10.SYSTPREF.TXTを手書きするわけ
完全に今さらネタではあるのだが、E1移行作業の一環としてこの機会にまとめなおし(2001/01/12追記:E1での設定例はこちらを参照)。
手っ取り早いところで、私のC1での設定内容はこちら。
コードと設定内容の対応がつくよう、コメントを付加してある。これがないとキーコードとアプリケーション識別子両方を探し/覚えながらになるので、設定変更が面倒で...。
面倒ならばとめらさんの"アプリ起動設定ツール"※追記参照を使えば、と思われるだろうが、うーん、残念ながら、それでは足りんのだ。
MI-P1以降のハードキー(十字キー及び戻る/決定キー)を持った機種では、これらのキーも"機能"キーとの併用でアプリを割り付けることができる。とめらさんのツールは、これらに対応していない。
2000/4/16のVer0.50(初版)からアップデートがないので、無理もないことではある。決して"アプリ起動設定ツール"ひいてはとめらさんをどうこう言うつもりはない。恐らくは小手調べでちょいと作ったままなのだろうし。
ハードキーのキーコードはSZABのプログラミングガイドの付録(イベントメッセージ)に載っているのだが、一番ダウンロードしやすい初版(PDFのLZHで1.2MB)には、ハードキーについては記載がない。1998/7/24なんて日付ではもっともである、MI-P1発表前だ。
最新版は第5版(1999/6/7)でこちらの下の方からダウンロードできるが、プログラミングガイドだけでなくドキュメント4種同梱版で、同じくPDFのLZHで6.7MBという容量。まあ、本来がSZABお試し版からの切り出しなのでやむを得ないか。
とはいえやはり凶悪な容量ではあるし、この話で必要なのはそのうちほんの半ページだけのことなので、以下抜粋(第5版P.254) 。
0x40FF:カードキー
0x65FF:メニューキー
0x74FF:機能キー
0x69FF:送信キー
0x6AFF:受信キー
0x66FF:逆送りキー
0x67FF:順送りキー
0x1C:スクロールボタン(右)
0x1D:スクロールボタン(左)
0x1E:スクロールボタン(上)
0x1F:スクロールボタン(下)
0x03FF:決定ボタン
0x64FF:戻るボタン
(ただし、"戻る"ボタンはEX1シリーズのみとの記載あり)※
※CommA注:MI-C1では割付可能。私の設定内容参照のこと。
というわけで、これらハードキーをカスタマイズしようとすると、手書きせざるをえない。ちなみに、既にこれらを記述したSYSTPREF.TXTがある場合に"アプリ起動設定ツール"を使うと、ハードキーについては読み込まれず、新たに作られたSYSTPREF.TXTによって上書きされてしまう。これも当然のことである。
本来ならとめらさんにお願いして、ツールのバージョンアップをしていただければ一番なのだが、当のとめらさんが先日(今年10月)Pocket PCに移行してZaurus使い/MORE作家としては活動休止を宣言してしまったので、いまやそれも無理難題。残念。
一方で、とめらさんのツールでは割り当てたアプリの起動時に鳴る音を指定できるのだが、手書きでこれを行なう指定法はプログラミングガイドにはない。これはビジネスザウルスのカスタマイズ資料中に記載があるのだが、なんとWord97ファイルのみ。pdfなし。
もともとがビジザウのみの話であってそうやたらに公開する筋のものでもなかろうし、我々ユーザが保証のないものを勝手に使っているだけのことなので、シャープ社をこの件で誹る気はあまりしない。
とはいえ、Wordのみってのはやはりなぁ。Windows使いならば全員Wordかい(Macユーザに冷たいのは言わずもがな)。
というわけで、これも独断で該当部分を抜粋、しようかとも思ったが、さすがに判断がつかない。周囲のドキュメントはほぼWordとpdfの両方をとり揃えてあるのに(ならば制限なし公開とも判断できるが)、あえてWordのみでこられるとどうも...
なのでここはヒントのみ。
"AddAplKey"の記述行で、アプリケーション識別子のあとに","で区切って半角数字(1-30)を付け加えてみるべし。
SYSTPREF.TXTについての本来の記述は実はこのカスタマイズ資料で、各タグ(Version/DefStartApl/AddAplKey/LockKeyTbl)の意味や書式なんかは全部ここに書いてあるのだが、うーん、Word97なんだよなぁ。プレーンテキストに変換したファイルが手元にあることはあるのだが...
(010214追記)Chaさんからメールで報告いただいた。このファイル、Win98SE付属のワードパッドで見られるそうな。Win98オリジナルだとどうなるのか私は未検証だけれど、ひょっとしたら行けるのかもしれない。PDFにしない理由もわからんしMacな人はどうするという問題も残るけれど、Chaさん、有益情報ありがとうございました。
(追記終わり)
最後に、SYSTPREF.TXT作成の方法や注意点については、アレックスさん(ちょっと階層が深いのでダイレクトに張った)とSunny Side Upさんのページに詳しい。
お約束ながら、あくまで自己責任で、どうぞ。
(2000/12/04)
本日市ヶ谷のデモ機にて確認したところ、E1ではアプリ起動設定ツールが使えなかった。"この機種では使えないよ"と怒られて、起動しない。
あちゃぁ、機種コードチェック入ってたかぁ。盲点であった。
これでは、E1のファームがどうなろうが永遠にダメだな。とめらさんが対応してくだされば別だが、現時点では絶望。
デモ機のファームバージョンは相変わらず9Fで、簡易リセットが効かないのも変わっておらず、セロテープはがして電池蓋開ける勇気もなく、結局SYSTPREF.TXTがE1で有効かどうかは後のお楽しみとなった。
折角PADSTUCY.DICも入れ、万一のために自分のSYSTPREF.TXTも入れたCFを準備して行ったのにぃ。あ、デモ機にコピーしたPADSTUDY.DICはちゃんと消しておきました。
というわけで、MI-E1でSYSTPREF.TXTを設定しようと思えば、原則として手書きするしかないということになった。もしくは他機種(MI-300かMI-P1/P2かMI-C1)で作成したものをE1に移植することになるが、これは手間だなぁ。設定したいアプリがどちらにも入っていなければならんので、状況の変化に即応できないし。
(2001/02/11追記)
とめらさん、アプリ起動設定ツールE1対応版公開。早速起動してみたが、E1キーボード上のキーとかメール受信設定とか、独自の部分もきちんと反映されている。これにて本駄文の役目は終了。
ただ一点、"ホームインデックス"が選択肢にでてくるけれど、これはやはり設定不可能。
しかし...お願いしちゃうとは、さすが林さん。とめらさんの休眠宣言もどうやら解除のようで、Catch the Trainあたり、期待がかかる。
(追記終わり)