13.プロセスツール 喜多義一氏
謎の自動起動公開後いろいろと、今後への予感を含めた反響をいただいた。嬉しい限りである。
この流れでというわけでもないのだろうけれど、話題としてはこの関連。010402、プロセスツール公開。あ、上記のリンクだけれど、ザウルス宝箱に掲載されているリンクだとちょっと面倒なので、あえて直リンクさせていただいた。
なにしろ、本体機能の停止ができるMOREは初めて。その一点で、まず画期的である。加えて"一括"機能で、あらかじめ登録しておいたアプリ(本体機能/MORE問わず)を停止できるというのが嬉しいところ。実は"切り替え"ボタンもそれなりに重宝したりする。
さらに言うと、起動中のアプリのみをリストするというのも初めてのはず。これまで、純正MORE管理あるいはLfMoreUtilityもしくはTWinFileManagerはたまた拡張メモリ操作で、MOREの停止操作は行えたのだけれど、いずれもインストールされているMOREすべてをリストするものだった。プロセスツールがリストするのは起動中のものだけなので、なにしろ速い。
作者の喜多義一さんは一括機能の危険性を強調しておられ、説明もあえて簡略にしてあるとのこと。ごもっとも。といいながら期間限定とのたまって設定ファイルの内容を公開してしまったが、まぁアレで設定できる人であれば大丈夫だろうという配慮はしたつもり。一体なんなのかという説明は一切していないので。ちなみに、存在しないアプリを記述しても、今のところとくに不都合は起きていない。
ちょっと余談。公開した本体機能の識別子は以前SYSTPREF.TXT絡みで調べたものだけれど、ここで二つばかり疑問。いずれも、AppCheckerあるいはタスクリストで識別子を調べていた当座からの疑問である。
まず、なくなったはずの"名刺交換"がリストに出る。実際には"所有者情報"で、名刺交換がもともと所有者情報からの起動で識別子を共有していたから、というだけの理由だろう。それは納得(さらに余談ながら、例の本では所有者情報として載せている。名刺交換と書いたら誤解の嵐になりそうで)。
が、"通信メニュー"がリストされるのは、解せない。一体なんだろうと思ってC-Indexに割り付けたりしたのだが、起動しようとしても無効。もちろん、プロセスツールから切り替えようとしても同じ。とりあえず殺しても悪影響が見えないのですっぱり殺しているが、何をしているものなんだろう。ただのゴミ、かなぁ。というわけで、こちらは本には載せていない。
...さて本筋。例によって、気づいたことをつらつらと。
まずはとにかく、リセット後に立ち上がってくる奴らを一括でバサッと殺してみた。うぅ、快感。
Webの説明にもある通り、起動しているアプリをプロセスツール自身だけにしてからプロセスツールを終わらせると(終わるのを嫌がるんだけどそこを強引に、数回終了操作を行う)、電源が落ちる。ここでリセットしているらしく、電源再投入で時刻確認画面。最低一本はアプリが起動している必要があるようで、まぁそれはそうかなという気はする。いや、ただなんとなく。あ、生き残ってるのがローンチャだけという状態でも、同じ。スケジュールとかMOREとか、えぇと言い方が難しいのだが、常駐MOREが表示されるようなアプリでないと駄目なようだ。
実は最初、ローンチャ(いわゆるインデックス)を殺すのはヤバイような気がして生かしておいたのだが、切ってもなんてことはなかった。WindowsのExplorer的な感覚(あれはファイラではなくシェルなので)が染み付いてしまっているようで、我ながらダメダメ。
アプリを最小限に絞ってから、XMP3は復活させなきゃなぁと設定ファイルを書き換え、PCからE1に転送しようとして、ちょっと焦った。ClipLinkが機能しない(起動はするが、通信できない)。なるほどな、とPOWERリンクを復活させて、解決。そうかぁ、使ってたんだぁ。知らなんだ。面白いおもしろい。
で、アプリを絞ってなにが嬉しいかというと、まずは当然ながら、大きいアプリをリセット要求に脅えずに使えること。必ずリセット食らう条件というのを実はつかみ切れていないのでいくぶんあやふやながら、食らった経験のあるMOREすべて、今のところ順調に安定動作している。なにより、余計な居座りがないってのは精神衛生上非常によろしい。これもWindowsに毒された見方かもしれんが。
動作が軽くなったかどうかとなると、さらに精神的な度合いが深くなる。少なくとも私には、絞る前後での速度差は体感できていない。喜多さんは切り替えが速いとおっしゃっているのだが、うーん、今のところ実感なし。第一アップデートしてから速くて速くて、少々の違いが気にならんのよなぁ。
一方ではちっちゃいものくらぶのいしかわおやぶんが"うっ"となっておられるわけだが、ご自身おっしゃるとおり、大丈夫棲み分けは可能。いしかわさんが考えているのは、起動しているものを自動検索して根こそぎ止めるものなので。
あ、しかし、気をつけないと。上述の仕様がE1独自かどうか未検証だが、恐らくMI共通だろう。ということは、アプリを全部殺してしまったらリセットされちゃう。無限ループ状態。決め打ちで行くなら、全MIシリーズ共通のまともな本体機能を、一本は生かしておかないと。あるいは見つけたアプリからランダムに一本残すか。もしくは、その停止MORE自体に終了機能をつけないってことだけど、なんとなく自己矛盾っぽいよなぁそれでは。このあたりは、ひたすらにエール。
ともあれプロセスツール、なんの問題もなく期待通りきっちり動作。お手軽軽快な環境改善ソフトとして、一気に常用MOREの仲間入りである。欲を言えば、起動したままで他のアプリに切り替えた時(他アプリを起動した時)、プロセスツールは終了してくれる仕様になっていた方がなんとなくコンセプトを貫いているように思うのだけれど、瑣末な問題である。ちょっと危なめのこういう環境改善ツール、根っから大好き。嬉しいかぎりである。
(2001/04/03)
(2001/04/03 追記)
さっそくながら、突っ込みが来そうなので追記。"通信メニュー"が本来なんであるかは、認識しております。なんでそれがE1に残っているか、ということで...。
(2001/04/04 追記)
縁側にへるつさんから情報をいただいたのだが、フォトメモリーを殺してしまうとその後起動できなくなるとのこと。当方でも確認できた。フォトメモリーアイコンにタッチしても、見事に何もおこらない。
他に影響受けるものはなんだろうということで、一応E1の本体機能は一通り試してみた。
フォトメモリーに加え、デジタルカメラモードが起動しないか、もしくは起動できても終了できない(カメラ画面の終了ボタンが効かない)。CE-AG06をお持ちの方は恐らく少数派と思われるので(私は持ち歩いてますが)、あまり影響はないだろうけれど。
他には、Marさんも報告されている通り、スケジュールの起動がやけに遅くなる(アクションリストも同じ)。こちらも、ZaSch2や月の予定表をお使いの向きにはあまり関係してこない話だろう。
で、他の機能は、見たところ一切影響を受けていない。各々起動してみただけ、なので確言はできないながら、どれもすぱすぱ動いているので、どうやら大丈夫そうである。
ということで、上記影響を受けるものを除いて、一括終了体勢完了。
(追記終わり)