| SELF-DISCOVERY ADVENTURE 2003 Cross Mountain Bike 100km |
| ■大会概要 |
| 開催日 | 07/20〜07/21(Cross Mountain Bikeは07/20) |
| 会 場 | 長野県木曽郡王滝村 |
| 主 催 | セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝実行委員会 |
| 申込期限 | 定員になり次第 |
| カテゴリ | 100km/42km。 他にも山岳マラソンやファンライドのカテゴリもある。 |
| その他 | 第3回大会。男女混合カテゴリになった。協賛はパワースポーツ。 |
| ■コース概要 |
| コース距離 | 100km |
| 制限時間 | 10時間(最終関門75km地点(CP-3)を8時間以内に通過) |
| コースの特徴 | 王滝村内木曽林道(ワンウェイコース)。 国有林で通常は立入禁止区域。 |
| 昨年のコースとの比較 | 基本的に前回と同じ |
| コースコンディション | 曇りのち雨。6時間ぐらいまでは暑すぎず寒すぎず、良い天候。ラスト2時間は冷たい雨。 |
| ■レースレポート (→ 昨年のレポートはこちら) (→ 一昨年のレポートはこちら) |
|
今回でチームとしては3回目の参加です。 とはいっても、鎌倉組としては初参加。わからないことだらけだったりします。 とりあえずレース経験者に聞いてみました。 ・安藤氏 「坂を上っているときは、心は先に折っておいて下さい。このカーブを曲がったさきはどうせまだ上りだろうと思っておいたほうがいいです」 ・鈴木(浩)氏 「熊が出るらしい。遭遇したら逃げるべし。最悪の場合は巴投げで応戦だ」 ・・・・・そうですか。 さて、この100kmレースに参加するにあたってまず必要なこと。 (1)エントリーは早めに このレースはけっこう人気があるので、あっさりと定員(それでも今年は500人)になります。 今年の場合、レースは9月ですが6月の頭で定員になりました。 42kmのエントリーはもう少し余裕があるらしいですが、100kmレースに出るならば早めのエントリーがお勧めです。 エントリー方法は参加申込書をFAXか郵送で送ればOK、エントリー料は郵便局から振込。 Webで申し込んで、コンビニで支払いとかできると便利なんですけどね。 来年とかそうしてくれないかな。 (2)できれば宿を取る レースのスタート時間はAM6時です。 朝は遅くとも5時には起きていたいところ。 住んでいるところが王滝村内であればよいですが、近場でない方は宿を取って前日入りしておくのがよさそうです。 同僚の小椋氏は休みを取って、一足先に王滝村へ。 私は休みが取れなかったため、夕方に鎌倉を出発。 会場に直接行って、そこで車中泊するって算段です。 途中、双葉SAによって晩ご飯と翌日の水を補給し、王滝村についたのは午前0時半。 会場の松原スポーツ公園にはすでに多数の車が停まってます。 明かりは申しわけ程度しかないので、懐中電灯があるとなにかと便利です。 ここで小椋氏と合流。 少し話をして、就寝。 午前3時45分起床。 3時間程度の睡眠ですが、遠足前の小学生状態になっているので自然と目がさめました。 とりあえず雨は降っておらず、ぎりぎりの状況。 降りださないことを祈りつつまずは自転車を取り出し、装備の確認です。 工具と装備(工具はメカトラがなく、使用せず) ・タイヤチューブ 4本 ・六角レンチ ・空気入れ ・チェーンカッターとピン5本 ・チェーンオイル ・小型ペンチ(ピンを折るために使用) ・サイクルコンピュータ ・ライト(途中に暗いところがあるらしい) ・ウインドブレーカー(雨、防寒対策) 補給食 ・ウィダーインゼリー 3つ ・アクエリアス 2リットル(内500mlはボトルケージ、1.5lは背中のリュック) ・アミノバイタル(水で溶かす粉状のもの)(使用せず) ・パワーバー 3本(使用せず) ・羊かん 4本(コンビニで買える小さいもの) 工具はパンク対策とチェーン切れ対策。補給食は好みってとこです。 ほんとは救急セットもあるといいですが、自分は車の中に忘れてきてしまいました。 工具に関しては小椋氏も大体同様の装備です。 で、補給食とチューブはリュックにいれて背負う予定。 試しに背負ってみました。 うわ 重っ まあ、なんとかなるでしょう。なるんじゃないかな。 トイレと受付をすませて、朝食代わりのウィダーインゼリーを食べる頃には夜も明け、明るくなってきました。 みんなスタート地点に集まり始めています。 前回はスタートの並ぶ順は3つに別れていたらしいですが、今回は早いもの順とのこと。 まあ、早いもの順といってもかなり適当でしたけど。 とりあえず自分達は真ん中よりちょっと前にしました。 しかし、周りの人を見渡すとなんだか・・・と思っていたら小椋氏が一言。 「隊長ォォ!自分達は重装備のようであります」 あ、やっぱりそう思った? 自転車もフルサスばっかりってわけじゃないし、なんにも背負ってない人とかもいるし、っつうかライトなんて誰もつけてないよ? おかしいな暗いトンネルがあるからライトつけてねって案内に書いてあったような。(それは42kmの話だったらしいことが後に判明) いまさらどうしようもない(だってもう並んじゃってるし)ので、そのまま行くことに決定。 初手からなんかやな予感がします。 さて、スタート1分前。 今回は長丁場のレースなので特に緊張とかはありません。 前に先導車がいてしばらくはついていくって形なので、いきなりダッシュってことはないでしょうし。 でもですね。 スタートの合図は「パーン」がいいですよ。気分的に。 「プァ〜〜〜ッ」(サッカーとかで使うホーンの音) てのは気が抜けます。 まずは先導車についていく形でスタート。 先導車は同時に撮影もしているらしいので、一番前に行くと目立てるかもしれません。 そして、林道に入る前の舗装路の脇にはこんな朝早いのになんとギャラリーが。 農作業ルックのおばあちゃんとかおじいちゃんとかが応援してくれます。 ちょっと嬉しいです。 ちなみにこのレース。 体感的に1番きついのは第1チェックポイントまでの区間らしいです。 まあ序盤ですしここは無理せずにマイペースを保つのが正解でしょう。 小椋氏は速攻で見えなくなってますけど、ここでムキーとなってはいけないのです。 おっと、前方でいきなり転倒が。 どうやらチェーンが切れたようです。 さらに向こうではディレイラーの調子がおかしい人もいます。 数kmの時点ですでにメカトラが起きています。 普段のレースでもそう滅多には見かけないんですが、このレースには魔物でもいるのでしょうか。(今回は魔物も笑いの神様も要りません) 天候は今のところ上々。 防寒と雨対策にウインドブレーカーを持ってきていますが必要もないくらい。 運動することによる発熱と、風を受けることによる冷却がちょうどいいバランスで走りやすいです。 そして林道に入ればそこは霧の中。大自然が待っているって感じです。 しかし、背中のリュックは本当に重いです。 何がきついって腰にダイレクトにきます。 給水もかねて一旦停止。 しかし、序盤だけあってちょっと停止するとあっという間にかなりの人数に抜かれます。 それはそれで悲しいので休憩も1分ぐらい。 先ほどのマイペースという言葉ははやくもどっかにいっちゃってます。 とにかくこの区間は上りと下りが何回もあるのでけっこうしんどいです。 カーブを曲がって曲がって曲がってもひとつ曲がった先に遠く登るラインが見える(しかも原色の点々が見える)と素でへこみます。安藤くん君は正しかったよ・・・ まあ、下りはフルサスバイクのおかげでいい感じ。まだ余力があるだけに楽しいです。 ただし、ガレているので要注意。 途中で1人転倒して動けなくなっている人がいました。(仲間の人がいたのでとりあえずスルー) メカトラはまだ直せますが、怪我はほんとに気をつけたほうがいいです。 ここの下りは感覚的には富士見パノラマダウンヒルCコース以下と感じました。 もし近くに住んでいれば一度行っておくといい練習になると思います。 しかし第1チェックポイントは約30km地点と地図には記載されてますが、サイクルコンピュータで35kmを越えてもまだチェックポイントに辿り着きません。 40km近くになってようやく第1チェックポイントに到着。 ウィダーインゼリーと羊かんを食べ、3分ほど休憩。 第1チェックポイントを越えるとしばらくは緩い下り坂。 上り返しもあんまりないので、貯水池まではかなり楽に降りてこれます。 そして貯水池まで降りるとそこはフラット。 小椋氏はアウターでがしがしこいでたらしいですが、この辺で一息つくのもいいでしょう。 貯水池あたりは景色もいいので、ツーリングコースだったら最高です。 そして熊笹が生い茂るのもこのあたり。 熊が出るならここでしょう。そんな雰囲気があります。 こういうときに限って、近くに誰もいなかったりするもんなんです。 「ここででたらおいしい状況だな」 ちょっとでも思ってしまう芸人な自分が悲しいです。 もう一度言いますが今回笑いの神様は要りません。 貯水池をすぎたら再び上り。 今度の上りは長いです。 ひたすら上り、下りに入ってしばらくすれば第2チェックポイントが見えてきます。 でもこの時点でサイクルコンピュータの表示は70km近く。(地図では約60km地点と記載) えらくずれてるような気がするのはなぜでしょう。 感覚的にはこの区間が一番長く感じました。 坂を下った先にある第2チェックポイント。 この時点で経過時間はだいたい6時間。 一休みする前にちょっと計測係の人に訊いてみました。 自分:「次のチェックポイントまで何kmあって、いつまでに着ければいいですか?」 係:「次までは15kmです。制限時間はあと2時間くらいです。」 ふむふむ、ということは・・・。この先上りが続くとして、大体時速7〜8kmだとすると。 あんまり余裕ないじゃん。 しかもこのチェックポイントから先は上り。 おまけに見える範囲全部上り、そこから先は見えません。 休憩もそこそこに再出発。 精神的にはここが一番つらかったような。 雨もこのあたりからぽつぽつ降ってきたりして、よけいにこちらを焦らせます。 だいたい第2チェックポイントで60km地点とすると、あと40kmを4時間以内に走破しないといけません。 これまでのペースから考えるとぎりぎり。 自分ってそんなに遅かったっけ? 順位はともかくとして、足切りは避けたいところ。 とにかく時速8km以上を保ちつつがんばることに。 斜度はたいしたことないんですが、とにかく距離が長いことと現在位置が正確にはわからないことがこたえました。 景色は相変わらずいいですが、じっくり見てる暇もございません。 やっとここまで辿り着きました。 係の人に「ここまでくればほぼ完走ですよ。あとは怪我に気をつけてくださいね」 ああ、その言葉をきいてほっとしました。 ついでに訊いてみました。 自分:「あと何kmぐらいです?」 係:「あと15kmぐらいです」 てことはやっぱり10kmずれてんじゃん。(ここは地図では75km地点との記載) 自分:「上りあります?」 係:「たいしたことないですよ。200mぐらい上って、ちょっと下ってまた上って、あとはダーッと下りておしまいです]。 ・・・訊かなきゃ良かった。 「どうせこのカーブを曲がっても上り、どうせこのカーブを曲がっても上り」。 呪文のように心の中で唱えながら上りました。(実際そうだったし) ラストは長い下り、このときのためのフルサスです。 ここは飛ばせるだけ飛ばしました。 ただ本格的になっていく雨の中、下るのはめっちゃ寒かったですけど。 なんとか8時間20分ぐらいでゴール。 走りきった充実感はやっぱりよかったです。 ただ、会場の松原スポーツ公園まで3kmほど自走で戻らなきゃならんのですが。 なんとか駐車場まで戻ってみると、案の定小椋氏は着替えて車の中で寝ていました。 とりあえず起こして完走だけ報告。 彼曰く「意外に早かったですね〜」 むう、失礼な。 このぐらいは当然でしょう。(一時は完走も心配したことはこの際忘れてます)。 ま、意外と走れるもんだなっていうのが正直な感想。 メカトラがなかったことと天候に助けられた部分が大ではありますが、体力的にはまだまだ大丈夫。 むしろ体が冷えすぎて風邪を引きそうです。 ともかく着替えて、残りの補給食を食べながら小一時間休憩。 しばし完走の充実感にひたりました。 ほんとは近くの温泉にでもつかってのんびりしたいところでしたが、帰りが遅くなりそうだったのでこのまま帰ることに。 でも、疲労を甘く見てました。 車の運転がしんどい・・・・。 考えてみれば睡眠時間3時間以下でした。 小椋氏と共に双葉SAで夕食を食べた後はその場で解散。 仮眠をとらないと帰れそうになかったので(小椋氏はそのまま帰宅)。 で、仮眠のつもりが気がついたら夜中の3時・・・。 自分の感覚では10分とたってないつもりだったのに。 しょうがないんで、そのまま朝まで眠り、朝食を食べ(これで3食双葉SA)、アパートで待っている妻にお土産を買って、今度こそ元気になって帰りました。 まあ、来年も走りたいかといわれると微妙なとこなんですが、100kmを走りきった充実感は良かったのではないかと思ってます。 反省点としては、荷物が重すぎたこと。 タイヤチューブ4本は持ちすぎ。水はもう少しエイドステーション(湧き水があちこちにある、ただし自転車を降りて湧いてるところまで汲みに行かないといけない)を頼ってもよかったかもしれない。 あとライトの装備は要りません。 小椋氏ごめんよ。 まあ、2人ともメカトラや大きな怪我がなかったことが何よりでした。 (レポート:松岡) |
| ■レース結果(制限時間内完走:451名) |
| 天候 | 曇のち雨 |
| 参加カテゴリ | 100km |
| 順位 | 走者名 | タイム |
| 優勝 | 4時間53分 | |
| 155 | 7時間08分 | |
| 300 | 8時間17分 |