5.ハダカでポッケにねじこんで
そういえば今日でテスト運用開始からちょうど丸一週間経ったのだった。ではご報告。まずは経緯から。
Zaurus初体験がMI-110M。こいつは蓋の構造やら画面タップでPOW ONやらという意味では現行のMI-C1と同じ。ただし当時まともなザウラーではなかったので、胸ポケットに常時突っ込むという運用スタイルは未だ確立されていなかった。要はろくに使っていなかったという話なのだが。突然思い立って本稿を書き出すにあたり、わざわざ部屋着をワイシャツに着替えて110Mを放り込んで、立ったり座ったり歩いたり回ったり鏡を見たりしてみたが(我ながら馬鹿もんである、人にゃ見せられん)、やはりC1に比べると重い。サイズ自体は特に問題ないが(カラポケで報告があるようにシャツが傷むというサイズではない)、左半身にだいぶ負担がかかり、シャツ自体もなんとなく歪んで、正面から見るとややみっともないというスタイルである。
さて二代目MI-P2Bは画面タップでは電源が入らないし、蓋にはハナからロックがない。この頃は蓋を外してハダカで胸ポケット常駐がスタイルだった。蓋があるとペンに引っ掛かりがあって出し入れにもたつくという理由もあったな、そういえば。ともあれ、このスタイルだと実にスリムでスタイリッシュでスピーディーでよかった。調子に乗りすぎてポケットから床に直行ということが重なったもんだからスクロールボタンがおかしくなって、結果現在の首かけ胸ポケスタイルの完成を見るわけだが。
そして三代目MI-C1。タップでONが復活した。これ、あちこちで言われていることなので今さらなのだが、タップでONの廃止について旧来のユーザからだいぶクレームが来たらしい。メーカとしてはその声に押された形であって文句は言えんのであるが、やはり欲を言うならどちらか任意に選べる仕様にしてほしかった。そうなっておればぬりかべ@丑やさんが悩むこともなかったのだが。
ともあれ不用意に電源が入るのは避けたいし、P2Bよりかさばるというものの蓋をしたままで胸ポケットに入れても不都合なほどではなかったので、スリムでもスタイリッシュでもスピーディでもなくなったかもしれんが、まあデフォの状態すなわち蓋付きで運用していた。
快適だったのは最初の1ヶ月ほどだけで、やがてこれも衆知の事実、C1蓋パカパカ状態となる。これ、普通に取り出して使う分にはむしろ手間が省けるようなものではあるが、ポケットから脱落した時に実に派手にぱっかんと開く。ストラップがあるから地面までは行かんのだが、目立つやらみっともないやら戻すのが面倒になるやら。とはいうものの画面の汚れを極度に嫌うタチの私としては、やはりガードがあった方が安心というのみの理由でやはり蓋をつけたままで使っていた。
じゃぁP2Bのときはどうだったのかと言われると、蓋なしの快適さの方を選んだという答えになる。画面よりそちらを優先した。ただ私はP2Bを結局4ヶ月ほどしか使っていなかったわけで、ハダカ胸ポケスタイルでどこまで画面が傷むかというデータはとれていない。参考までに言っておくと、にょーぼに進呈した後のP2Bの画面はどんどん悲惨な状態になっている。彼女は私にならったのかどうか知らんがやはり蓋なしで運用していて、しかしポケットには入れずハダカのままで鞄に放り込みっぱなしなどという無茶なことをやるので、当然の帰結ではあるが。もうほんと、見るに忍びないのよ悲惨で。彼女が気にしないタチなんで文句も言えんが。大体眼鏡のレンズとか車のフロントガラスとか、私はあくまで汚れ傷クモリなし全面クリアでなければ我慢できんのだけどもその点あいつは...まあいいやこれは。
そうこうするうちに新型の発表である。はじめ発表された写真を見てあまりのデカさにへこんだ方もいるのだが、私実はサイズについてはそれほど心配していなかった。結果液晶画面がちぢまっていることも実は当初からある程度予測していたことである。
問題なのは蓋の形式及びタップでONかどうかだったのだが、これが最悪の結果。蓋はMI-P1及びP10と同じ方式、そしてタップでON。
そのサイズであの形式の蓋をつけたら胸ポケットは無理やんけ。常時身につけておくからこそ現在の運用があるわけで、そこだけは崩したくない。かといって意図しない電源ONがしょっちゅうあるようではバッテリーが不安だし、そのためにAUTO POW OFFまでの時間を短く設定するんでは今度は使い勝手が悪過ぎる。インクワープロは別格なのだが、大抵のアプリは入力途中のPOW OFFに適応できない。突然課長に呼ばれて打ち合わせなんて時にいちいち保存なんて余裕があるものか。
ってわけで、やっと本題、今回のテストとあいなった。MI-C1を蓋なしでハダカ胸ポケした場合、一体どれだけの頻度で電源が入ってしまうものか。
この一週間やってみた結果、ゼロである。ゼロ。なし。ヌル。
ワイシャツの胸ポケットに、画面を体に向けて(これポイントかも)突っ込む。そのまま丸一日仕事。腕組みしようが泣こうが笑おうが、平気。通勤時? 私徒歩通勤だもん。満員電車で余計な圧力を受けることはないのである。呵々大笑。ついでに言っておくが、通勤中の平均速度である分速100mで歩いてもまったく平気であった。
AUTO POW OFFの時間は最大すなわち20分に設定しているので(これは私のデフォ)、最初の2-3日は大体それくらいの時間で取り出してチェックするように努めていたのだが、いやほんとに全然画面は静かなまま。結局、腕組みして画面全体にじわりと圧がかかるような形ではタップとして認識しないのね。ひょっとしたら満員電車もOKかもしれん。
画面の汚れだの傷だのはどうかというと、これも結論から言うと問題なし。ほこりはそりゃ若干付くが、よほどポケットが汚れてでもいない限り、蓋ありのときと比べて有意なほどとは思えない。たとえばポケットに煙草の葉のカスが詰まっているなんて場合は要注意かもしれないが、目につくようなほこりの類はだいたい操作前にシャツの袖あたりでさっと軽く払うのがもともと習慣なので、問題にはならん。
鞄に入れる場合は、この限りではない。ハダカでデイパの外ポケットに入れてMP3を聴きながら通勤ってのを何度かやってみたが、これは危ない。MP3 MOREで画面OFFになっているはずが、取り出してみたらしっかりプレーヤ表示ってことがかなりあった。外ポケットでこれだ、鞄の中ならいよいよ危ない。そりゃ、いつどこでどういう具合で圧を受けるか読みきれんもんね。
というわけで今回の結論。胸ポケットに入れる限り、蓋は要らん。鞄にしまう時のみきちんと保護してあげましょう。
そこでお約束のシメだが、新型を買う決意を固めたというわけではないので、特にこちらには強く念を押しておきたい。あくまで判断要素が一つ決着したってだけだからね。再び呵々大笑。
(2000/10/25)
(2001/01/12 追記)
MI-C1は上記の通りハダカで胸ポケット平気だったのだが、MI-E1で同様の運用すると、どうも画面タッチが発生してしまう。ボディが厚くなった分、体との接触が頻繁に生じるようだ。
E1は"タップでON"されないので、知らんうちに電源が入ってしまうということはないのだが、問題はMP3聴いている時。ミュージックプレーヤーの機能もしくはスリープで画面表示をOFFにしているのに、いつの間にか表示が復活してしまうということが数回あった。
というわけで、現在のところ、MI-E1付属のハードカバーつけた状態での運用。もう慣れたのでそれなりだけれども、やはりつけはずしが面倒。
ってなわけで、mabさんとこの掲示板で知ったmitoさん制作の蓋を発注。きょうあたり届くんだー。楽しみ楽しみぃ。かっこいいなぁ、特別仕様...
これの使用感などは、改めて。
...と書いたら、昼休み直前に到着。早速装着。
(追記終わり)