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22.さらば初号機−魔鏡誕生篇−

 朝日ソノラマ版デビルマンじゃないんだから...あぁいやいや。

 シート貼り自体は、計画通りうまくいった。気泡(埃)まったくなし、というわけにはいかなかったが、これまででは最高の結果である。これならOKとほくほくしていて、はたと気づいた。

 フロントライトを点けると、真っ黒な影が...。

 不織布といいつつ、実は私が用意したのは不織布でくるんである肩パッド。手芸屋に行った時、不織布は切り売りだというのでつい気が萎えて、こんなお手軽なものを買ってきたのだ。パッドの厚みがソフトな感じで、いかにもマシンを優しく拭けそうに思ったのだが...
 パッド部分がエタノールを溜め込むのだった。えらく。結果、無水エタノールを付けすぎることになり、基盤丸だし状態のE1液晶パネル表面がエタノール漬けに。
 あ、こりゃ多すぎたな、と拭き取ったのだけれど、時既に遅し。恐らくはパネル横のすき間から、エタノールは内部に進入していたのだった。

 最初はそれと気づかず、拭き取りが甘かったのかな、ともう一度分解。シートを剥がしてみて、初めて気づく。違うよ、中だよこれ。なか。

 ...かくして、魔鏡誕生。見ると呪いを食らう、ことはない、だろう...
 明るいところで使う分には、まったく全然なんともないのだ。暗がりでフロントライトを点けると途端に、この状態。ちなみに、"魔鏡"の命名はTOKさん@ザウポケ慶事板。"光を当てると浮かび上がる"...うまい。

 時に22時を回った頃だったろうか。私、どうも小1時間ばかり気を失っていたらしい。自衛本能が働いて大脳にロックがかかったんだろうなこれは。よくしたもので潜在意識はこの間にちゃんと回答を見つけていたらしく、我に返ってMarさんに報告メールを出した頃には、既にして"もう1台買う"という究極の結論が出ていたのであった。

 最初の作業は夕方におこなったので、酒の影響で手元が狂ったということはまったくない。エタノールだって、パッドに付けすぎたという意識はまったくないのだ。それでもこうなった。なってしまったのだ。

 くれぐれも同じ轍を踏む同志が出ないよう、あえて公開。この稿短いけれど、まぁ魔鏡写真のインパクトで充分でしょう。で、まだ続く

(2001/01/31)