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55.RH2000P VS CFE-02−ランニングテストとどめの一撃篇−

試行 端末種別 ドライバ 駆動時間
A RH2000P TDK_DF56CF 2時間05分
A' RH2000P TDK_DF56CF 1時間27分
B RH2000P シャープ純正[RH2000] 1時間26分
C RH2000P シャープ純正[RH2000] 1時間30分
D CFE-02 TDK_DF56CF 2時間43分
E CFE-02 シャープ純正[CFE-02] 3時間16分

 テスト方法は、RH2000Pランニングテストに準ずる。かいつまんで言うと、娘の写真を貼りつけた34KBのhtmlに30秒間隔のリロード指定でアクセスし(プロバイダはPRIN)て放置プレイ、アクセスログにより接続時間を見るものである。
 上記試行Aは、54番試行Cからの再褐である。B-Eが、今回の測定。
 いくら私でも娘の写真をじぃっと見続けていられるわけではなく、ほったらかしにしていつの間にか切れているというパターン。ログを見る限り、実際のリロード間隔は30-55秒くらいのレンジでばらつくが、平均をとれば30数秒であり、そこそこ安定した通信ができているといっていいだろう。

 ※(011121追記)上記A'は、2001/11/21の追加測定。ARIさんのご指摘に感謝。


 RH2000Pの結果は、正直意外。短くなってしまうとは...
 二度測定して、ほとんど変わらない結果。前回の結果からも、静止状態で(電界強度が比較的安定している状態で)測定する限りさほどのバラツキはないので、ある程度信頼できる結果だと思っている。

 ※(011121追記)RH2000Pについては、上記追加測定の通り、ドライバ起因ではなかった。

 逆にCFE-02の方は、正式ドライバにより(さらに)伸びた。3時間オーバーというのは、MI-E1の場合、MP3再生とほぼ同じ程度の消費電力となるわけで、経験的/感覚的に残量がつかみやすい。


 結局、互いに正式ドライバを使った場合 ※(追記に注意されたし)、CFE-02はRH2000Pの2倍保つということになった。少々刺激が強すぎる結果である。

 RH2000Pについてシャープさんによると

MI-E1、MI-L1で、RH2000以外にダウンロードする手段がない場合は、シャープエンジニアリング株式会社にお持込いただくと、ザウルスにインストールさせていただきます(有償)
 とのことであり、この両機種でTDK_DF56CFの設定でRH2000Pを使うことは完全に保証外らしい。私は使っている間なんの問題もなかったのだが、同じ設定で繋がらないという話も複数耳にしており、なんらかの原因でうまくいかないことがあるようだ。

 こうなると話は微妙で、安定性を取るか電池の保ちを取るかということになってしまう。E21/P10/C1でもTDK_DF56CF設定でのRH2000P使用は推奨されてはいないわけで(通信できること自体は認めていると解釈できるが)、どちらのドライバを使うかは悩ましいところかもしれない。

 ※(011121追記)ドライバとは無関係らしい。
  54番よりも持続時間が短い原因としては、2001年10月末提供のファームアップデートの影響が考えられる。
  電池については、二つあるうちへたっていない方を10月はじめからランニングテスト専用に使っているので、へたりは考慮しなくていいはずである。

 CFE-02については、すんなり正式ドライバを使うということで問題ないだろう。


 もちろん、両端末を比較するという意味ならば、ことは電池の保ちだけにとどまらないわけで、デザイン/機能ともかなり異なる。

 デザインで言うなら、どうしたってCFE-02の圧勝であろう。アンテナが折れる不安、カードにテコの原理的な負荷がかかりそうな不安、大きさ、見た目の問題。どれをとっても、RH2000Pの分が悪い。
 アンテナが可動式でない分、CFE-02は電波をつかまえる力が弱いのではないかということが発売前に懸念されていたが、実際使っている感覚では、遜色ない。これについては、memn0ckさんが実測結果を公開されている。少なくとも、CFE-02が弱いということはまったくないようだ。

 一方、通信端末としての機能の拡がりとなると、逆にRH2000Pが俄然光る。FAX対応、無線モデム対応、機種を選ばない懐の深さ。前二者には私は今のところお世話になっていないのだが、FAXについては、いずれGIGAさんが対応してくださりそうな気配である。実家の両親がパソコンだの通信だのにまったく興味を示さないので、FAXというのは実は、時々使うのだ。
 なんにせよ(何度も書いている話で恐縮だが)、私の自宅母艦に挿しているPCMCIAドライブは5V給電のみのタイプなので(厚さ的にはTYPE IIでmicrodriveは問題なく使えるのだが)、CFE-02は動作しない。RH2000Pの対応の幅広さに救われている形である。
 MI-110Mでも使えたし...引き出しの中で眠っているマシンなので、私にはあまり意味がないのだが、旧機種でも使える(ことが多い)という利点はゆるがない。


 もともとE1にCFE-02を挿しっぱなし、FIVA/母艦でRH2000Pという運用を考えているので、今回の結果は私にとってはありがたい。双方の差異が、ぴったりと運用に噛み合った形である。私はいいのだが...
 CFE-02の発表は、RH2000Pの発売後であった。今年5月のビジネスショウから姿を見ることができたRH2000Pと異なり、CFE-02の発表はネミミニミズ違った寝耳に水。たらればの話をしても仕方ないし、それぞれのメーカーの事情というものがあるのだからやむを得ないのは承知の上で、少々残念。

 ともあれ、両機種の性格の違いはかなり浮き彫りにできたように思う。選択肢が多いのはいいことだよねーといい子にまとめ、本稿これまで。

(2001/11/20 ※2001/11/21追記)