Zaurus部屋 品書きへ


59.E25DCでフォト日記

 しかし"フォト日記"ってのもなぁ、安易な響きだこと..."写真日記"とかでもたいして変わらんが。まぁ、本質的に安易なものだと思うので、それはそれでよしと。


 日常ぱっと目についたものをパシッと撮って、キャプション添えて出す。特段スタイルとして目新しいわけでもなく、ありていに言えばさんざやられていることである。ただこれまでは、画像を取得する道具なりフェーズなりと、それを発信する道具なりフェーズというのが、シームレスとはいいがたい状況だったと思うのだ。
 E25DCなんぞに手を出してしまって、なにをやるのかってそりゃぁ、E1でやっていたことは当然すべて継続なのだけれどもそれに加えて、そら写真は撮るでしょう。撮りまくるでしょう。
 "その写真どーすんの"ってことは置いといて、とりあえず撮るのだ。胸ポケットにE1ではなくてE25DCがいる意義というのは、私にとってはほとんどそれに尽きるのだから。
 自分の備忘録でも単なる日常の記録でもなんでもよい、ともあれ撮っておくのである。


 ここで思い出されるのが、忍者ワタリさんを通じて知った、関心空間
 "関心空間は自分が今興味を持っていることをキーワードとして入力していくことで、その周辺情報を入手したり他の新たな関心事を発掘できるサイトです"というのは簡にして明なコピーであって、実際そのとおりに見事に機能している。体裁としてはフォト日記の一種と捉えられないこともないのだけれど、参加者相互のリンクシステムが素晴らしく、一度足を踏み入れたら抜けられない魅力を持っている。マジックスパイスのレトルト版の話なんかも、関心空間で知った。
 なにしろ、ユーザの分類というものが一切ないのだ。各ユーザはまったく自由に、興味のおもむくままに関心空間内を渡り歩く。互いの関心が繋がりあい絡みあってたしかな"空間"が広がっていくあたり、すでに大宇宙であるWebの中で、また独自の小宇宙を形作っているような印象である。


 じつは忍者ワタリさんのE1用縦型ブラウザの話にどうしても反応したくて、以前関心空間に登録は、した(登録しないとコメントできないようなのだ)。というわけで"CommAの空間"なるものが準備されてはいるのだけれど、キーワード(関心空間では個々のコンテンツをこう呼ぶ)はひとっつも登録されていない。
 そこまで関心空間をほめるなら、やりゃいいじゃん、って話なのだけれど...
 あまりに面白すぎて、はまってしまったら本業(!!!)である雑感堂運営が滞るなぁ、と。ま、それはさておいても、
 ひとつには、関心空間のキーワード登録(通常でいえば更新作業)は、Web上でログインして、フォームに記入するタイプである。これがけっこうフレームバリバリで、Zaurusでは荷が重いかなぁという懸念があった。いつでもどこでもやりたいときにupしたいので、PC環境前提というんだと、少々辛いのである。


 そしてキーワード登録していないもっとも大きな理由が、写真なのである。
 関心空間内のたいていのキーワードは写真を伴っていて、それがまた非常に説得力を増している。最前"フォト日記の一種と捉えられないこともない"と書いたのはその意味からだったのだけれど(実際には日記の範疇は越えていると思うが)、なにしろ写真がないとねぇ、みっともなくて登録する気にならんのよ。で、さほど写真を撮りまくるという感覚に乏しかったのですな、私は。というわけで、ROMに徹していたのである。


 さて、E25DCを手に入れて二週間近く。最初の一週間はほとんど撮らなかったけれど、扱いが分かりだしてからはかなりシャッターを押す回数が上がった。こ〜れ〜な〜ら〜、関心空間へのキーワード登録も可能かなっっっ
 ...とは言い条、やはりログイン操作→フォーム記入は面倒だ。また、その多機能さゆえ、関心空間のページはそれなりに重い。always 32Kの私としては、ここにはまりこむのがちと辛いのである。


 まちこみ倶楽部にはE25DCの発売に合わせて新機能かわらばんが追加され、これは画像添付メールを送るだけで更新できるお手軽システムである。それはいいのだけれど、まちこみ倶楽部自体がそもそも重く、かといって関心空間ほどの有機性があるわけでもなく、どうも私は、ここを使う気になれないのだ。
 うぅむうぅむと思っていたところに、いわみさんを起点としたyapeus増殖ブームが到来。画像添付メールを送るだけという点ではかわらばんに同じ、しかしページの表示については、比較にならんほどまちこみ倶楽部より軽い。
 反面機能は限られていて、なんぼなんでも登録者へのメールリンクくらいあってもよかろうにと思うのだけれど、まぁなにしろ手軽さではここが一番だろう。登録者相互のコメントというのもないので、関心空間のような拡がりは求むるべくもないのだけれど、ある程度の二律背反はやむをえないと思う。
 相互刺激はさほどなくとも、備忘録的に使ったり、たとえば公開をあまり意識せずに簡易アルバムとして使ったりという方向もあるだろうし(どちらかというとフォト日記というよりレンタルスペース的な考え方になるが)、考え方によっては十分使い物になる。


 というわけで本日、北海堂ろよず航空開設。"そんなことしてなにになるんだ"って気もしないでもないけれども、やってみるとこれでなかなか刺激的である。自分が面白けりゃいいやぁ、ってことで、先はわからんながら、ちょっと続けてみようかな、と。
 実際にE25DCで撮影して送ってみると、ものすごく簡単である。撮って、フォトメモリに戻って、メニューから添付を選んで、宛先指定して、タイトルとキャプションつけて、送信するだけ。この流れで操作すると、撮影日時が自動的にタイトルに入ってくれるのだけれど、撮影から送信まで(圏外だったりして)タイムラグが生じる場合は、これをうまく使うという手もあるだろう。旅行記あたりで重宝しそうである。※思い込みのデタラメ。入るのは日付と連番だけだった。
 なにしろ、CFE-02挿しっぱなしの状態でハード的には何もいじらず、アプリ操作だけでこれができるのだ。羽田空港signetラウンジ水栓の写真なぞ、撮ってから約30秒で送信。まったくもってお気楽極楽である。


 調べていないのでわからないのだけれど、yapeusと同様のサービスは他にもあるのだろう、恐らく。yapeusも、ちょいとskinが少なすぎやしませんかいとか、前述のようにメールリンクくらい張らせてよとか、大満足ってわけにもいかない面もあるのだが、とりあえず機能はしている。先行きどうなるのかは若干不透明ながら、E25DCとの付き合いの中での新たな局面、当分楽しめそうである。

(2002/04/05)

(2002/04/05 画像添付時のタイトル内容について訂正)