Zaurus部屋 品書きへ


72.SL-C3000 WPCレポ

 なにはともあれ実機の感触だけは、自分で触ってみるしかないのである。

 そういうわけでSL-C3000。C760使いになったときによほどSL部屋を立ち上げようかと思ったのだけれど、日々に取り紛れてなおかつ写真に夢中になって、ついついそのままで日は過ぎて...気がつきゃすでに、C760は二世代前になろうとしているのであった。
 Zaurusの名を冠したマシンは久々の新作。HDDが載るって事前情報は得ていたけれど、あまりにもそれだけすぎやしないかい、ってのが発表時の感想だったわけだが、まぁなんにせよ新作自体が珍しいのであるからして、とにもかくにも触ってきた。

 レポ執筆に際しては、IRCでの井戸端仲間に初稿途中稿の段階から校閲いただいた。改めて感謝。

 ちなみに。
 WPCでそれなりの数の展示機が並んでいたけれども、個々の展示機がまったく同じ状態であった可能性のほうが少ないと、私は思っている。ファームにしてもインターフェースにしても、まだブラッシュアップ中のバージョン不揃いのものが並んでいたんではなかろうか。過去の発売前市ヶ谷展示機をさんざ触った(そして説明員に話を聞いてきた)経験からも、間違いないように思う。
 WPCを見に行ったユーザは、それぞれたいていは一つだけ、触る人で二つか三つ...まさかして、すべての展示機を触ったという方はおられまい。たとえ万が一ファームやハードが揃っていたとしても、中のデータの状態(アドレス帳にどれだけ溜めてあるかなど)には、それぞれ差があったはずである。
 たとえば遅いと感じた人、速いと感じた人、それぞれ経験も基準もあろうし、マシンの状態もけして揃ってはいない。個々のレポートは、少なくともそれを踏まえたうえで読み、自分がものを考える一助にすればそれでいいんではなかろうか。

 なんてことを一席ぶっておいて、ひさびさの本ネタ開始。

■フォームファクター  ■キーボード  ■動作速度  ■ストレージ  ■通信環境  ■NetFront3.0/3.1  ■マルチメディア辞書  ■結びに代えて


■フォームファクター

 でかさ重さは、さほど気にならない。これはちと予想外。もちっと負担に感じると思ったけどなぁ。
 キーボード部の沈み込みが従来機より若干深くなっているようだけれど、これが視覚的にはすっきりした印象を与えている。液晶周りのスペースも、心配したほど大仰ではなかった。色についてはあまり気にしないので、ノーコメント。要するに、従来機を見慣れた目、持ち慣れた手には、違和感がないレベルである。

 右側CFスロットに通信カードを挿すと、両手持ち親指打ちに邪魔でかなわん、て形式はなんら変わってないわけだけれども...私の場合はそれ、あまり気にならない。持ち方変えたから
 左手は親指一本で打つけれど、右手は人差し指と中指、たまに薬指も使ってキーを打つ。本体を支えてるのは左手だけ、右手はフリーで上からかぶさるスタイル。右手小指はこの場合、通信カードの出っ張りに引っ掛けたりすると安定がよかったりする。
 まぁ単純に、カードが邪魔だったから。試行錯誤というか、いつの間にか自然にこのスタイルに。やっぱり片手だけでも、2本使った方が速いし。でもってカードが出っ張っていようとそこからLANケーブルが延びていようと、あんまり関係ない、と。

 けれどこれは、あくまでやむなく仕方なくしょーことなしにやっている、ことである。大きさからいっても、そらまぁ机に置いて使うことも多いけれど、立ち姿勢で持つこともまた多いのだ。けっしてけしてその場合、打ちやすい使いやすいフォームだとは思っていない。
 だからお願い、縦型作ってくださいVGAで。他のファクターはともかく、縦型だけはほんっとに切に望む。縦型親指二本打ちが、立ち姿勢ではやっぱり、一番だと思う。右手二本使うから速いってのはあくまで、横に長いから打ちにくいことへのクニクノサクなんだから。


■キーボード

 どうも賛否両論渦巻いているようだけど...私は賛成派。C760より、段違いに押しやすいと思った。
 前述の私の持ち方に関係しているのかもしれないけれど、タッチが軽い方がいいのだ私は。んでキートップがややでかくなってる、これもポイント。妙につるつるした触り心地はそれこそ好みだとは思うけれども、すくなくとも不快ではなかったし。
 ただぁし、だだだ〜っと長文打ってみた限りでは、ミスタイプ率はC760と変わらなかった。厳密にカウントしたわけではないけれど、体感(ミス率の体感ってのも妙だが)としては変わらず。"段違いに押しやすい"と思ったのはたしかだけれど、それだにしても慣れは必要らしい。

 円形カーソルキーとOKキャンセルボタンの配置については、まぁべつにいっかなぁ、程度。操作系がまとまっていることは悪くないけれど、のべつまくなしに使いまくるわけでもないので、運用カバーでいけてしまう部分ではないかと思う。
 それでも押しの感覚は通常キーと似通っていて、私は気に入った。

 MI-E1以来キーボードつきのZaurusを使い続けているわけだけれども、いっつもいっつもいっつも思うことながら、どーしてこぉ、毎度毎度改良(改悪という意見もあろうが)の余地があるのだろう。私としては今回は改良と見ているので、できるんだったら最初っからやっておくれよシャープさん、と言いたい。言いたい。言いたいぞ。
 言いたいので、説明員のおじさんに涙ながらに訴えてきた。「なぜなんでしょおねぇ、さんざっぱらシミュレート繰り返して決めたんだろうに、なぜ最初からこういう風にできないんでしょうねぇ...」 そら、苦笑するしかないわな。失礼。


■動作速度

 アドレス帳メモ帳カレンダーあたりと表計算をちょろちょろいじった限りでは、C760との速度差は感じられなかった。起動にしても、動作速度にしても。C760で待たされる部分はやはり待たされるし、さりとてどんごろ鈍重になったという印象もなく。

 石が速くなったっても、PIMアプリの操作感に及ぶほどのことではないようである。ストレージとインターフェースが変わった以上、単純な石比較はそもそも無意味だけれども。数値計算はそれなりに速いかしれんが、おぉっとのけぞるほど速くなるということはまったく、なかった。これがぐわわっと速くなったんであれば、jojo3のimgresizで写真を処理するって目も、また出てきたんだけれども...それほどの感触は、なし。


■ストレージ

 さて、目玉の4GB HDD。
 今の時代、たまげるほどの大容量ってわけでもないし、使いこなすための高速インターフェースがいまいち整備されていないし...って話はともかく、一つ心配事があって。

 ディスクがクラッシュしたらどーなるんだろ。ちゃんと起動するんだろうか、本体内蔵アプリはすべて動くんだろうか。単刀直入に説明員に聞いてみた。答え。
 「システムとアプリは、すべてRAMフラッシュメモリに入ってます。データはぜんぶ、HDDです。」

 すなわち、起動は、する。ブラウザ立ち上げて通信繋いでWeb見る、のは、問題なくできる。
 けれどもたとえばメーラを起動するとなると、起動はするだろうけれども即座にHDD内のデータを見に行くので、それがクラッシュしているとなると変なことになるかもしれない、と(やや表現があいまいなのは、説明員の口調の再現である)。
 要するにクラッシュしたら即サービス行きなのかどうか、という点である。造りのわりには家電的プレゼンばかりしているので、そのあたりがどうにも気になって。まぁ順当にいえば、サービス行きが妥当か。

 で、そういう造りである以上、ほとんどのアプリは立ち上がり時にHDDを見に行く、と思われる。さてそのあたり、電池保ち速度その他への影響は、あるだろう。プラスにせよマイナスにせよ。発売直前まで、そして発売後も、ブラッシュアップされていくべきところじゃなかろうか。

 家電ではない切り口だと...ここから先はたしかめたわけではないけれどもそうすると、ディスクの換装は可能は可能、かな。フォーマット合わせて。辞書などのプリインストールデータはどこまで吸い上げられるか不明。別OS仕込むって話になると、そもそも内蔵HDDからブートできるのかどうかわからないが。
 ただしCFインターフェースではないんで、動作するディスクなりメディアなりが手に入るとして、の話だけれども。まぁこのあたりは、いずれ発売後にどなたかがやられることだろう。


■通信環境

 「土曜のわりには空いてる」と言ったのは会場でお会いしたさがみさんだけれども、たしかに昼時ということもあってか、私がシャープブースに行った頃にはかなり見通しのいい状況だった。待ち時間ゼロで無線LANカードが挿さったマシンに触れた、のだけれど...
 カードが初期化中の状態で固まってしまう。説明員のおじさま曰く、
 「ここ(会場)、いろんな電波が飛び交っちゃって...あかんのですわ。もぉ初日から、あんま調子よくないんです」 はぁ、さよか。残念。

 で、今回も通信機能は内蔵せず。SDなりCFなりのスロットは、通信デバイスに使われることになる。
 無線LANを内蔵しなかったことについて、いろいろと釈明は出ているけれども...まぁったく昔から、慎重すぎる癖がなおらん会社だなぁ(石橋を叩いて壊す...)。
 出っ張らない方がいい、挿し替えが発生しない方がいい。無線LANなりBluetoothなりを内蔵していてくれれば、そのあたりの取り回しがぐっと楽なのに。自分が最近、ノートPCを富士通のLOOX T50Jに買い換えて、無線LANの恩恵にやぁっとあずかったばかりでインパクトがでかい、ってのもあるけど。

 C3000の場合、内蔵の4GB HDDを活かそうと思えば、外部との高速通信は必須である。本体のUSBは1.1なので、この役には向かない。データの運び役としてメモリーカードを使う手もないではないけれど、カードに入る量ならHDD要らないし...よほど溜め込んでおきたいならべつだけれど、そうすると今度は、4GBってのは中途半端に思えてくる。
 現実的には無線なり有線なりのLANで繋いでやりとり、ってことになるだろう。

 ならばLANインターフェースは内蔵してほしかった。で、フォームファクターからいっても出先での利用からいっても、内蔵するなら無線、と(機能的には有線でも足りるだろうけれど)。
 惜しいところである。


■NetFront3.0/3.1

 C760使っていて最大の不満は、搭載ブラウザNetFront3.0のタコさ加減である。"TCP/IP読み込みエラー"を出しまくる、まったく粘らずにすぐにタイムアウトする。
 PHS32Kとかだけでならともかく、頻度は減るものの有線LAN接続でもやはり出るというのは、問題である。MIの頃はまったく問題なかったろよずへのアップ作業が、C760ではとたんに非常に厳しくなってしまった。

 C3000では周知のとおり、NetFrontがVer3.1に上がっている。高速化、設定の変更、画面へのページフィットの改善、は、説明員との話でも出てきた。だが、3.0よりタコ度が減っているかどうか、どうもはっきりしない。

 「とにかくネフロがタコでですねぇ...あ〜であ〜でこ〜でこ〜で、もうしょーがないから英語版のOpera入れたりもしてるんだけどそれはそれでじゅうぶん機能してないところもあって、なんとかなってるかどうか知りたいんですけども」
 「えぇとすんません、あまり詳しくはわからんのです...法人用ではOpera積んでるんですわぁ(SL-6000のことと思われる)...Operaがいいっすか
 「...Operaがいいっすぅ。でもムリなんですよね契約上」
 「え、まぁ...」
 「んじゃじゃぁ、従来機向けに3.1をパッチ提供ってわけにいきませんかね? それ、ぜひお願いしたいんですけど」
 「あ、はい...確認して、お返事メールでよろしいですかね」

 というか、エラー出すの粘らないという私の切々たる訴えをきちんとメモってくださったのはいいのだが、完全に初耳という反応をしてらした。うぅむ、認識されてないのかこの問題。
 そら、数百KBの写真データをZaurusからブラウザ経由でアップするってのは、少数派なのかもしれない。けれど機能としてはごくごく普通に用意されてるわけだし、そもそも通信のフロントエンドとしての振る舞いじゃないのだ、ネフロ3.0のタコさ加減は。
 3.1での改善度合いはわからんながら、少なくともそこでの悪化はないだろうし、パッチ提供にはわりとまともに期待していたんだけれども...

 10/25昼過ぎ、メール着信。タイトル、「お詫び」。あいやぁ。
 「現在のところ計画はない」といわざるを得ない、とのことである。るるる〜。現状で折り合いつけながら使うしかない、とな。
 となるとしかし、3.1の出来はやっぱり気になるな。発売後になんかで試してみるだな、これは。


■マルチメディア辞書

 ブースを離れてしばらく回って、あ、アレを忘れてたっつって、舞い戻って別のマシンで試した。マルチメディア辞書で鳥を検索して鳴き声を聞こう、と。
 クロツグミ検索して...美声で有名な小鳥なんである。実際もぉたまらん鳴き声をしていて、北海道は野幌森林公園で初めてこやつに出会ったときの感動ったらそれはもぉそれはもぉ、
 えととにかく、検索した見つかった聞いた。本体の音で聞きたかったけれどもあの会場ではそれはムリで、B&O A8引っ張り出して繋いで。
 ...えぇと、こんなもんじゃないぞクロツグミ。いやさすがに鑑賞しようってわけじゃなくてあくまで事前および事後学習を想定してるんだけれども、それにしても。短いし音質悪いし声の選び方もいまひとつ。まぁこれは、ほとんどは広辞苑の責ではあるけれど。
 ともかく、この用途に限ってはたいした魅力はなかった。

 で、マルチメディア辞書の使い勝手なんだけれども。校閲いただいた方から、あれはZTenと同じものに見えるとのご指摘をいただいた。
 私はZTen使ってないのでわからんのだけれども、だとするとブンコビューアと同じパターンか。いずれにせよ、ZTen使いの方には周知のことかもという逃げを打たせていただいて、感想を。

 まず、遅い。
 動作速度の項であれこれいっといてからに今更ながら、こぉれは、遅い。
 なんつっても、あれこれ辞書を欲張りすぎなんである。ひとつの検索語に対して内蔵しているあらゆる辞書から前方一致で引っ張ってくるから、当然ながらデータも重い、時間もかかる。さほどまでのマシンパワーは、ない。
 たとえば広辞苑だけを指定すれば、辞書欲張りの問題はなくなる、んだけれども...だにしても、検索結果を指定してからの動きを見ても、けしてきびきびとはいいがたい。"できる"と"使える"との間には、かなりの溝があるんじゃなかろうか。

 で、画面構成。2ペインの必要、疑問。
 検索始めると、始めは候補一覧がだぁっと出てきて...よしよしと思うのもつかの間、おもむろに2ペインに切り替わる。左が候補一覧、右が内容。このあたりの動きも、とろい。
 んで、いくらVGAだったって、これでは画面が狭い。検索語は見通せないし、内容も見づらいし。「スクロールで境界移動できる(Zten使ってるなら)」と情報をいただいたんだけれども、えとまぁできないよりはいいけれども、いかにも面倒。一覧と内容で画面切り替えた方が、はるかに視認性よいんではなかろうか。シングルペインモードも用意されていえて切り替えられるなら、可。

 行きつけの呑み屋で広辞苑引いたり、ネットで語源辞典見たりすることが時々ある私としては、便利な機能だとは思う。生活のいろんな場面で、役に立つことがある、ってのも、わかる。
 にしても使い心地としては、とても軽快とはいいがたい。非常に重い腰を上げなきゃならん印象である。4GB積んでコレが売りかと思うと、買い換えるだけの魅力にはあまりに乏しい。


■陽気なおじさん〜結びに代えて〜

 WPCあらかた見終わり、最後にPCデポで1GB SDを\9,800-でげっとして、そのことをネットにアップして。
 んでC760握りしめて東4会場を足早に出ようとした私を、パンフレット配ってた一見ドイツ人風ののんじゃぱにーずおじさん歳の頃はそうさな45歳くらいが、背後から呼び止めた。

 「さいしんのざうるすですかぁ〜?」
 「最、新、じゃないですよ。これ760(最新ってなんだよ、C3000は発売前だべ)
 「お〜、わたし860つかってます。あなたのひとつふるいね〜、わっはっは」
 「そーですねぇわっはっは(るせぇなこのおやじっ 人呼び止めて言うこたぁそれかよっ)
 「あたらしいのいいですね〜。わたしかいまぁす」
 「そですか(そら毎度ありぃ)
 「じしょついてますね〜。いっぱいじしょ。わたしかいます。あっちでさわれます、あなたみましたか〜」
 「とっくにさんざん見ました(760持ってうろついてる時点でわかってくれ、んなことは)
 「わっはっは〜」
 「わっはっは〜(棒読みで)

 ま、どーでもいい話だけれども。無駄に朗らかなおやじであった。とにかく魅力を感じて買う人もいる、って話。突っ込んだ議論できなかったのが残念だが(そーでもないや)。
 私にとっては結局、コンテンツビューアとしても入力機器としても、従来機以上のものであるとは思えなかった。すなおにいいと思えたのはキーの出来だけってんでは、とても買い替える方向には動けない。

 買う買わない乗り換える乗り換えないではなくてC3000を単体で見てどーかというと、悪いマシンではないと思う。たしかに広いストレージを自前で持って、そのぶんはスロット空けられるわけだし。本体機能としてはほとんど全部盛りの感があるし。
 ただ、せっかく空けられたはずのスロットは、結局は従来どおり通信に占有されざるを得ない。本体に速いインターフェースが備わっていないから、無線なり有線なりのデバイスを挿さないと内蔵HDDが生きてこない...これはいかにももったいないと思う。

 "待ったわりにはインパクトに欠ける"という発表当座の印象は、一応の実機を触ってもやはり変わらなかった。シャープとしてもコレが最終形態とは思っとらんだろうし、縦型VGA無線LAN内蔵の夢はまだ、捨てないでおく。

 ...って、"代えて"っつっときながら結局結語書いちゃったか。まぁいっか、本稿これまで。

(2004/10/26)

(2004/10/28 追記)

 たてたてたてたてたてたて縦っっっ

 ...ってのはおいといて。いやおいときたかないけど、話進まないんだもん。
 4GB HDD自体のコスト、辞書のロイヤリティーのコスト、インターフェース(ファーム含め)開発のコスト...どんくらいのもんだかわからんのだけれども、これだけ間があいたからには、人的リソースも含めて、のべでいえば相当なものが注ぎ込まれてるのだろう。新製品に結実したってのはめでたいことなんだけれども、少なくとも私が買い換えたいと思うマシンではなかった。

 縦ならだまって即買ったけど、まぁ横のままだとして、どんなだったら食指が動いたかということを、ちょっと考えてみた。ちょっと考えただけで答えはすぐ出た。簡単。
 ばかっ速くて無線LANがついたやつ

 C760の速度には、けして満足していない。アプリなんてものはすぱっと瞬時に立ち上がってほしいし、処理速度だってもっと速ければなぁと、毎日しばしば感じている。ワンアクションごとにウェイト入る感じはあるし、前述したけれども写真の処理も、実用範囲を超えて、遅い。
 個人差はあるものの、使っていてきびきびと気持ちいい速度ってのはあるわけで、そのレベルには到達してほしいとつくづく思う。この点、C3000でもまだまだダメ、である。

 無線LANについては本文に書いた以上のことはないのだけれど、手軽さ速さを知ってしまった身としては、やはりほしい。カードっても...せっかく紐から開放されて速いのにいまだに出っ張るってのは、どうにも釈然としないので。

 そういう目でC3000を見ると、せっかくの開発のベクトルが、どうだったのかなぁという気は、してくる。買い替え需要を掘り起こせるのかなぁ、と。ただ単に、自分がほしい方向性と違っていたというだけのことではあるのだけども、世の中的なトレンドからも逸れている気が、かなりする。今後の方向性が、ちと心配。

 初稿だした晩にIRCで、「もっとxxxしてもいいのではないか」とのご指摘を受けて...いやまぁここでxxxしてもなぁと思いつつ、ちぃっと語り足りない気もせんでもなかったので、追記。