下りに入るといっぺん、ほとんど何も風を遮るものがない高原道路になります。今回はほぼ無風状態でしたが、風が吹いてたらツライかも。そうなったら、もうヒルクライムじゃなくてロードレースです。身近な人と相談して、先頭交代してタイムを縮めましょう。

■大会運営ほか感想

まだ4回目の開催という事でしたが、大会運営はことのほかスムーズで気持ちよく参加できました。特にスタートでは前を争って並ぶ必要もないし、自分の組のスタート順が来るまではバイクを動かさなくてもいいので、トイレ行ったり、先発のロードの組のスタートの応援に行ったりできて良かったなぁ、と思います。ゴール後、下り途中ではスタッフの方々が拍手と「おつかれさまでした」の声で迎えて下さり、レースの余韻に浸りつつ、気分良く帰還できます。

個人的に残念だったのは、やはり最後が下りである事。せっかくあそこまでガンバったのですから、登り切ってゴールしたいなぁと思うのはちょっと贅沢でしょうか。あと、忘れずに書いておきたいのですが、このコース、森林限界は突破しません。ゴール周辺には木がたくさん生えてます。なので酸欠の心配はないです。

一般的には乗鞍の持ちタイムより1割増しのタイムになるとされる(らしい)美ヶ原HCですが、帝王M山さんは今年61分で登ってます。・・・速い人は速いのですぅ〜。

(レポート:鈴木浩)


レース結果
 天候 曇り
 参加カテゴリ MTBの部 男子(出走:318人)
順位 走者名 タイム 総合順位
優勝   1:13:14 54/1791
24
鈴木 浩文
1:28:32 420/1791
34
福森 淳治
1:31:13 501/1791
39
田中 克典
1:32:35 551/1791