29.SD劇遅、ついに解決
010402、MI-E1アップデートサービス、更新。
昨年末(12月25日)のアップデートでは、"MP3を聴いている時画面をOFFにしても、リモコンをちょっとでも操作すると画面復帰してしまう"というミュージックプレーヤのスッタコ仕様がいきなり直った(他にアドレス帳の表示云々という話もあったが、私はとりあえず出くわしていなかった)。発売直後でもあり、かなり抜き打ちのアップデートで、ありがたいけれど正直面食らったりしていた覚えあり。開発スケジュールのきつさがなんとなく想像できたりして。
さて発売から3ヶ月半たったところでの今回のアップデート。ざっとアナウンスを見たかぎりでは、メール周りの改善が大きいか。受信中断時の処理はまぁともかく、スクロールキーでページ送りできるようになったことは大きい。つい最近も要望目にした覚えあるし。
なぁんてことは実は重要ではあるけれども、霞んじゃう。
今回のアップデート一番の目玉は、SD動作速度の劇的な改善。
C1/E1起動時間比較、MORE起動時間比較、Webページ取得時間比較と繰り返しネタにしてきたことだけれど、E1でのSDの遅さにはほんっとうに泣かされてきた。常用MOREは本体に置かざるをえないし、うっかり保存先SD指定でWebページ取り込みなんてやろうものなら通信費で号泣状態になってしまう。これらすべて、解決。
お決まりのデータとなるわけだが、今回はインパクトを強めるためにコンパクトに。上記3本に絡むところだが、代表的な項目のみをぱすっと出してみた。比較対象の管理番号12は、言うまでもなく、魔鏡である。データはすべて、本日(4/3)取得したもの。
MOREインデックス表示については、MOREはSDに64個、本体に3個入った状態。表計算ワークシートのサイズは5632byteで、ごく単純なもの。ライブラリ保存に使ったページはザウポケ10万ヒット突破記念オフ報告で、適当に画像が入ったページのサンプルとして使った。
| ファーム管理番号 | MOREインデックス表示 | 表計算MORE起動 | ワークシート呼び出し | ライブラリ保存時間 |
|---|---|---|---|---|
| 12 | 10秒 | 5秒 | 10秒 | 1分49秒 |
| 14 | 0.1秒 | 0.5秒 | 1秒 | 15秒 |
というわけで、なんにせよかんにせよ、特別必修科目のアップデートである。ようやっと、本体メモリの補完としてまっとうにSDを使える。
計時はしていないけれど、このほかにも、メール作成時の宛先指定でSDに置いたアドレスデータを参照するとえらく遅い(以前mabさんが嘆いていらした覚えあり)ってのも解決されていて、要するにIDX/BOXを持つものは軒並み速くなっている。
さらに、リセットやカード差し替え後の復帰時間とか、P-in Comp@ct使用時の起動時間とか、もう実質的にあらゆるところで改善が見られ、完全に別物のマシンである。
で、この改善がなにによるものかというと、どうもIDX/BOXの管理方法が変わったことによるらしい。SDに置いた動画データ再生のコマ落ちあたりは変わっておらず、物理的にアクセス速度が速くなったわけではないようだ。試しに、1.89MBのテキストファイルをコピーしてみた結果が下表。
| ファイルコピー | ||
| ファーム管理番号 | 本体→SD | SD→本体 |
|---|---|---|
| 12 | 16秒 | 15秒 |
| 14 | 16秒 | 15秒 |
何のことはない、ぜーんぜん変わらん。
ファームの変更だけでここまで行けるとは、思ってもいなかった。なんでまたシャープがこの改善をアナウンスしないのかが、非常に疑問。とりあえず私は、Panasonic製SD(RP-SD064)でこれを体験しているわけだけれど、カードによって違いが出るんだろうか。それならそれで、断り書き付きでアナウンス出せばすむことだと思うんだが。相変わらず奥ゆかしいというかなんというか...。
MOREの置き場所を含め、運用形態を見なおさなきゃなぁ。嬉しい悲鳴状態。これで、この先大容量SDってのがまともな値段で出てきたら、P-in Comp@ct挿しっぱなしも夢じゃないし。うふ、うふ、うふふふふ。
(2001/04/03)